思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

会津大川釣行(2017年10月3日)

2017-10-03 12:42:21 | 釣行記/Fishing Trips

行ってきました。会津大川へ。
現在休暇一時帰国で東京滞在中ですが、家内からお許しを頂き会津大川へ行く事にしました。
都心を05:32出発し、北千住発06:42のリバティ会津号(?)に搭乗。

都心から栃木にかけては曇り気味でしたが、野岩鉄道に入った頃には晴天が広がって来ました。

昔は06:30北千住発の普通列車だったのが、特急のような快適な車両になりました。全席指定です。

09:45に会津田島に到着。歩いて10分弱のこめや釣具店で日釣り券1,500円を購入。そこから真っすぐ丹藤橋へ向かいます。10時過ぎには釣り場に到着し、Sawyer Nymph 8'10''にPerfect 3 3/8、DT5F、3Xリーダー、そしてウェットフライのRamsbottom's Favouriteを結びます。ドロッパーは取りあえず無し。
そして、橋より下流に広がる広い瀬に向かいます。今日はここでウェットフライを試そうという魂胆。

水量が少ない、余り良い状況ではありませんが、まず最下流から始めて、多少水深と水流のある場所まで遡上し、葦の密生する川岸ギリギリに毛針を流せるように斜め上流に毛針を投げます。

毛針が真横を過ぎ、ドラッグがかかり始めたところで、コツコツとアタリ。そこで手を返して合わせるといきなり竿先がもって行かれます。兎に角余ったラインを大急ぎでリールに巻き込み鱒と対峙する体勢を整えます。ラインを巻き取りPerfectリールのドラムを手で抑えてプレッシャーをかけると、それを嫌う鱒はギュイーンとラインを引き出し大遁走。ジャンプはしないまでも、尾びれを水面に出しバッタンバッタンと抵抗します。鱒の頭を水面に出せば弱ると思うのですが、頭を出すところまでは至らず、力比べは続きます。それでもSawyer Nymphと3Xリーダー、それに10番の鈎という頼もしい組み合わせですので、慌てることはありません。鱒は遁走を繰り返しますが、段々と疲れが出て来て、遂に頭を水面に出しました。ここまでくれば後はもう少し。魚は遂に抵抗を諦め岸に寄せられました。それを何とかテレスコピックタモに入れゲームセットです。それにしてもPerfectリールはその構造上、回転するドラムを直接手で抑え追加のドラグを自在にかけられる優れたリール。大物鱒とのやり取りではその力を発揮します。
虹鱒は57cmで、口にはRamsbottom's Favouriteがしっかりとかかっておりました。

ホテルの部屋の照明で暗いのですが、今日鱒の口を捉えた毛針。結構散けてますが、マラードの下から赤、青、黄色のフェザーが覗いており、良い感じです。

下手な写真を撮って、出来るだけ早く回復出来るように水に戻し、鰓に水を通してあげると、暫くして川の真ん中に泳いで戻って行きました。

釣りを始めたのが10時半ちょっと過ぎ。鱒を釣ったのが11時過ぎ。その後は全然アタリが無く、川を遡上して行きます。
橋の一寸上流のところでチビ虹鱒を2匹釣りましたが、15:43発の電車で帰りたいので、14時過ぎには釣りを終了。まあ、大きな鱒をしょっぱなで釣ったのでもういいやという感です。電車釣行の何時ものスタイル、バックパックに竿袋。

実は楽しみにしていた釣行後のチャーシューラーメン。駅ビルの中のヴォーノさんで頂きます。イスラム教国では食べられない豚肉の滋味が口に広がり幸せを噛み締めます。

会津田島駅のマスコットでしょうか。赤ベコも健在です。

15:43発の下今市行きに乗り、下今市で17:32発のスペーシアに乗り換え。19時過ぎに浅草到着、更に地下鉄に載って20時近くに漸くホテルに到着しました。往復だけで8時間超の会津大川釣行。いやはや疲れましたが、良い思い出がまた出来ました。
因に、Sawyer Nymph竿ですが、今年のノルマンディー釣行2回、オーストリア釣行3回を経て、今回の会津大川釣行で、新品の固さが大分取れてきて、段々と特徴的なアクションが出て来たように感じました。竹竿は釣行を重ねることで調子が馴染むというか、角が取れるというか、良い相棒になったなという印象です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウェットフライの釣り(オース... | トップ | Mur川釣行(2017年9月15日〜17日) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

釣行記/Fishing Trips」カテゴリの最新記事