ドゥカティがモンスターのフルモデルチェンジを行った。
早速、市川店に試乗車が用意されたので試乗をしてみた。
アーバン、ツーリング、スポーツと変更できるエンジンマッピング、アーバンで走り出すと怠いから、スポーツに変更して軽いアクセルを開けると強烈な走りをする。
前方を見ると、新行徳橋でスピードの取り締まりが行われてる。
安全運転心がけなければ(^^)
さて、チェッカーフラッグが振られてしばらくすると、こうして熱心なファンがコースに雪崩れ込むのはイタリアと同じだった。
駐車場を出ると、地元の警察が対向側を一車線にして車をアウトバーンに導くから、鈴鹿のように渋滞することも無くスムーズに帰れたのは流石自動車先進国だ。
ＢＭＷ５２８のアクセルを床まで踏みつけてミュンヘンを目指した。ドイツの自動車専用道路は移動時間が読み易いので、その日の内にレンタカーを返却するのだ。
偶然、予約しておいたヒルトンホテルの近くにレンタカーの営業所があって、空港まで行くことなく時間内に返却できた。
ドイツの社会は朝が早くて、終うのも早いから注意が必要、日曜など日が落ちたころに食事の出来るところは限られる。
翌日からＢＭＷのレンタルバイクでツーリングを計画していたのだ。２００４年にはガーミンの純正ナビゲーションも存在しないから行き先も宿も決まってない旅の始まりだった。
ホテルにチェックインすると、フロントには観戦パスが届いていた。アメリカからイタリアと長い渡航期間だったので、日本を立つときに間に合わなかったのだ。
パドッククラブと呼ばれる
贔屓のティームのピットの上に設けられたラウンジのような空間、人気のフェラーリ辺りだと約４０万円とかなり高価だった。
その対価として、金曜から日曜までファーストクラス並みのホスピタリティが提供される。朝昼の食事やワイン、プログラムの合間にはピットウォークが許され、予選が終わればジャントッド監督やシューマッハ、バリチェロがラウンジを訪れてくれる。
専用の駐車場も用意され、辺りには各メーカーが発売されたばかりの新型車を展示して商談が始まる。
Ｆ１観戦はティームのホーターホームが並び、前座のワンメイクレースだってポルシェカレラカップだから、折角なら欧州ラウンドがいい。
記憶が古くなり、写真を探しながらブログを書き込んでるうちに旅の後半を思い出して来た。
モデナのクラシックなホテルに一泊、翌朝、電車でボローニャに戻って、定宿アマデウスに預けてあるスーツケースを引き取ってから、ボローニャ空港からミュンヘンに飛んで、空港から予約しておいたＢＭＷ５２８のレンタカーに乗り込んだ。
ネット予約した時はナビゲーション付きとあったので期待していたのだが、当時のナビゲーションはメーターの中に次に曲がる方向の矢印が出るだけ、おまけに言語をドイツ語から英語に切り替えるだけで1時間を要した。
この日は、日本からここからの旅を共にする相棒がシュットガルトの空港に来るので、迎えに行くことだった。
アウトバーンに乗ると、４車線のところは速度無制限、スタッドレスタイヤを履いた中級セダンでも時速２３０キロで走れる。（一応２１０キロ以上出さないでねと表記はあるが）しかし、飛ばせば飛ばしただけガソリンの減るのも早い訳だ。
空港に着くと、あろうことか大きなスーツケース二個を持って出てきたＯ氏、私の大小のケースを何とかかんとかトランクと後席に押し込んだ。いやはや、奮発して中級セダンを借りておいて良かった。
さて、週末はホッケンハイムでＦ１ドイツＧＰの観戦、近くに宿が確保できないので、カールスルーエという街に宿を取った。旅は続く・・・
