28年前の若かりし頃、RZ250で初めて筑波サーキットを走ってすっかりモータースポーツにハマってしまったが、資金難から二年半で活動終了。しかし、その体験がグッドウッド創業のきっかけにもなっと言っても過言ではない。
しかし、近年は二輪でスポーツ走行をする機会はめっきり減ったが、もてぎのフルコースをバイクで走れるなんてオイシイ話に私が飛び付かない訳は無い。
CCDカメラを持ち込んでの撮影も楽しみのひとつ、この日最後のスティントだから1198Sとコースにも慣れてきたようだ。
幾つになっても、自分のバイクを上手く乗りこなしたいと思う。有り余るパワーを誇るスーパースポーツだから峠を走るより、その持てるポテンシャルを試せるサーキットに持ち込むしかない。
初めて走ると公道のように景色が流れないので、スピード感が狂う。サーキットはライダーの視線から見れば、やたらコース幅が広くて殺風景な景色なのだ。
公道とは異なり、路面もいいから、いつもより深々とバンクさせられる。ハイスピードからの制動もコーナー手前に150m、100Mと距離が表示してあるから、それを意識して、少しずつブレーキングポイントを詰める練習をすると次第に慣れてくる。
ブレーキングからコーナーリングに入るスピードコントロールが肝心だが、最初から無理をしないこと。気負い過ぎす、リズミカルに走ると案外上達が早い。
ライディングパーティーの参加者は皆さん大人で、バイクを大切にしているので、ビギナーの緑から黄、赤ゼッケンの順ででクラス分けされていて、参加者のマナーも良く、これからサーキットデビューする人にはお薦めだ。
今回は K1300S にも試乗、オートシフターのアシストでライディングに集中することが出来て心強かった。
千葉店の大木マイスター、モトラッド市川若手の小川スタッフの三人でこれからコースイン、この笑顔こそビッグホリデーの証!