ユーロ4の規制に対応しながら、出力は215hp/11,000rpm、トルク 14.5kgm/9,000rpm、装備重量162kg(燃料なし)、ワールドスーパーバイクのワークスマシンのような取り回しのアクラボビッチのエグゾーストマフラーが特徴的だった。
カウルはもちろん、フレーム、スイングアーム、ホールまでカーボン製、エンジンも全てチューニングされ特別なピストンで圧縮比を高め、チタンのコンロッドやバルブまで新開発。
スライドコントロールなどの電子制御技術も進化している。サスペンションもオーリンズの特別な仕上げで、倒立サスも肉抜きするほどの徹底ぶりだった。
サーキット走行用のレーシングキットは無償で提供される。気になる日本仕様だが、来年からユーロ4対応モデルだから変更は殆ど無くなるが、日本の測定で207馬力表記とか、管長の長いマフラーで近接騒音も有利になったようだ。
世界500台限定で日本での価格は約900万円、日本には25台程度入荷するようだ。
この写真は全て私が現地で撮影したものだ。