以前から誘っていただいていたが、天気が悪かったり、仕事だったりで行けなかった DUCATI松戸の常連さんのツーリング参加した。
職業も年齢も様々な6人だったが、皆さんドカ松のツーリングで知り合ったようだ。共通することは、タイヤを端までしっかり使い切ることを生きがいにして、何より峠道が大好き!やはり、噂に違わぬ街道レーサー揃いだった。
先導のN氏の勝手知ったるコース、先導ペースも素晴らしくて私もマルチストラーダを駆り、あのヨーロッパツーリングのペースでブラインドコーナーに飛び込んでいった。
しっかりとサスを沈めてタイヤと路面の面圧を挙げると、本来のグリップ力を引き出して中途半端なバンク角の時よりもスムーズに曲がれる。欧州と違うのは、周囲の車のペースとの開きが大きいので、より神経を使わなければならない。速度無制限区間が残るアウトバーンの国ドイツでは、誰もが気軽に高速移動を楽しめる。峠だって、常識を無視した走りをしなければ、周囲のドライバーがバイクで走りを楽しみたいライダーに理解を示してくれる。欧州を訪れる度に、交通先進国との違いを感じてしまう。
走りだけでなくお楽しみもあり、夕食時にはバイク談義に花が咲き、夜遅くまで盛り上がった。夏に開催されるBMWバイカーミーテイングの事務局も勤める宿、アインスオオタニのご主人はバイクに理解があり、暖かくもてなしてくれた。帰りには戸隠で蕎麦を食べてから、去年BMWバイカーミーティングの帰りに走った新地蔵峠を経由、渋滞が始まる前の関越自動車道を走って帰路についた。