MVのF41000R 312に乗った。先週末は台風の影響で残念ながら多くのお客さんにご来場頂けなかったが、1098とF4 1000R 312に試乗できるという魅力的な試乗会を開催していた。
F41000R 312はカジバジャパンに借り出した試乗車で、走行距離も数百キロだし、ユーロ３規制の為7500回転でリミッター制限されているままだったので、その実力の70％程度だった。しかし、その高級感や今も褪せないタンブリーニのスタイリングに魅了されてしまった。
雨が上がった時間を見計らい、京葉道路を試乗したが、初期の750CCのポジションよりも楽になり（やはり、このバイクを買えるユーザーはお腹が出た中年なのだろう」見た目より乗り難くはなかった。この車名の312の意味は、テストで312キロの最高速が出たからだそうだ。でも、イグニッションONにすると、デジタルのメーターには何故だか320Kmと表示された。まあ、そんな細かいことはどうでもいいくらい全てが上質なイタリアンバイクだった。来年はスーパーバイク選手権にも参戦するそうだし、アグスタ伯爵が創業したこのバイクメーカーは永遠に不滅だ。
