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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

大國魂神社の鳥小屋・今晩7時ごろお焚きあげになられます!!

2011-01-08 08:44:59 | なるほど歴史塾

鳥小屋の「ボンデン」が晴天の中、映えますね!!



1月8日(土)
夜7時ごろから
大國魂神社で
古神札等と鳥小屋がお焚きあげになられます。

いわき駅に先月二十五日から飾られていました
「磐城平城の正月飾り」もお焚きあげされます。

この火にあたりますと無病息災の言い伝えで、
1年間風邪をひかないといわれています!!

一度ご覧になってみてください。

鳥小屋と田楽(でんらく)・・・内郷郷土史 下巻 P679より

旧正月十四日各ごとに、田や畑の一部に竹や樫の木などで、
八畳から十畳ぐらいの小屋を立て、十五歳以下の者が小屋長となり全てを司った。
夜になり小屋の中央に神を祭り、田楽・お神酒を供え、の人々の参詣を待つ。
村人は七小屋詣りと言って七つの鳥小屋を詣で、お賽銭を上げ、お神酒や田楽の御馳走を受けたりする。
こうして夜を明かして、
夜明けとなり、
正月飾りや古い神社のおふだなどを焼却する。
この時、神棚の持ちを人知れず焼いて食すれば「力持ち」となると言われた。
・・・
さらに七小屋を廻ってお詣りをすれば、この一年間風邪をひかないという言い伝えがある。
無病息災・家内安全を祈願する行事でいわき地方各地で行われた。

と書かれています。

田楽(でんらく)とは:
鳥小屋で食べる、こんにゃくに味噌をつけたもの。

石城北神谷誌
    高木誠一著

P95~98にかけて
明治から大正期時代の鳥小屋について詳しく書かれています。

正月も十二、三日ごろになるといずれの作でも七、八才より十三、四頃までの
子供たち等が一戸から藁二束」くらいづつ、竹藪のある家からは大小の竹を
取り交ぜて、十本位づつ貰ひ集める。
作中の者総出て、この鳥小屋をかける。




大國魂神社の鳥小屋・完成!!・・・Part2

2011-01-07 20:50:42 | なるほど歴史塾

大國魂神社の鳥小屋の完成!!
遠くに「甲塚」も見えます。


鳥小屋の中の神棚です。


いろりに自在鉤が・・・・・


囲炉裏も立派に出来ました。


天井もしっかりと。


床もあたたかいです。


火入れ式の後
火を燃やした風景です。

昨日、
大国玉神社の鳥小屋が完成!!
鳥小屋の中を撮影してみました。

火入れ式の後
鍋を作りましたが、デジカメが故障?
撮影できず・・・・・
残念なことに・・・・

撮影できませんでしたが、
3時間ほど鍋をつつきあいながら、
盛り上がりました!!


大國魂神社の鳥小屋・完成!!・・・いわき

2011-01-07 09:15:55 | なるほど歴史塾

幅3m四方。高さ3m。柱を太い竹で周りを萱で覆われた
立派な大国玉神社の鳥小屋が昨日完成しました。


昨年12月19日に骨組は完成させました。
そこに萱を立てていきます。


風は少し強かったが好天。
作業ははかどりました。


萱にすっぽり覆われました。


遠くに「甲塚」が見えます。


鳥小屋の中の自在鈎を吊るす縄を編んでいるところです。
農家の方の昔から伝えられている匠の技には感心させられます。


何人かで素早く編んでいきます。
丈夫な縄が完成!!


ほぼ鳥小屋が完成しました。
こんな立派な鳥小屋はどこにもないでしょう。


ますます飾り付けが・・・


のぼりが立てられました。


堂々とした「鳥小屋」が完成しました!!

好天に恵まれた昨日六日。
恒例の
大國魂神社の鳥小屋が完成しました。
12月19日・1月6日の2日間にかけて完成させるほど
堂々としたものです。
一度是非ご覧ください。

片寄総代長さんを中心に
約20名の氏子さんたちで完成させました。
いのしし君もこれで3年連続のお手伝いになりました。
上記のように作業を撮影してみました。

農家の方々の匠の技には
本当に感心させられます!!

完成後、
鳥小屋の囲炉裏で火入れし
自分たちで獲りました肉の鍋で盛り上がりました。
また豊間のえびすやさん持参の「ハタハタ・イワシ・秋刀魚」
を竹ぐしで刺し囲炉裏で焼いて食べ、飲む。
至福の時の中で心地よく酔い痴れました。

ドイツ滞在45年のKさん夫妻も飛び入りで参加。
盛り上がりに花を添えました。

小屋の中はPart2で・・・

片寄総代長さん・氏子の皆さん
ご苦労さまでした。

1月8日(土)夜7時ごろ
大國魂神社のうぶすな広場で
この鳥小屋は
古神札等と共にお焚きあげになります。
この火を被りますと
一年間風邪をひかないといわれています。
ぜひ参加してみてください。

「寛政十一年 農家年中行事」の

七日には

 

一.七日の七草は、
     (せり、なずな、
五行(ごぎょう)はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)、を摘んで、

     米に入れて粥とし、諸神に供える。
  この粥を給べ、年中の邪気を追い払う術である。
  人日(七草)とて、今日の儀は種(七種)のお祝いである。

※給べ:神さまから給わったものという意味で、この字を用いていた。

と書いています。


鳥小屋作りに参加・・・いわき

2011-01-06 06:43:27 | なるほど歴史塾

昨年12月19日はここまで
鳥小屋を作りました。

大國魂神社の鳥小屋は
今日これから
完成させます。
2日がかりの立派な鳥小屋になります。

寛政十一年 農家年中行事
一月六日。

一.六日には、

     
山入り
     
まず、
     
山の神へ、 
     
供え物をそなえ、
     薪を
(こ)

     鍬入り前にたくさん積み重ねておくべきだ。

  と書かれ
仕事はじめの準備をし始めています。


これから
鳥小屋作りに参加します。

 


柏原君残念な表情!!

2011-01-05 08:20:27 | 日記

いわきの生んだ歌人
天田愚庵の順礼日記・・・「明治の奥の細道といわれる」
の像を昨日を撮影。


天田愚庵の「巡礼日記」の由来が書かれています。

箱根駅伝の最終結果には
いわき市民としてはちょっと残念でしたが、
よくがんばりました。
いのしし君もパワーをいただきました。
ご苦労さまでした。

いのしし君の自宅から
歩いて15分のところにある高校を出た
柏原君(東洋大学)は今年も大活躍。
いわき市民も興奮しました。
この閉塞した時代には
幸先のいい2011年初めのニュースでした。

「てらやまへメール」さんが

http://terayamahe.seesaa.net/

柏原君のことをたたえてブログで書いてくれています。
ありがとうございました。
再録してみます。

「2011年01月02日

かしわばら

DSC06172.JPG



しわばら

んねんのやま

らわらと

ーんあうとまで

んらんうぃん 」
 

 

「「寛政十一年 農家年中行事」を読む」から

一月五日には

 

一.五日などは、
      少し暇になり、今年の家業(農作業)はいかにしようかと帳面を綴じてつくり、

   田畑の反別合計を第一に書き記しを決めその土地に合わせて、
     
早稲(わせ)中稲(なかて)晩稲(おくて)(もち)(うるち)(耕作)面積、
   肥
しのくばり、麦跡など、
      去年の耕作の(できあいをみて)さしさわりないようによく考えて
      土地の
善し悪しなどを帳面に記帳するのがたいせつだ。

 と仕事の準備を書いています。