「北斎展」を昨日鑑賞してきました。
10時前でしたが、
それなりに混んでいて
じっくりは鑑賞できず。
図録から。
保存状態が良いので、
200年以上たつのに鮮やかでした。
関連図書もあり
鑑賞しやすい。
期間中のイベントもかなりありました。
今週の26日(日)まで開催
(いわき市立美術館)ですので、
ぜひご覧ください。
「富嶽三十六景」「諸国名橋奇覧」「諸国瀧廻り」などの代表的な揃えものを始め
初期から晩年まで厳選された作品170点が展示されています。
いのししも「北斎」は何回かみているのですが、
今回の作品は
保存状態がいいのか色がきれいな印象を受けました。
戦争に負けるとはこういうことかと。
いいものは流出されるのだと。
こんなことも考えさせられながらの鑑賞でした。
「富嶽三十六景」の山下白雨
はよかった!!
良い作品を鑑賞した余韻で
学習の方は
「神」の時間はこなかった。
残念だが、
鑑賞してよかった。
葛飾北斎は
1760年(宝暦10年)9月23日に生まれ、
1849年に89歳で亡くなるまで
30回以上も名前を変え
風景画をはじめとした幅広いジャンルの浮世絵を生み出し
年と共に描写力を成長させた画家
としても考えさせられる絵師です。
又
皆さんご存知のように
その大胆な構図や描写は
欧米人を驚かせ
「日本ブーム」を播き起こしゴッホなどの「印象画」の画家たちに影響を与えたことでも
世界一有名な日本人画家としての存在感を示している画家です。
浮世絵とは
「憂き世(つらいこの世)」をいっそ楽しもうという
庶民の考えから生まれた「浮世」が語源といわれます。
浮世絵には
量産される版画と、筆で描く一点もの肉筆画があり
北斎は版画も肉筆画も両方に名品を残しました。
家での学習は今日で終了。
最後までやり切ります。
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