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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

「正岡子規の和歌の師匠・愚庵」を語る・・・天田愚庵の生涯を書いた西島雅博さん

2018-02-27 07:58:50 | いわきの講演会

今朝も寒いですが、
庭のボケのつぼみが
膨らんできました。


蒼天の風・・・西島雅博著 愚庵会発行
正岡子規の和歌に影響を与えた
愚庵の生涯を描いた小説です。
P591の大作です。
いわきの生んだ偉人ですので
もっと知られてほしいです。
たくさんの方に本も読んでほしいです。
ヤマニさん等で購入できますので。


愚庵を取りまく人々は
すごい人たちばかりです。

先日
天田愚庵の生涯・・・蒼天の風

を書いた
西島雅博さんが
資料集めに5年
創作活動に5年
その為4年前には
東京からいわきに移られて大作を仕上げました。

その執筆経過の講演会があり
参加してきました。

蒼天とは青空ですと。

現在では天田愚庵は知られていない。
いわき市民でも知る人は少ない。
松ヶ丘公園下に庵があるにもかかわらず。

いのししは
時々お邪魔しています。

江戸幕府崩壊→明治新政府の樹立→母と妹を探して20年旅する
(その途中で次郎長の養子にも)
漢詩.和歌としても知られるように。
正岡子規の和歌の先生のような存在にも。

西島さんは
愚庵に惹かれたのは
辞世歌の五言絶句の書とその内容に惹かれたと。

まもなく遷化する身でありながら気魄がこもり
ぐいぐいと迫ってくる力があり
思わず襟を正したと。
さらに
贈り物は辞退する
葬式はするな
塔は建てるな等
せけんではでは当然望む事を
きっぱりと拒絶し
本来無一物の世界に還って安らごうとする姿勢
に感銘したと。

その後、
愚庵の数奇な生涯を詳しく知り
益々興味を深め
小説を書くようになったと。

西島さんは
画家(書家・水墨)をされ
世界を回り描いている方ですが、
文筆家でもありますので
資料集めに5年
創作に5年をかけて
昨年蒼天の風
を出版されました。


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