庭の清掃を昨日から始める。
3時間ほど日中の暖かい時間を選んで。
あじさいなども青々していましたが、
しおれてしまいました。
上記の花が咲いていました。
寒さに負けず咲いていました。
なるほど歴史塾で現代訳した
長谷川安道著
寛政十一年
農家年中行事から
一.十一日は、
鍬入れ、野立ての初めである
元朝より飾り置いて拝み備え(たもの)は、
地神に備えるのに用いる。
お茶をのんで祝いごとをする。
一.12日は、
市神祭りある。
貴賤老若が白麻を買い求め「おめでたい」となづけて歳徳神(お正月の神様)に供え、
また、
今日より売り出し物も持ち出し、お金を儲けることにも
心がけなければいけない。
※市神祭り:「歳時民俗記」には平城下二丁目の市神祭りとある。
こどもたちが白麻を売り、
だるま市がたっていたとある。
一.13日、
鍬入れも過ぎれば、
農業にずいぶん精を出し田は、起こし返し、
畑は、
麦作春地も数度おこし返し土をこまかにしてゆく。
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一.十四日には、
小歳といって、餅をつき諸神は言うに及ばず
鍬・鎌・斧・臼(うす)・摺(する)臼(す)・土摺(どする)臼(す)・碓(からうす)
・磨(いしうす)、打(うち)杵(きね)・手(て)杵(きね)・唐萁(とうみ)
・ふるい・机・鑑・脇差・破魔弓・矢・羽子板・囲炉裏(いろり)の鎰(かぎ)
・扉・障子・襖(ふすま)にいたるまで、
餅を供える。
木まじない、野地焼き、鳥追は子供の行事である。
※「鳥追い」:「歳時民俗記」には、
「鳥遂ニハ男子ハ手々ニノトキぼんでんヲ振立て女子ハ羽子板ニ
四手ヲ持添へ、「ほういほういの鳥をば、かしら折って、
しほつけてさんどがしまえほういほうい」
とみえる。
これは「作毛ニ鳥ノツカザル除外ナリト」ある。
昭和20年代まで盛んだった「鳥小屋」がこれであろう。
一.十五日
暁に小豆粥供えて、歳徳神を送る。
舅に樽、魚を進上し、
これで正月が終わったことをのべる。
一.十六日は、
地獄の釜のふたがあくをいう。
念仏の講中は、
鉦、太鼓をたたいて、仏さまのお名を唱え、
後生を願うといえども十王堂に集まって、
殺生、偸盗(ちうとう)、邪淫、亡語、飲酒
の五戒を破ってはとんでもないことだと。
田舎一休の歌に
念仏は申さずとても正直に情や慈悲を念仏と云う
念仏をとなえなくても
正直に人情ぶかく慈悲をもってを生きることを仏道という。
と
お正月7日以降の行事が書かれています。
日めくりカレンダーから
☆神さまの貯金箱って
大きいね。
埼玉県 自営の方
お賽銭箱を見ての娘さんの一言でした。
小銭を入れるのを見て、
貯金箱と思ったようですね。
神さまも
お小遣いをためてるんだねって。
子どもらしい感覚ですね。
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