
日本経済新聞の「等伯」の新聞小説の切り抜きです。
良く書けています小説で毎日が楽しみです。
長谷川等伯を書く中で、
当時の権力者の信長の生き方などもリアルに表現。
「等伯」の小説の中で、
織田信長の延暦寺焼き討ちも少し前書かれていましたが、
太田牛一の「信長公記」
P123には「叡山御退治の事」として比叡山焼き討ちのことを
太田牛一は簡潔に書き残しています。
長谷川等伯は
同時代に生きていました自由人になろうとした画家でした。
ラトブ図書館にありました自由にお持ち帰りの中の1冊。
「失敗学」で有名な畑村洋太郎と山田眞次郎さんの共著
これは斬新な発想の本だった。
庭の「にんにく」はなかなか収穫にはならない。
6月収穫といわれていますが、7月にずれ込みそうです。
鉢植えからに庭に植えました「あじさい」の新しい品種。
花が咲きそうになりました。
TVで鎌倉の「あじさい」が紹介されていました。
どんよりした梅雨特有の
天気の今日です。
新聞はいのししの世代にとりましては、
必需品の一つなのですが、
大学の先生の話によりますと
現在、
超有名大学の学生でも新聞としての購読は5%といわれています。
新聞社の経営は大変ですね。
もちろん
ネットなどでも読めますので、
重要事項は読んでいると思うのですが、
新聞丸ごと読む習慣は
すたれつつあるようです。
いのししもネットで、全国の新聞を見ますので・・・・・
日本経済新聞(日経新聞)
一般的には経済紙としてのくくりとして考えられていますが、
現在では、
一般紙に近づいて、
読みごたえのある新聞に成長しているのではないでしょうか。
経済記事の詳しさはもちろんですが、
文化蘭の充実には目を見張るものがあります。
日経の新聞小説は
その充実した一つとして最近は特に注目されていますが、
現在連載されています「等伯」
安部龍太郎さんが書き
西 のぼるさんが絵を描いていますが
これがいい!!
安土・桃山時代から江戸時代初期に活躍しました画家「長谷川等伯」に
ついて書かれた小説で、
長谷川等伯は
国宝の「松林図屏風」や「千利休画像」「枯木猿猴図」「楓図壁貼付」などが代表作で、
狩野派のライバルとして君臨した大画家でいのししも好きな画家の一人です。
新聞小説は等伯だけでなくその時代の動きを
的確に書かれ、
いのししも数年前、
織田信長の根本資料の太田牛一作の「信長公記」・桑田忠親校注・・・新人物往来社
を1年かけて、
山名先生の講義で、読み切りましたので、
小説の場面と信長の天下取りへの戦いや政治の雰囲気のリアルさにに驚かされて、
毎日の新聞が今かと待ちかねている一人です。
西さんの挿絵も斬新で
新聞小説は挿絵で持っているといってもいいような出来栄えです。
これからどんな展開になるかですが、
「信長公記」と比較しながら、
これからも「等伯」の小説を楽しみたい!!
畑村さんの本の内容までは書けませんでしたが、
その中に今度の3・11を予見したようなことが書かれていました。
時代は変わってしまった。
↓
個人はどうすれば? 活躍する人材とは?
↓
これからの人材とは
自分でものを考え、新しい価値を生み出していく人間で、
「地頭」のいい人だと。
「逆演算能力」で頭の中に道筋を作る人だと。
今まで日本は「順演算」でやってきた。
たとえ話として
防災対策・・・建設現場において想定。
「順演算能力」では:
火元責任者を任命して、消防の訓練をやって、消火器を所定の位置においてというように考える。
「逆演算能力」では:
設備がうまくいかなかった場合、消火器が作動しなかった場合、
消火器が作動しても火元に届かなかった場合という具合に様々な場面が想定されます。
そうやって、「逆演算能力」で考えていくと、
最後は人的要因、組織運営といったところまで考慮にいれる必要があると。
そして、
今までの日本のほとんどの企業では、
逆演算能力で想定されるような出来事は
「あってはならないこと」をして考えることすら避けてきましたと。
そして
マニュアル通りに防災対策をしているから大丈夫と思いこんでいたのですと。
しかし実際に事故が起こるのは、
逆演算で想定されるような事態になった時です。
その結果が現在、
多くの企業で起こっている事故となって表れていると。
2003年4月発行
「大転換思考のすすめ」畑村洋太郎・山田眞次郎著・・・講談社現代新書P123~124で
今から8年前に
述べておられます。
これからの
人材や私達の生きる思考のヒントになる考えです。
こうした人間になる努力を!!
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