いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

太田治子さん・父・太宰治を語る!!

2010-07-31 11:57:29 | いわきの講演会
太田治子さん
淡々と父・太宰治を語りました。


28年間続いています「風の祭り」・・・縄文魂(じょうもんソウル)主催
第57回公演(津軽)
25日(日)いわき市平・エクセルいわきで行われ参加しました。

今回は
第1部:作家の太田治子さんのお話・・・父・太宰治

第2部:津軽三味線の佐藤通弘・通芳親子の演奏

第3部:フォークシンガーの三上寛の演奏

縄文魂(じょうもんソウル)

津軽や寺山修司の影響のもとで、
「縄文魂(じょうもんソウル)の会員の表現者と記核種に賛同する表現者とが
一堂に会し即興性を重視した実験的磁場において、
この現場でなければ生成できない、
固有で新しい芸術文化を南東北いわきで創造し、
広く国内外に向けて発信することを目的として開催します。」
で昭和58年8月に第1回を開催し、
59年からは年2回を基本として続きてきました。

進取の気性に富み、自己と時代を見つめ、
ひたむきに独創的表現世界を生きる
「音楽」「文学」「美術」「映画」「演劇」「舞踏」「芸能」などのあらゆる表現分野の
方々の協力で、
毎回独自の企画を製作し主催してきました。

いのしし君は7年くらい前から参加しています。
元・頭脳警察のドラマー石塚俊明さんが出ていると知ってからです。

通常ですと多くても50名以下なのですが、
今日は数え切れないほどが入場し
主催者側も喜びながらも大慌て!!

第一部の太田治子さん(作家)・・・小説家・太宰治の娘さんです。
父・太宰治が、神格化されていることに異議を申し立てた本を昨年出版され、
「明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子」・・・朝日新聞出版

今までなかなか父・太宰と向き合えなかったことなどを語りながら、
今回、
父・太宰の作品や過去のエピソードを
よく調べながら、
本当の太宰像を書いたことを話され、
参加者に感動を与えたのでは。

いのしし君の世代では太宰を読まずしてはいう雰囲気の方でしたから・・・・・
いのしし君もほとんどといっていいくらい作品を読んで影響を受けた作家ですが、
読み続ける中で、
女生徒・斜陽・「生まれてきてすみません」など太宰治の創作として有名ですが、
基本的には、
他人の日記等を利用してうまく時代に合わせる能力にたけた人なのではと
考えて読まなくなり、
遠ざかってきたものですから、
太田さんのお話にそれらが触れられたことにびっくりしました。

もう一度
太宰を読み直して理解してみたいと思います。

第2部は津軽三味線の佐藤さん 
 いつ聴いてもいいですね。  
 今回は時間が少なかった。
  メニューが多すぎました。

第3部は、三上寛さん
  今回は疲れのためか、 
 いつものパワーが欠けていたのでは・・・・

来年の公演は
平成23年1月15日(土)・・・場所は未定です。
魂の歌人・福島泰樹さんです。
楽しみですね。
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