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いわき・うぶすな広場だより

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白水阿弥陀堂と徳姫伝説・・・片寄平蔵生誕200年記念講演会から

2014-03-17 09:14:51 | いわきの歴史

白水阿弥陀堂。
パンフレットから。
平安末期の浄土庭園で
昭和41年9月に国史跡に指定されました。
いのししが子供のころには
この庭園は復元されていませんでした。


パンフレットにあります「阿弥陀堂」の写真です。


パンフレットから。
四季折々に訪れますと楽しめます。


「徳姫伝説」を解明する
古い順からの史料たちです。


「柳ノ御所遺跡」の墨書折敷の史料と解明した文書。


中世・奥州の略年表です。
コンパクトにまとめられています。


平安末期の奥州といわきの状況です。

先日行われました
片寄平蔵生誕200年講演会
最後は

白水阿弥陀堂と徳姫伝説

講師は
中山 雅弘先生(いわき市生涯学習プラザ副館長)でした。

国宝 願成寺 白水阿弥陀堂とは

約850年前、
永暦元年(1160年)3月、
鎮守守将軍藤原清衡の娘であった
岩城の国守岩城則道公の夫人徳姫が建立したと
沿革には書かれていますが・・・・・

徳姫とは誰?

結論として
中山先生は
清衡の娘の可能性が高いと。

 

1)徳姫伝説をさかのぼる

当時の全国的状況や
平安末期の奥州やいわきの歴史をコンパクトに説明された後
上記のような
徳姫を巡る史料を紹介されました。
徳姫伝説が生まれた経過を学べました。

2)平安時代のいわき

國玉文書の系図等を説明されながら
当時のいわきを活写いただきました。
なかなか
この当時のいわきの記録は少ないようです。

3 柳ノ御所遺跡の墨書折敷

折敷(お盆)をメモ帳代わりに使ったものが
柳ノ御所遺跡から見つかり、
1.170年将軍になった大宴会を開催した時に
参加者に絹織物を送った名前等が出てきた。
今後ともこのような史料が見つかると
解明されることも多くなる。

4 徳姫とは誰?

藤原清衡の娘の可能性が高いと。

中山先生
徳姫伝説のお話を
史料を基に解明。
ありがとうございました。

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