いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

正岡子規と愚庵にまつわる「柿」のお話・・・いわき

2014-09-04 08:45:13 | 家庭菜園

愚庵邸の「柿の実」です。
まだ小さく青い。


まだまだ青い実でした。


柿の木は
非常に高いです。
静寂で気持ちの落ち着く場所です。


柿の木の由来が書かれていまして、
下記に書いておきました。


愚庵邸です。
京都より移築されました。


電車が走りぬきました。

 

正岡子規と愚庵の柿の木についてのお話。

病床の正岡子規に
桂湖村に託して
愚庵邸の庭の柿十五を正岡子規に送った。
ところが返事が来ないことをうたった和歌。

まさをかは
まさきくてあるか
かきのみの

あまさもいわず

しぶきともいはず

それに対して、
正岡子規が

みほとけに

そなえし柿の

あまりにつらん

我にぞたびし

十あまり五つ

 

柿の実の

あまきもありぬ

かきのみの

渋きもありぬ

しぶきぞうまき

 

子規の短歌への移行が
見られる短歌として有名です。

 

京都の愚庵邸の柿の木は
既にありませんが
その実生を育てられたのが
写真の柿の木です。

中柴邸(平・仲間町)より移植されました。

これから
そば仲間と
かんぼの宿へ。

 

 

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