いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

債務不履行の場合の法的処理・・・身近な法律「民法」を知る・3回目

2021-01-03 13:00:47 | いわきの講演会

庭の
蠟梅(ろうばい)、2本がきれいに咲いています。


身近な法律「民法」を知る・3回目
第3回:債務不履行の場合の法的処遇
1:契約不履行が起きた時、債権者が債務者に対して取れる措置
 ①裁判外で話し合い、民事調停の申し立て、
 ②上の話し合いも調停もまとまらなかった場合、
  それでも債務者が任意に債務を履行
  ・債務不履行の代表的態様
  ・債権者が債務者に対してとる法的措置の3方法
   ☆債務そのものの強制実現(強制履行又は強制執行)
   ☆債務不履行による損害賠償
   ☆契約の解除

2:債務の保全方法
 ①(債務)の消滅時効
 ②債権者代位


有名な戦後のインフレ裁判。
円は円、名目主義(ノミナリズム)判決
昭和36年6月20日最高裁判所第三小法廷判決
昭和9年の10円は今でも10円だ!!

いのししは、憲法13条「違反」では?
と考えています。
皆さん憲法13条を読んで考えてみてください。


有名な
事情変更」の原則による契約解除は認めない武士堅気の
福沢諭吉の態度!!
新訂 「福翁自伝」岩波文庫より


今回の条文の一部から。

条文や
判例を見て考えると面白いですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

契約関係の始まりから履行終了まで・・・身近な法律「民法」を知る・第2回目

2021-01-03 12:53:56 | いわきの講演会

庭の蠟梅(ろうばい)がきれいに。


身近な法律「民法」を知る・第2回目
第2回目:契約関係の始まりから終了まで
1:条文の構造
2:甲乙間の不動産」(建物)売買について
 ①契約の準備段階(交渉段階)、次第に解約が熟してくる(熟度)
 ②契約の締結(締結)
 ③効果発生、債務の履行過程


契約関係を図解され、
わかりやすく説明されました。


条文をわかりやすく説明されました。
一部を載せました。

本格的に民法に入ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 民法への導き・・・身近な法律「民法」を知る・1回目

2021-01-03 11:07:43 | いわきの講演会

庭の
蠟梅(ろうばい)がきれいに咲き続けています。


長年続いている講座ですが、
昨年に続いて、
今年も参加できるようになりました。
特に今年4月からは
約120年ぶりとなる民法改正の年ですので
学ぶにはいい機会となりました。
昨年10回、今年も10回学びますと
民法の条文を読むのが楽しくなります。

講師は
東京大学名誉教授の米倉明先生です。
総合図書館には寄贈された米倉文庫がありますので
ご覧になるといいですね。


☆第1回:民法の導きと題し

1:この講座の目的
2:予備的な知識
 ①「法」と「法律」の区別
 ②日本法の法体系の中で民法典の占める位置
 ③司法関係の中での民法典の位置づけ
 ④民法典の法的ルールとしての法律

3:民法典の沿革
4:民法典の編成
5:近代民法典の4大原則
を学びました。


民法典の変遷


今回学んだ条文の一部を載せました。
条文の説明をされますので
わかりやすく理解できます。


社会あるところルール(規範)ありを図解で
説明されました。

昨年9月から今年2月まで
10回にわたり、昨年に続いて
「民法」に参加できありがたいです。

講師は
東京大学名誉教授でいわきの高校にも在籍され
現在はいわきにお住まいになり
総合図書館には蔵書を寄贈され
米倉文庫として市民の皆さんに活用されています。

昨年4月には
約120年ぶりとなる民法改正され施行されていますので
今回は特に興味を持って条文等を読み込みました。

条文を読むのが苦で読むのが楽しくなってきたようです。
あと4回ですが楽しんで参加してみたいです。

今回の講座は
毎回書きませんでしたので
今までの6回分を
順次載せてみます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

202年前・いわきのお正月・・・寛政十一年農家年中行事から

2021-01-03 10:50:22 | なるほど歴史塾

庭の風景から

お正月から今日3日まで、
穏やかで好天のいわきのお天気です。

「寛政十一年 農家年中行事」より

二日は、
村役人より始めて、分け隔て得なく、隣村の親類・近所の
付き合いの人々に、お互いに挨拶をする。
手足、無事息災に、年を取り身も心も軽く、
めでたさは随一である。

「三日までには、年頭のしきたりをすまして、
(次の日からの)」
 家業のことを待つべきだ。」

 

一.四日は棚さがしといって、
  元朝より飾ってある鏡餅などを下げて、茶事をしたり、
  いろいろ祝いごとがある。

 一.今日は、舅親(嫁さんの実家)へのお年始である。
   
舅の喜ぶ顔を拝むのは春の祝事だ。

   向こうでは、椀飯(おうはん)を整えて待っていてくれる。
  お舅さまは孫子を待ちこがれていて、
  悦んでくれるのは、
  「我が花聟の時、めでためでたの若松(様よ)と、

  枝(も)茂(りて葉も茂)ると祝うたのは(これ)只今のこと(をいうのか)」と
  白髪をふり立て、餅を焼き、柄銚子、盃をそろえてよろこんでくれる。

    祖父、祖母をおさめて、三助(召使)殿まで、お祝いをして、年中の辛苦を忘れ、
    姉妹、姪、甥も集まって いる中で、晴れ着の衣装や染め柄や子供の器量をほめる。
    祖父、祖母の喜び場面はお目出度いことこれ以上のものはない。

 と2日から4日までの行事を
 長谷川安道さんは書いています。

日めくりカレンダーから
☆あけましてありがとう
     富山県 会社員の方

元旦、「あけましておめでとう」とあいさつしたときの
3歳の甥っ子さんの一言でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする