いわき市生涯学習プラザに飾られていました生け花です。
お正月にぴったりですね。
いわきの考古学講いわき
今年度は弥生時代のいわきがテーマ
あたらしい墓の出現
講師は
大滝駿介先生でした。
人の形をした土器に入れたものは珍しいようです。
縄文時代からお墓は見つかっていますが、
弥生時代になってどう変化したのでしょうか?
縄文時代の屈葬ではなく
「伸展葬」になると。
再葬墓とは
一度埋葬した後、骨を取り出して
土器に入れて埋葬しなおしたものをいいます。
縄文時代晩期から弥生時代前期、東日本で見られます。
再葬墓の流れです。
木棺墓といわれるものです。
甕棺(かめかん)で
焼き物で作った棺を使って埋葬しました。
最初は、土器を使っていましたが、
専用の棺が作られるようになりました。
甕棺(かめかん)です。
土器棺墓です。
墳丘墓です。
もうすぐ古墳時代になる兆候が出ていますね。
天神原遺跡
弥生時代中期後半・・・楢葉町
土坑墓47基・土器棺墓24基ありました。
平窪諸荷遺跡
弥生時代中期~後期
方形周溝墓4基・土壙墓308基・土器棺墓8基見つかる。
平窪諸荷遺跡方形周溝墓です。
平窪諸荷遺跡土壙墓です。
平窪諸荷遺跡土器棺墓です。
弥生時代の新しいお墓とは
縄文時代にはなかった
墳丘墓・甕棺墓などに変化してきたと。
その後には
古墳の登場、火葬の伝来がありましたが、
主流は土葬でした。
火葬の定着は法令などの整備で定着したと。
少しづつ変化している様子が
理解できました。
大滝先生ありがとうございました。