名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋研究(1294);大野流向い飛車(佐藤大五郎)

2019-06-27 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190627

昭和42年12月、佐藤大五郎先生と第17回NHK杯です。

佐藤先生の大野流向い飛車です。

馬を作られても手得ですし、先手は自由に駒組みしやすいのですが、石田流にするのは初めて見ました。

駒組が進んで、ここから佐藤先生が仕掛けます。

端で香交換は強引な感じがします。1歩手に入れると86歩同歩85歩(85香)がねらいですが

大山先生が先に7筋を攻めて

桂頭は大丈夫でしょうか。

馬取りで跳ねられたので

7筋の反撃も利きました。銀交換は66角ですね。

それでも桂を取られそうです。

銀をさばいて好調ですが、

今度こそ桂が死んでいます。

54角は銀を打たれて駄目そうですが

香を打って素抜き筋をねらいます。

26馬と逃げられたら27銀ではなくて35歩。飛を使えるのですが危ないです。

金頭をたたいて

銀打が強打。これで決まったのでしょうか。45馬(32銀成同玉45桂)なら駒損のままで互角くらい。41同銀や42金引など悩みます。

大山先生は46歩だったので12歩成を利かされて

銀を取られました。今度こそ45馬かと思ったら

52同飛63馬は大損、でも36桂がありました。玉を逃げると危ないので

佐藤先生は36同馬同馬46飛と清算します。

ここで一段落。飛銀交換でも と金があるので損得なしくらいです。玉の堅さ攻め駒の数も全部互角くらい。

先に詰めろがかかるので佐藤先生の寄せ合い勝ちでしょうか。

42玉に51銀と使うのでは心細いです。33歩とか41銀打とか、王手をかけないで詰めろのほうが良いでしょう。

王手は結構続いて

角を成って詰めろ。

でも大山先生の59飛成は詰めろ逃れの詰めろでした。54歩の王手も悩ましく

32金を取って金を打てばまだ佐藤先生が有利でしょう。

26香の王手に27金というのが解せません。とっさに27歩に17歩を気にした(でも59金で問題なし)ものか、後手玉を攻めるのに1歩でも貴重だというものか。

56竜とされて26香を取り切れません。とりあえず55歩の王手から

後手玉を追っていきますが

ここで持ち駒無し。先手玉は詰みかねない(詰んでいるようです)ので15馬から

26香を取って

55香を打てましたが

桂頭玉は詰み筋がなくなっています。大山先生は少しゆっくり寄せることができます。角を打って

攻防(でも詰めろではない)の56飛には金を取って

詰ましました。

 

見ていて面白い攻防で、駒の振り替わり、両取りなどが多いです。私はこういうのを時間をかけて理解するだけでも大変ですが、こういう将棋を指せる友人がいます。頭の中はどうなっているのでしょうね。さすがに30秒では互いにミスがあるようでホッとしました。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1967/12/15
手合割:平手  
先手:佐藤大五郎7段
後手:大山名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 5六歩(57)
4 8八角成(22)
5 同 飛(28)
6 5七角打
7 6八銀(79)
8 2四角成(57)
9 4八玉(59)
10 4二玉(51)
11 3八玉(48)
12 3二玉(42)
13 2八玉(38)
14 4二銀(31)
15 3八銀(39)
16 6二銀(71)
17 5八金(69)
18 4四歩(43)
19 5七銀(68)
20 4三銀(42)
21 4六歩(47)
22 1四歩(13)
23 4七金(58)
24 1五歩(14)
25 3六歩(37)
26 5四歩(53)
27 7五歩(76)
28 8四歩(83)
29 7八飛(88)
30 8五歩(84)
31 7六飛(78)
32 4二馬(24)
33 3七桂(29)
34 5三銀(62)
35 6六銀(57)
36 8四飛(82)
37 9六歩(97)
38 5二金(61)
39 9五歩(96)
40 2二玉(32)
41 7七桂(89)
42 3二金(41)
43 2六歩(27)
44 6四銀(53)
45 2七銀(38)
46 5三馬(42)
47 3八金(49)
48 4二金(52)
49 4八金(47)
50 5二銀(43)
51 1六歩(17)
52 同 歩(15)
53 同 香(19)
54 同 香(11)
55 同 銀(27)
56 7四歩(73)
57 同 歩(75)
58 7五歩打
59 9六飛(76)
60 7四飛(84)
61 1三歩打
62 7六歩(75)
63 6五桂(77)
64 4三馬(53)
65 4五歩(46)
66 同 歩(44)
67 7五歩打
68 7二飛(74)
69 7六飛(96)
70 5五歩(54)
71 4四歩打
72 同 馬(43)
73 5五銀(66)
74 同 銀(64)
75 同 歩(56)
76 6四歩(63)
77 5四角打
78 6三銀打
79 4五角(54)
80 6五歩(64)
81 4七香打
82 2六馬(44)
83 3五歩(36)
84 同 馬(26)
85 4三歩打
86 同 金(42)
87 4一銀打
88 4六歩打
89 1二歩成(13)
90 3一玉(22)
91 5二銀(41)
92 同 飛(72)
93 6三角成(45)
94 3六桂打
95 同 馬(63)
96 同 馬(35)
97 4六飛(76)
98 同 馬(36)
99 同 香(47)
100 4四歩打
101 7四角打
102 5五飛(52)
103 5二銀打
104 4二玉(31)
105 5一銀打
106 3三玉(42)
107 4三銀成(52)
108 同 玉(33)
109 4四香(46)
110 同 玉(43)
111 4五歩打
112 5三玉(44)
113 4一角成(74)
114 5九飛成(55)
115 5四歩打
116 同 玉(53)
117 3二馬(41)
118 4三歩打
119 4九金打
120 2六香打
121 2七金(38)
122 5六龍(59)
123 5五歩打
124 6四玉(54)
125 4二馬(32)
126 5三歩打
127 7四金打
128 5五玉(64)
129 4七桂打
130 5四玉(55)
131 1五馬(42)
132 2四香打
133 2六馬(15)
134 同 香(24)
135 5五香打
136 同 龍(56)
137 同 桂(47)
138 3六角打
139 5六飛打
140 2七香成(26)
141 同 銀(16)
142 1七銀打
143 同 玉(28)
144 1六歩打
145 同 玉(17)
146 1五香打
147 投了
まで146手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20190626

2019-06-26 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

後手の指し手がおかしいので作戦勝ちが望めます。

A 46銀  B 35歩  C 88玉

 

第2問

 

飛を取られてちょっとしくじった感じがあるのですが、まだ有利です。じっくり攻めましょう。

A 74桂  B 34歩  C 23歩

 

第3問

 

角を取れたので有力な攻め筋は多い(どれも悪くない)ですが、これで良ければ十分です。

A 23と  B 34歩  C 64桂

 

第4問

 

後手玉の詰み、先手玉が詰まないというのが読み切れるでしょうか。

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大山将棋研究(1293);矢倉対雁木(二上達也)

2019-06-26 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190626

昭和42年12月、二上達也先生と第6期十段戦第5局です。

76歩34歩26歩(大山先生が居飛車?)44歩(うそ矢倉?)25歩33角というスタートです。

大山先生の68玉が早いということもあるのでしょうが、二上先生は居飛車です。

今は53銀型ではなくても雁木と呼ぶことが多いので、後手は雁木ということにしておきます。

73銀型の組み合わせは今の目で見ると珍しいのですが、昔はあったのでしょうか?大山先生は矢倉を目指し、金銀を手厚く構えます。

二上先生はその手厚い6筋を攻めようという感覚がおかしいです。しかも左銀で攻めようとしたので

大山先生が薄くなった2,3筋を攻めたくなるのはわかります。

攻めだけ考えるならば55歩は突かないほうが良いのですが

こういう形になると25飛があるので55歩を突いておいたのでしょう。

二上先生はやっと右銀を攻めに使えそうですが、ずいぶん手数がかかりました。

7筋の歩を交換するだけではさらに悠長です。

24歩の突き捨てを取らずに34歩を打ったというのが苦心の受けです。

24歩を角で払い

ちょっと落ち着いて駒組みです。大山先生は矢倉になり

二上先生も陣形を整備したいのですが、角を73か84へもっていくまでには手数がかかります。51角~42金右~33歩というのは囲いに手を入れたのですが

端を攻められて面白くありません。

なんだか後手番のほうが大山先生みたいな形にこだわらない受けです。

大山先生は86歩を受けないで54歩を突いたのは

矢倉が乱れたので損をしています。

ならばここで85飛~21歩成というつもりなのかと思えば

14同飛としたので飛が死にます。

飛香と金桂の交換は と金があるので少し得ですが、作戦勝ちはどこかに行ってしまいました。

玉を早逃げされて、と金攻めが間に合うかどうか。難しい形勢でしょう。二上先生としては86歩同金85歩同金93桂というのが攻め筋ですが、74金と出られるとやぶ蛇です。

36歩~37歩成は2手かけて桂を取っただけす。逆転はしていないでしょう。

53歩の王手に61玉と逃げたのが疑問手、小駒だけの攻めなので53同玉とすれば難しいです。

41と で角が死んでいますし、それが王手になるのが痛いのです。95桂は3手かけた期待の手ですが

後手玉が危険です。この と金も取れば35桂があるし

飛を走ったら56角が攻防で困りました。

66歩同金67歩なんて時間稼ぎの意味のない手ですが

大山先生は52金からばらして、飛を取りました。(これで形つくりになるから先ほどの66歩~67歩ということでしたか。)

角を取っても56角の利きがあるので先手玉は詰めろになっていません。ここで33と は詰めろ。

二上先生は王手が続きますが

(88玉の位置で)86飛の王手に合駒でも詰まないです。77玉のかわしに

かけるだけ王手で投了です。

 

二上先生は相居飛車でものんびりした序盤なのでしょうか?それとも大山先生のまねをしたという対策なんでしょうか。(私は最初に並べた時に後手が大山先生だと勘違いしていました。)まねついでに97手目53歩を同玉ならばわからなかったのですが、そこだけは残念です。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1967/12/12
手合割:平手  
先手:大山十段
後手:二上達也8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 2五歩(26)
6 3三角(22)
7 4八銀(39)
8 3二銀(31)
9 6八玉(59)
10 8四歩(83)
11 7八玉(68)
12 8五歩(84)
13 7七角(88)
14 4三銀(32)
15 8八銀(79)
16 3二金(41)
17 6八角(77)
18 6二銀(71)
19 5八金(49)
20 7四歩(73)
21 5六歩(57)
22 7三銀(62)
23 6六歩(67)
24 9四歩(93)
25 6七金(58)
26 5二金(61)
27 7七銀(88)
28 6四歩(63)
29 5七銀(48)
30 5四銀(43)
31 3六歩(37)
32 6二飛(82)
33 3五歩(36)
34 同 歩(34)
35 4六銀(57)
36 3六歩(35)
37 5五歩(56)
38 4三銀(54)
39 3八飛(28)
40 6五歩(64)
41 同 歩(66)
42 同 飛(62)
43 6六歩打
44 6二飛(65)
45 3六飛(38)
46 6四銀(73)
47 3七桂(29)
48 7五歩(74)
49 同 歩(76)
50 同 銀(64)
51 7六歩打
52 6四銀(75)
53 2四歩(25)
54 3四歩打
55 3五歩打
56 2四角(33)
57 3四歩(35)
58 4二角(24)
59 8八玉(78)
60 4一玉(51)
61 7八金(69)
62 5一角(42)
63 1六歩(17)
64 4二金(52)
65 1五歩(16)
66 3三歩打
67 同 歩成(34)
68 同 金(42)
69 1四歩(15)
70 同 歩(13)
71 1三歩打
72 2四歩(23)
73 1四香(19)
74 2三金(32)
75 1六飛(36)
76 1五歩打
77 同 飛(16)
78 8六歩(85)
79 5四歩(55)
80 8七歩成(86)
81 同 金(78)
82 5四歩(53)
83 2二歩打
84 1四金(23)
85 同 飛(15)
86 1三香(11)
87 2一歩成(22)
88 1四香(13)
89 2三歩打
90 5二玉(41)
91 2二歩成(23)
92 3六歩打
93 6五歩(66)
94 7三銀(64)
95 3一と(21)
96 3七歩成(36)
97 5三歩打
98 6一玉(52)
99 4一と(31)
100 9五桂打
101 5一と(41)
102 同 玉(61)
103 2三と(22)
104 6五飛(62)
105 5六角打
106 6六歩打
107 同 金(67)
108 6七歩打
109 5二金打
110 同 銀(43)
111 同 歩成(53)
112 同 玉(51)
113 5三歩打
114 同 玉(52)
115 6五金(66)
116 8四飛打
117 8六歩打
118 6八歩成(67)
119 3三と(23)
120 7九角打
121 9八玉(88)
122 8七桂成(95)
123 同 玉(98)
124 8八金打
125 同 銀(77)
126 同 角成(79)
127 同 玉(87)
128 8六飛(84)
129 7七玉(88)
130 6七金打
131 同 角(56)
132 同 と(68)
133 同 玉(77)
134 8七飛成(86)
135 7七銀打
136 投了
まで135手で先手の勝ち

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20190626今日の一手(その896);相矢倉の壁銀

2019-06-26 | 今日の一手

 20190626今日の一手

 

5月1日の名南将棋大会から、KさんとKさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。

 

 

一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。

先手の1歩得ですが後手に持ち歩があるので損得なしと見ます。

玉の堅さは同程度なのですが、先手玉は上からの攻めに強いが横からは弱い、後手玉は上からの攻めに少し弱いが横からの攻めにも対応できるという違いがあります。要するに88銀の壁がマイナスになるかどうか。

先手の攻め駒は25桂と持ち駒角で2枚。

後手の攻め駒は52飛か64銀が加わって、持ち駒角と合わせて2枚です。

 

総合すれば互角です。

 

☆ 大局観として

後手の棒銀というか早繰り銀というか、7筋の歩を交換して73銀~74銀~75銀と進んできた銀を追い返すために先手Tさんは壁銀で受けました。今度は中央に手を付けられて、とりあえずは桂を跳ねて反撃をみせたところです。

攻め駒2枚では足らないので、攻め駒を増やしたいところではありますが、薄い中央を攻められているのも気になります。

攻めるべきか受けるべきか待つべきか。方針がわかれます。

攻めるには先手玉が不安定なのが気がかりです。

中央を受けるか、玉を固めて待つか、というのが正しい選択でしょう。その前に手筋の利かしがいくつかあります。

 

 

○ 77銀とするのが

悠長なようでも一番指したい手です。49角18飛35歩47銀27角成88玉

馬を作られても矢倉に入ってしまえば戦えるのです。26馬33歩同桂同桂成同銀61角

これは互角くらいですが先手の右桂がさばけているという主張です。

 

飛を取ってもらえれば

18同玉48飛74角

飛車を取られた時には玉を囲っているのが生き、先手もちです。

 

後手が角を打たないで中央から攻めても88玉としてしまえば

十分に戦えます。変化は多いですがこんな感じです。

 

○ 61角は打ちたいところです。

62飛83角成29角

飛をピンされてしまうのですが、77銀38角成同馬59飛88玉19飛成45歩

飛香と角の交換とはなりますが、先手玉が堅く、反撃できますから十分でしょう。

 

61角に74角

という応手もあります。飛を取り合うしかありません。52角成38角成63馬

39飛68玉48馬77玉

どうにか対応できるようです。

 

もちろん61角に82飛ならば77銀です。

49飛18飛67角成

一応心配しなくてはならない筋ですが、67同金87飛成96角

これは後手の指しすぎです。

 

やはり後手は馬を作るのでしょうが

前に出てきた図と、61角82飛が入っているかどうかの違いです。61角はなかなか死ななないので有効な利かしでしょう。

 

 

△か× 83角では29角

飛をピンされます。77銀の時に後手が55飛とできるのが違いですが、57歩と受けて

56歩28飛57歩成29飛67と同金58飛成68金

これは何とかなっています。

 

ですが35銀

銀交換に応じにくい(35同銀38角成同馬35飛)ですから27銀か47銀ですが、26銀か46銀か24歩か、受けきれないでしょう。

 

 

× 実戦は35歩と攻めたのですが

35同歩同銀同銀同飛、なんて応じて萌衣らえるはずはありません。何度か出てきた49角を打たれたら、18飛35歩47銀27角成

これは1歩損して1手パスです。18馬同香49飛~47飛成というのを受けるために飛を逃げるようではいけません。

 

49角には39飛のほうかもしれませんが

58角成34歩56歩同金25銀

67桂があるので敗勢です。

 

実戦は35歩に55銀

この攻めは少し足が遅いですが、34歩に37歩

これを取れないので、結局飛を攻めに使えません。58飛57歩28飛56銀68金引49角

これも明らかに不利になりました。

 

 

△ 33歩同桂

これだけを利かしと見て77銀から固めておくのならば良いですが、単に桂を交換するのでは先手にマイナスが多いです。

 

 

△か× 68金寄55銀

金を寄ると49角が怖くない(39飛と逃げて良い)わけですが、中央から突進された時に当たりが強くなっているかもしれません。1手の価値としては小さめです。

 

△ 47銀と引けば

中央には備えていますが、25銀同歩55飛

59飛成と25飛をねらわれます。58飛同飛成同銀39飛69銀打

一応は駒得ですが、金銀5枚あっても先手玉が堅くないのがマイナスです。幸い後手から厳しい攻めがないのでこれからです。

 

 

△か× 受けの手筋は54歩です。

54同飛56歩55歩72角

これはうまくやったパターン。

 

でも54同飛56歩に29角が痛くて

先手玉が堅ければ(矢倉に入っていれば)何でもないですが、ここで28飛56角成では悪いです。

58飛35歩に47角

綱渡りの受けがあって大丈夫のようですが47同角成同銀36歩同銀37角

後手のほうが指しやすそうです。

 

☆ まとめ

相矢倉での壁銀はかなりの悪形です。端攻めや棒銀に対しての受けで時々は出てくるのですが、その後で形を直せないと不利になります。

戦いのさなかでは指しにくく感じるでしょうが、隙を見て77銀~88玉を考えたい問題図でした。

 

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大山将棋問題集20190625

2019-06-25 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

 

第1問

 

かなり危険な形です。自然な手で良いとは言えません。

A 36同と  B 15と  C 51玉

 

第2問

 

45銀で少し助かりました。

A 28飛  B 24角  C 82玉

 

第3問

 

合駒は?

A 72銀  B 62飛  C 42歩

 

第4問

 

後手玉は3手すき(64銀不成~61竜)です。3手すき(2手分指して詰めろならば良い)で迫ればよいですが難しい図です。多分2つは正解のはず。

A 67歩成  B 89角成  C 78銀 

 

 

 

 

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大山将棋研究(1292);四間飛車に位取り(山田道美)

2019-06-25 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190625

昭和42年12月、山田道美先生と最強者決定戦記念対局(山田先生が優勝)です。

大山先生の35歩は珍しいです。後手番ですから石田流になることもなく

3筋位取りの四間飛車という珍しい組み合わせです。

山田先生は位取りを目指します。

大山先生は玉を囲わずに73銀と受け

41玉?ここから居飛車に戻すのかと思えば

向い飛車にして

2筋の歩を交換しました。

かなり無理をしています。収まれば良いのですが

山田先生は当然反発して

25歩を取るのは気持ちよいです。

36歩も取りに行きましたが

26歩はちょっと嫌な手です。

と金を作られました。

大山先生の と金は下がっていきます。

山田先生は後手玉が不安定だからと決戦策です。

角交換から

飛を切って(34同飛は23角ですね)35歩を利かせて

43銀。寄せきれるでしょうか。ねらいは34銀成ですが、その前に45銀と捨てれば決まります。

25と には36歩、同と は45銀なので

51玉の早逃げに飛車を取り

31飛から33角成で二枚換え

結局は角歩歩と金桂の交換です。先手玉のほうが堅いので先手もちでしょうか。ここでは37桂~45桂~53桂成を目指すのが本筋のはずです。

山田先生の45銀というのがよくわかりません。45銀~54銀~63銀成のほうが37桂~45桂~53桂成よりも良いということでしょうか。82玉と早逃げされると54銀とは指しにくくて(72銀63銀成同銀同竜45角というような筋がある)

1歩持っているからと端攻めです。

大山先生は65歩から55角というのが攻防です。

自陣飛車を打ち

6筋をねらいます。山田先生は68歩と謝れば悪いけれど粘れたかもしれません。

63歩同飛54銀は強気の返し方です。

だけど56角を打たれるのは痛いです。大山先生は78銀を打って

強引に寄せて行きます。

でもこれで先手玉は詰めろ。受けても仕方なさそうで

そのまま終わりました。

 

大山先生の序盤が危険すぎたので、山田先生は一気に攻め切ろうと考えたはずです。うまくいっているような、最善を逃しているような、という結果でした。そこから気持ちを切り替えて互角の終盤と思えば、おかしな指し手は指さなかったと思うのですが。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1967/12/05
手合割:平手  
先手:山田道美8段
後手:大山名人
手数----指手--
1 2六歩(27)
2 3四歩(33)
3 7六歩(77)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5六歩(57)
8 4三銀(32)
9 6八玉(59)
10 3五歩(34)
11 2五歩(26)
12 3三角(22)
13 7八玉(68)
14 3四銀(43)
15 6八銀(79)
16 4二飛(82)
17 9六歩(97)
18 9四歩(93)
19 6六歩(67)
20 6二銀(71)
21 6五歩(66)
22 7四歩(73)
23 5七銀(48)
24 7三銀(62)
25 6六銀(57)
26 3二金(41)
27 5八金(49)
28 4一玉(51)
29 5五歩(56)
30 4三金(32)
31 5七銀(68)
32 2二飛(42)
33 7九角(88)
34 2四歩(23)
35 同 歩(25)
36 同 角(33)
37 4六銀(57)
38 2五歩打
39 3六歩(37)
40 同 歩(35)
41 3五歩打
42 2三銀(34)
43 2五飛(28)
44 3三桂(21)
45 2八飛(25)
46 2五歩打
47 3八飛(28)
48 4五歩(44)
49 5七銀(46)
50 2六歩(25)
51 3六飛(38)
52 2七歩成(26)
53 5六銀(57)
54 1五角(24)
55 1六歩(17)
56 2六と(27)
57 3九飛(36)
58 2四角(15)
59 3四歩(35)
60 同 銀(23)
61 2四角(79)
62 同 飛(22)
63 3四飛(39)
64 同 金(43)
65 3五歩打
66 同 金(34)
67 1五角打
68 3四飛(24)
69 4三銀打
70 2五と(26)
71 3六歩打
72 5一玉(41)
73 5四歩(55)
74 同 歩(53)
75 3四銀成(43)
76 同 金(35)
77 3一飛打
78 6二玉(51)
79 3三角成(15)
80 同 金(34)
81 同 飛成(31)
82 7二玉(62)
83 4五銀(56)
84 8二玉(72)
85 6四歩(65)
86 同 歩(63)
87 9五歩(96)
88 6五歩(64)
89 7七銀(66)
90 5五角打
91 3二龍(33)
92 6二飛打
93 3一龍(32)
94 6六歩(65)
95 6三歩打
96 同 飛(62)
97 5四銀(45)
98 5六角打
99 8八玉(78)
100 6四飛(63)
101 5三銀(54)
102 7八銀打
103 同 金(69)
104 同 角成(56)
105 同 玉(88)
106 6七金打
107 8八玉(78)
108 7七金(67)
109 同 桂(89)
110 6七歩成(66)
111 6四銀(53)
112 7七角成(55)
113 9八玉(88)
114 8九銀打
115 投了
まで114手で後手の勝ち

 

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大山将棋問題集20190624

2019-06-24 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

この場合の受けの形です。

A 33金  B 45歩  C 35同歩

 

第2問

 

どう受けますか?

A 31角  B 12銀  C 45歩

 

第3問

 

92香成は悪手でした。

A 86歩  B 98飛  C 41香

 

 

 

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大山将棋研究(1291);四間飛車に棒銀(二上達也)

2019-06-24 | 大山将棋研究

今日の棋譜20190624

昭和42年11月、二上達也先生と第6期十段戦第4局です。

大山先生の四間飛車です。

二上先生にしては珍しく、端を受けないで棒銀に出ました。

大山先生は袖飛車の余裕はないです。32金から22角というのは14歩が生きていて

金を使って受けました。こうなると二上先生は攻めにくそうですが

対振り飛車で15同銀というのは見た記憶がありません。

33金22角が重いから、2筋突破が間に合うと。

大山先生はその筋を回避して45歩(24歩同歩同香同金同飛88角成同玉33角)でしたが、二上先生の45同歩は素直すぎる感じがします。角筋を止めて66歩とか55歩とか77桂とか。

55歩35歩でまぎれてきました。

24歩は手抜かれて34金

角交換でさばかれて

と金を捨てて桂を取ったところでは二上先生の駒損は解消しているのですが、右辺の桂香香が残っているので仕掛けは失敗です。

38角をねらわれ

57歩を打って銀にひもをつけましたが38角から馬を作られます。

端攻めで勝負。

大山先生は端を受けずに桂を取って飛を追いかけたので、二上先生にチャンスがやってきました。

44歩から93歩成

香交換から99香~86桂を配置します。

大山先生は94に駒を足さずに84歩は危ない受けです。二上先生は飛を切って

後手玉を追い

王手金取り。

44馬が大きいので逆転したでしょう。ただし開き直って85歩にどうするかは悩ましいです。43馬(詰めろ)52飛同馬同金か、21成香か22成香か、重いけど82金61玉92香成か。

悩ましいところで92香成というのは一番筋が良いのですが、これは王手で抜かれます。大山先生が一番望んでいた順でしょう。

82金はあっても

桂を使われるのはしゃくですが、先手の攻め駒が3枚だけです。

二上先生は手が続かなくて92歩。

大山先生は桂を取ってから95桂

さらに96銀を打つのが攻防になります。あとはゆっくり攻めれば良く

銀を打って

自然に寄せて行きます。

87同桂成でも良かったのですが、95銀同玉96銀というのを一応警戒したか、87同桂不成で

86金も打って馬を切れば詰めろ、必至でしょう。

取っても詰みます。

 

二上先生が少し無理な仕掛けをしているのですが、大山先生が端を受けなかったので逆転しています。二上先生の92香成は迷った末のものか、単なるポカかがわかりませんが、惜しい将棋を落としました。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.41 棋譜ファイル ----
開始日時:1967/11/28
手合割:平手  
先手:二上達也8段
後手:大山十段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5八金(49)
8 4三銀(32)
9 6八玉(59)
10 4二飛(82)
11 7八玉(68)
12 6二玉(51)
13 9六歩(97)
14 9四歩(93)
15 3六歩(37)
16 7二銀(71)
17 5六歩(57)
18 7一玉(62)
19 6八銀(79)
20 8二玉(71)
21 5七銀(68)
22 5四歩(53)
23 4六歩(47)
24 1四歩(13)
25 2五歩(26)
26 3三角(22)
27 3七銀(48)
28 3二金(41)
29 6八金(69)
30 6四歩(63)
31 2六銀(37)
32 2二角(33)
33 3五歩(36)
34 3三金(32)
35 1六歩(17)
36 3二飛(42)
37 1五歩(16)
38 同 歩(14)
39 同 銀(26)
40 同 香(11)
41 同 香(19)
42 1三歩打
43 2六香打
44 4五歩(44)
45 同 歩(46)
46 4二飛(32)
47 5五歩(56)
48 3五歩(34)
49 2四歩(25)
50 3四金(33)
51 2三歩成(24)
52 5五角(22)
53 同 角(88)
54 同 歩(54)
55 3二と(23)
56 同 飛(42)
57 2一香成(26)
58 5六歩(55)
59 同 銀(57)
60 2七歩打
61 同 飛(28)
62 2五歩打
63 5七歩打
64 3八角打
65 2八飛(27)
66 4九角成(38)
67 9五歩(96)
68 3九馬(49)
69 2七飛(28)
70 3八馬(39)
71 1七飛(27)
72 2九馬(38)
73 9四歩(95)
74 2八馬(29)
75 4七飛(17)
76 3八馬(28)
77 4四歩(45)
78 同 銀(43)
79 9三歩成(94)
80 同 香(91)
81 同 香成(99)
82 同 玉(82)
83 9九香打
84 9四歩打
85 8六桂打
86 8四歩(83)
87 4四飛(47)
88 同 金(34)
89 9四香(99)
90 8三玉(93)
91 9二銀打
92 8二玉(83)
93 9一銀(92)
94 7一玉(82)
95 5三角打
96 6二金(61)
97 4四角成(53)
98 8五歩(84)
99 9二香成(94)
100 9八飛打
101 7九玉(78)
102 9二飛成(98)
103 8二金打
104 同 龍(92)
105 同 銀成(91)
106 同 玉(71)
107 9四桂(86)
108 9三玉(82)
109 9二歩打
110 9四玉(93)
111 9一歩成(92)
112 9五桂打
113 7八金(68)
114 9六銀打
115 7七馬(44)
116 9七歩打
117 8一と(91)
118 9八歩成(97)
119 9七歩打
120 8八銀打
121 同 金(78)
122 同 と(98)
123 同 馬(77)
124 8七銀成(96)
125 同 馬(88)
126 同 桂(95)
127 6八玉(79)
128 7九角打
129 7七玉(68)
130 8六金打
131 7八玉(77)
132 5六馬(38)
133 同 歩(57)
134 7七香打
135 投了
まで134手で後手の勝ち

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20190624今日の一手(その895);強い受け

2019-06-24 | 今日の一手

20190624今日の一手

 

5月1日の名南将棋大会から、TさんとKさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。

 

 

 

一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。

銀歩歩と金の交換で先手が少し駒損ですが、終盤なので無視できるくらいです。

玉の堅さは(相手の駒を考えず弐)先手のほうが少し堅いです。

先手の攻め駒は61角52金84銀で3枚。

後手の攻め駒は76竜と持ち駒銀で2枚。

総合すれば先手もちです。

 

何手で詰めろかを数えてみると、後手玉は73銀成で詰めろ、現状2手すき。(73銀成は取られるので不安ですが)

先手玉は87歩成が詰めろで現状は2手すきです。先手番なので寄せ合いは先手勝ちということにはなりますが。

 

☆ 大局観として

73銀成は同竜と取られるから難しい問題図です。何か工夫が必要でしょう。

うまく詰めろをかけることができるか、一度は守っておくか。攻防の手やしっかりした受け方があればよいのですが、順番に考えていきましょう。後手の攻め駒はまだ2枚、87歩成とされても3枚なので手段はありそうです。

 

 

× 実戦は73銀成です。

82歩成からの詰めろですね。でも73同竜85桂84竜

竜が移動したので2手すきくらいでも良さそうですが、うまい攻めが見当たりません。

 

 

○ 93銀成だと

72歩を打てば詰めろの2手すき。何かもらえばすぐに詰みます。そして歩を取ったので87歩成に77歩を打つことができます。

78と同玉87銀68玉74竜

72歩を打てませんが、62金(詰めろ)85桂52角成

まだ必至ではありませんが受けにくい詰めろです。83角71金同銀83成銀

攻め駒4枚なので何とかなるでしょう。

 

 

○か△ 77金として

竜を追ってみます。74竜93銀成87歩成

後手のほうが先に詰めろです。69玉72歩62金83角

うまく受けられたようですが75歩は入ります。84竜83成銀同竜74角

82竜71金同玉83銀

難しい手順ですが、後手の竜の利きを止めつつ攻めることはできました。先手有利です。

 

 

△ 68金右と固めると

87歩成93銀成

これは93銀成87歩成68金右と同じ図です。88銀69玉78と同金89銀不成

77歩78銀成同玉87金69玉

67竜59玉57竜58歩67桂49玉47竜48銀

銀を打たされて後手玉の詰めろは消えたのですが竜取りは残っています。62金72歩52角成を見て先手の勝ちのようです。ただ後手は88銀を打たずに受けに回ることはできます。

 

 

△ 69玉の早逃げは

87歩成同金同竜73銀成

これは先手の勝ちです。

 

後手は竜を7筋から移動できません。87歩成同金には78銀

59玉87銀不成77歩74竜93銀成

72歩62金83角

これは前の変化で出てきた75歩を打てないので難局です。

 

先手は怖くても77歩を打たずに93銀成として

72歩をねらいます。79竜48玉49金38玉29金59歩

先手玉は詰まず、勝ちのようです。

 

となれば後手は何もせずに72歩から

受けたらどうか。93銀成87歩成68金左82歩62金83角

後手玉を寄せきれず先は長いです。

 

 

△ 68玉だと少し違います。

87歩成同金に78銀が無いのはよいけれど、72歩93銀成87歩成

68金左とかわせません。

 

ですから93銀成の前に77金74竜と追って、93銀成83角

75歩は打てるけれど、前に出てきた図(最初に77金の変化)は69玉型で62金87歩成が入っていたという細かい違いがあります。攻めの手62金を指していないのでより攻めにくいです。

 

 

× 77桂87歩成では

はっきり損です。68金右78と同金72銀打

角を手に入れて57角をねらわれています。

 

 

○ 「次の一手」問題のような回答は26飛です。

26同竜73銀成

後手玉はほぼ必至です(83角でもう少し続きますが)。

 

26飛は取れず、74竜に86飛

85歩93銀成86歩72歩

これは必至です。

 

やはり後手は飛を取れず72歩と受けます。

飛を逃げていても良いです。76飛と捨てると同竜62金

83角同成銀82飛とすれば長いのですが

82同成銀同玉71金同玉51飛

72角成以下の詰めろです。74竜でも53角から詰むようです。62金ならば43角成が王手竜取りです。

 

☆ まとめ

後手玉はずいぶん危険な状態でした。44金33銀が遊んでいることからもわかります。

素直に93銀成で72歩をねらい、後手が回避したら62金~52角成でぴったり間に合っています。これが普通の模範解答です。

一発で決まるのは、後手の76竜の筋がずれて73銀成とできれば先手の勝ちです。つまり69玉87歩成同金とか、68玉87歩成同金というのは先手の勝ち。

とはいえ後手が気が付けば抵抗してきます。手順の中で93銀成を強制し、72歩~74竜~83角あるいは72歩~87歩成~82歩を間に合わせることができるか、そういう攻防は難解です。

26飛が竜取りになる強い受けで、飛を取らせている間に寄せることができます。左翼に移動すれば攻防だとも言えますね。これは攻め駒が3枚から4枚になるわけですから、後手は受けにくかったというわけです。

 

 

 

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大山将棋問題集20190623

2019-06-23 | 大山将棋研究

後手番中原先生の手を考えます。

第1問

 

63飛成があるので忙しいですが、この手で大山先生を迷わせます。

A 51香  B 24香  C 64香

 

第2問

 

まだ後手玉は安全なので攻めかかります。

A 56馬  B 57角成  C 67金

 

第3問

 

まだ難しそうですが、これで勝ち筋です。

A 35金  B 24銀  C 29飛成

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