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名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
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SS4-13 ゴキゲン中飛車(92)

2025-04-17 | 基本定跡の研究

もっと戻って、66銀としていたところを68金

ちょっと手堅く指そうとした実戦例もあるのでしょう。51飛に35歩同歩38飛

安心して3筋の歩を交換できるようですが、中村先生の解説通り、44歩に35飛は45歩同銀48歩

があるので失敗です。後手に44歩を突かれたら66銀と出ておくくらいです。ですから68金自体は不十分な指し方なのでしょう。

戻って

64歩35飛63銀37桂72金96歩94歩36飛74歩

中村先生の解説では、一局だけれど先手が勝ちにくいとされています。でも評価値は+365、明らかに先手の作戦勝ちです。66銀22角58金上14歩55歩

昨日調べた66銀~55歩と似ていますが、この図の評価値は+378もあります。後手としては左の金銀を使いたいのですが、42金には24歩同歩45銀

32銀ならば54銀52銀97角

42金が浮いているので端角が有効になります。61飛45桂 (53桂成ねらい) 34歩65銀引

63銀34飛

先手が好きなように攻めていて、後手は何とか耐えられるかという手順ですが、この図の評価値は+400の先手有利です。

こう進めば先手が良いのですが、68金自体は手堅いという感じでもなく、66銀と出る方が良いでしょう。

昔の感覚では先手の2枚の銀の評価が低いようですが、うまくいけば飛角銀銀桂で制圧して攻めることができます。後手は左の金銀を使いにくいので、形勢は先手が良くなるでしょう。

 

 



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