大石先生は「ダイレクト向い飛車最新実戦ガイド」という本も出版しています。実戦解説が中心ですが、講座もあって
94歩の形で角を交換します。
先手が65角を見送って、玉を囲ったらどうか。
端を受けたので最初のころに調べた図と合流しました。24同歩同銀36銀に32金とする。
これは「ダイレクト向い飛車徹底ガイド」のほうにも少し載っています。58金右35歩25歩39角
何とも激しいことになりました。38飛36歩24歩
24同飛39飛28飛成
大石先生は意見が分かれると書いていますが、評価値は+200で先手良し。19香を取られて、香歩と角の交換+竜になるのですが、まだ先手が駒得だということでしょう。
実戦ガイドのほうでは
これまでの58金右ではなくて、先手から25歩を打つほうを解説されています。実戦をもとにしているようで、33銀58金右14歩16歩44歩88玉
ここで54角を打ち、26飛と浮く。
この図の評価値は+110です。後手の指し方が岐れて、42銀56角33桂68金寄43角78金上54歩66歩21飛17桂23歩
この進行で優劣不明だとされています。評価値は+215なので先手の作戦勝ちというところでしょう。指し手は難しいですが。
戻って
15歩同歩18歩同香35歩同銀28角成24歩
多分こういう変化を考えたということなのでしょう。そのために54角を打ったという流れかと。でもこの図の評価値は+288の先手良し。大石先生は後手自信なしとしています。
また戻って
感想戦で (先手佐藤天彦先生に) 指摘されたのは65角で、47銀35歩56銀54角
後手まずまずと書かれていますが、評価値は+174の先手ペースです。AIに聞いてみると、45歩同歩68金寄46歩78金上
玉を固めて待ちます。15歩24歩16歩
16同香同香55銀65角 (18角成より優る) 45角
24飛同飛同銀34角51金44銀
これくらいの進行で、評価値は+257の先手ペースです。
後手は54角を打ってもうまくいきませんでした。
戻って
ここでは27歩同飛38角26飛65角成が良い手順のようです。
1歩損で馬を作ってもだめな時も多いですが、この図の評価値は-37、わずかに後手に振れています。43馬~35歩同銀25馬のような手段も見えますね。
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