9筋の位を取る形の
ダイレクト向い飛車で、78金88角成同銀22銀に
24歩同歩同飛は難しかったので、先手は48銀と自重してみます。33銀36歩22飛65角
74角同角同歩75歩
これを72飛と応じる変化を大石先生は書いているのですが、35歩と突かれてみると
後手がまずそうです。32金34歩同銀24歩同歩同飛23金
以下は手順を省略しますが
この図を後手自信なしと控えめに書いています。評価値は+1002で先手優勢です。後手番で手損して、9筋の位も取っているのですから、居飛車に戻したら悪くなるのが道理ですね。
戻って
ここは72金74歩64歩46歩62銀47銀63銀
銀で歩を取り返すのが優ります。以下AIの最善手順を追いかけるとこの図になって
評価値は+47、互角ですが先手としては面白くないです。その原因は、先手が早く78金としたのに、収まって対抗型になってしまい、9筋の位を取られているからでしょう。
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