後手32銀型で飛をさばく形の続きです。
先手は56同歩が有力で、後手から角を交換されても戦えました。交換しない形は56同歩同飛66歩
すでに68銀としているので、66同飛や66同角は怖くありません。54飛67金44歩96歩94歩77角43銀88玉
後手は角頭をカバーするために飛を一度54に引いています。51飛78金32金57銀上54銀35歩
想定手順なので必然とは言えませんが、先手は銀2枚を前に出して中央で戦います。3筋が薄くなったら手を出しましょう。45歩34歩44角37銀43銀
36銀34銀24歩同歩同飛23金
28飛26歩56銀33桂35歩
35同銀同銀同角36歩44角32銀
こんな調子で戦います。薄いようでも5筋は平気なようで、飛と銀2枚で戦い、持ち歩を生かします。後で角を使えば有利になるでしょう。この図の評価値は+283の先手良しです。
定跡化するには実戦を重ねなければいけないのでしょうが、最初にやった、先手から角を交換する形よりも指しやすいです。
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