青野先生の定跡本に別の変化が書いてあるので追記します。
55歩の仕掛けに、55同歩65歩を同桂と取る形で
65同桂66角64銀56金に53銀上
以下は互角であるという結果でしたが、定跡本ではこの53銀上ではなくて54歩を推奨しています。(77桂同桂成同角は先手が指せるとしているのが誤りです。)
54同歩66角同金22角67歩
後手は歩切れなので54歩を取りに行くのですが、定跡本には書いていないけれど、63銀には71角83飛26角成
馬を作るほうがわかりやすく、評価値は+168の先手ペースです。
ただし本に書いてある36角も良い手です。
後手の動き方が難しいのですが、本に書いてある順では42金寄77桂同桂成同銀 (ここから先のの変化も多い)
65桂68銀52飛53歩成
53同金45桂54金55歩
55同銀65金同金33桂成
派手な順で銀を取ります。33同角63角成46銀89飛55角
ここは馬飛交換をすると36桂から攻められるので、45銀と打っておくのが正しくて先手が指せるとしているのですが、ちょっともったいないので、AIの推奨は53歩92飛18玉
これで先手有利だと訂正しておきます。
いずれにせよ後手の65歩急戦はうまくいかないというのが定説で、間違いは無いようです。まあ後手番ならば仕掛けないで千日手もありですが。
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