名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-3 先手三間飛車に65歩急戦(3)

2023-11-27 | 基本定跡の研究

青野先生の定跡本に別の変化が書いてあるので追記します。

55歩の仕掛けに、55同歩65歩を同桂と取る形で

65同桂66角64銀56金に53銀上

以下は互角であるという結果でしたが、定跡本ではこの53銀上ではなくて54歩を推奨しています。(77桂同桂成同角は先手が指せるとしているのが誤りです。) 

54同歩66角同金22角67歩

後手は歩切れなので54歩を取りに行くのですが、定跡本には書いていないけれど、63銀には71角83飛26角成

馬を作るほうがわかりやすく、評価値は+168の先手ペースです。

ただし本に書いてある36角も良い手です。

後手の動き方が難しいのですが、本に書いてある順では42金寄77桂同桂成同銀 (ここから先のの変化も多い)

65桂68銀52飛53歩成

53同金45桂54金55歩

55同銀65金同金33桂成

派手な順で銀を取ります。33同角63角成46銀89飛55角

ここは馬飛交換をすると36桂から攻められるので、45銀と打っておくのが正しくて先手が指せるとしているのですが、ちょっともったいないので、AIの推奨は53歩92飛18玉

これで先手有利だと訂正しておきます。

いずれにせよ後手の65歩急戦はうまくいかないというのが定説で、間違いは無いようです。まあ後手番ならば仕掛けないで千日手もありですが。

 


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