さて、実戦をして、棋譜をつけて、あなたの次の課題は何でしょう。これは自分に聞くのです。
どうやったらもっと強くなれるだろう?
知らない定跡に持ち込まれるとどうしたらいいかわからなくて困った。というなら、対策となる新しい定跡本を探して並べてみます。今はいろいろな定跡を書いた書籍があります。しっくりくる戦法なら使ってみます。めったにそう指されることはない戦法だとわかったら、概略だけ読んでおけばいいのかもしれません。
定跡の知識が増えていけば、序盤の数手からこのパターンはこういう戦法をする、という戦略が立てられるようになります。自分だけこの定跡に詳しくて、すくなくとも中盤までは有利に進められる、そういうものをいくつか持っていれば心理的にも優位に立てますね。
定跡まではいいけれど、そのあとがわからない、いいはずなのに負ける。というのが課題なら、棋譜並べをしましょう。米長の将棋も覚えたら、ほかのテキストを手に入れます。将棋世界や週刊将棋あるいはネット中継や新聞の将棋欄なら、最新の棋譜が手に入ります。最新ならいいというわけでもなくて、流行がありますから、少し古いもののほうがあなたの目的にはピッタリかもしれません。将棋年鑑なら少し古いものが古本屋で手に入るかもしれません。書籍になった実戦集もあります。気に入った棋士のものが出ているといいのですが。
棋譜を覚えるまで並べてみます。この局面はこういう手がいい、というのが思い浮かぶようになります。正しい手が1手わかるなら読まなくてもいいのです。
指したい手が正しいかどうか判断するために、手の読める人なら先の展開を考えます。手は読めなくても情報検索の得意なあなたは正しそうな手が自然にわかります。知識が蓄積されていけばどんどん強くなります。正しい手をインプットするために棋譜並べをするのです。
そして形勢判断が正しくできるようになれば間違いが少なくなります。
将棋の上達法則、連載が長くなりました。明日はとっておきの訓練方法を書いてひとまず終わりにしますね。
どうやったらもっと強くなれるだろう?
知らない定跡に持ち込まれるとどうしたらいいかわからなくて困った。というなら、対策となる新しい定跡本を探して並べてみます。今はいろいろな定跡を書いた書籍があります。しっくりくる戦法なら使ってみます。めったにそう指されることはない戦法だとわかったら、概略だけ読んでおけばいいのかもしれません。
定跡の知識が増えていけば、序盤の数手からこのパターンはこういう戦法をする、という戦略が立てられるようになります。自分だけこの定跡に詳しくて、すくなくとも中盤までは有利に進められる、そういうものをいくつか持っていれば心理的にも優位に立てますね。
定跡まではいいけれど、そのあとがわからない、いいはずなのに負ける。というのが課題なら、棋譜並べをしましょう。米長の将棋も覚えたら、ほかのテキストを手に入れます。将棋世界や週刊将棋あるいはネット中継や新聞の将棋欄なら、最新の棋譜が手に入ります。最新ならいいというわけでもなくて、流行がありますから、少し古いもののほうがあなたの目的にはピッタリかもしれません。将棋年鑑なら少し古いものが古本屋で手に入るかもしれません。書籍になった実戦集もあります。気に入った棋士のものが出ているといいのですが。
棋譜を覚えるまで並べてみます。この局面はこういう手がいい、というのが思い浮かぶようになります。正しい手が1手わかるなら読まなくてもいいのです。
指したい手が正しいかどうか判断するために、手の読める人なら先の展開を考えます。手は読めなくても情報検索の得意なあなたは正しそうな手が自然にわかります。知識が蓄積されていけばどんどん強くなります。正しい手をインプットするために棋譜並べをするのです。
そして形勢判断が正しくできるようになれば間違いが少なくなります。
将棋の上達法則、連載が長くなりました。明日はとっておきの訓練方法を書いてひとまず終わりにしますね。