淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

梅雨の晴れ間    [681]

2015-06-22 22:23:12 | 油絵
      
           街中の公園  油彩  F10
           梅雨の晴れ間に描いてみた

 
      田植え前の水田を、燕が影を映すように水面すれすれに飛び交っている。
     川沿いの桜並木は、格好の散歩コースで、毎春楽しませてくれている。
     並木の途切れた所には、新しく20本ほどの若木が植樹されていて、その1本ごとに、寄進した人の
    名前と「ひとこと」が書かれたカードが掛けられている。
     どの木の「ひとこと」もよく考えられていて、ほほえましいものが多かった。
     残念なことに、そのうちの数本が枯れていて、その木のカードの文字は風雨でかすれているが、
    「喜びは自分でつくる」と読める。
     花をつけることなく若木は枯れたけれど、この言葉は生きている。