今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

劇団四季「オペラ座の怪人」見て来ました

2006年11月26日 21時57分14秒 | ins Theater
劇団四季、初めて見て来ました。

これまで、
映画でしか知らなかったので、
生「オペラ座の怪人」も初めて。

クリスティーヌが、私の好きなCD韓国版
イ・ヘギョンさん系の
西珠美さん、私好みの歌声で、良かったです。

クリスティ-ヌの何がイイって、
最後、ファントムの地下室で、
ラウルを守るために、ファントムの前に両手を広げて立ちふさがるところ。

クリスティーヌの幼さと、
ラウルが好きな気持ちが如実に表れたシーン。
この立ちふさがり、があれば、
映画版クリスティーヌ、二股疑惑、抱かれなかったのにね。

あと、声質も歌声も好きなのが
ムッシュ・アンドレ。
私はこれまでのCDだと、アンドレより、
フィルマンの方が好きなのですが
今日は、ムッシュ・アンドレ!
寺田真実さん。

カルロッタの
岩本潤子さんの不安定な歌い方って意外と難しいと思うのですが
盛りの過ぎた歌手加減が
上手いなあと思いました。

怪人:佐野正幸さん
ラウル:北澤裕輔さん

怪人て、あんなに、キザキザな身振りでしたっけ、
そして、ラウルって、笑われキャラだっけ、、、。
センス・オブ・ユーモアの国だから、、、。

お二人とも、文句のつけようもない歌唱。
山口祐一郎さんの後輩路線を歩んでらっしゃるんですね。

でも、私、来日公演版「ジキル&ハイド」のチョ・スンウさんより
リュ・ジョンハンさん派なので。

オペラ座の怪人、日本語でもう一度見たいかと聞かれると黙る。

クリスティーヌは、西さんで観たいです。
ラウル&怪人は別の方で四季の人材を拝見したいです、、、。

他の方の、ブログを見ていたら、
「壁抜け男」を観たくなってきました。

映画「RENT」もそうですが、
映画「オペラ座の怪人」って、意外とドライに作られていたんですね。

映画「RENT」のDVD。
監督・ロジャー・マークの音声解説を聞くと
映画って、かなり綿密に、自然に見えるよう入念に作られていると分かりました。
ミュージカルって、意外と「情」で作られているんですねえ。
雰囲気とか、勢いとか、、、。
今頃、気づくな、、、。

閑話休題。
舞台で、チラチラ登場する、ファントムのオールバック。
ファントムが帽子かぶって登場すると、つい、
トランプマン@なるほど・the・ワールドを彷彿としてしまったのも、
オペラ座の怪人の世界に没入できなかった一因かと。

オペラ座の怪人、映画で予習をしようなんて思わず、
いきなり舞台を観に行ったほうが
素直に仕掛けが楽しめていいかもしれません。

次々繰り出される舞台装置の仕掛けが見所なんですが、
墓場にて、ファントムがラウルに向ける勢いのない
打ち上げに失敗した花火のようなものは、何、、、。
威嚇にしては、スピード、ゆっくりすぎ、、、。
ラウルを小バカにしているのかな、、、。

発明家と豪語される割に、発明にしては、しょぼく感じられるんですが、、、。

韓国来日公演版「ジキル&ハイド」で、メラメラ燃える炎を見た後だと、余計、、、。

閑話休題。
暗闇の中で光る
ファントムのツヤツヤなオールバックが気になってしまいました。
あの髪型、どのくらいの量の、どんな材質で固めているんだろう、、、。

韓国で、リュ・ジョンハンさん、ファントムやってくれないかしら、、、。
あの半分お面の顔をみていると、
リュさんに見えてくる、、、。

あと、キザキザなファントムの身振り、
Uwe様で、観たいです、観たいです、観たいです。

あのキザキザな身振りを
お笑い出身と言われるマイケル・クロフォードがやっていたのか
と思うだけで、笑っちゃって。

いきなり、日本でもお笑い要員と思っていた芸人さんが
舞台でファントムのキザキザ身振り
(オールバックの頭に沿って、
 両手で前から後ろへ髪を撫で付けるような仕草のことです)
をやったら、ドン引きか、笑っちゃうかのどっちかだよなあと
余計なことを色々考えてみてしまった私がいけないんですが。

結局は、舞台版「オペラ座の怪人」に問題があるのではなく、
見る人側に問題があるんですね。

私の笑いのツボが変なところに色々くっついてしまっている
ということを発見した今回の観劇でした。

森井ユカさんと、木下綾乃さんと、チャルカさんの本を買った

2006年11月26日 00時28分34秒 | 今日のわたくしゴト
また、本買っちゃった。お給料日の後って、本屋さんへ行くと危険。

でも、いいの、今回は。

森井ユカさんの『スーパーマーケットマニア アジア編』(講談社)を
平安堂で検索したら、
『ポストオフィスマニア』(講談社)も既に刊行されていることを
発見。

本棚へ行ってみたら、
森井さんのご本のそばには
面白そうな本がザクザク音を立てておりました。

で、物色したあげく、4冊買ってきました。
帰りの電車の中で読んでみたら、
繋がっていた、この著書。

木下綾乃さんのご本で紹介されていたのが
チャルカさんであり、SCOSさんなのです。

SCOSさんは、『スーパーマーケットマニア アジア編』で
森井さんの買ってきた雑貨についてコメントしています。

今回、ひいたおみくじが、「旅行:何れに行くも損なし」だったので、
今回は森井ユカさんを探しに行って
木下綾乃さんを知ることができて、
ハッピーな連休のお出かけとなりました。

サッド・ムービー

2006年11月26日 00時14分35秒 | Koreanisch 映画
「タイフーン」、「デュエリスト」、「トンマッコルへようこそ」のような
ラストの落とされ方は、苦手なのですが、
「サッド・ムービー」は、思っていたよりも、大丈夫でした。

救われようがないと、私は困ってしまうのですが、
今回の「サッド・ムービー」では、
最後にチャ・テヒョン君が救いに登場してくれるので、大丈夫でした。
そのチャ・テヒョン君の彼女役の人も、最後にちょっと、
チャ・テヒョン君を引っ張りあげてくれるし。

「連理の枝」で、チェ・ジウが立っていた病院前のバス停と
今回子役の男の子が座っていたバス停は、一緒のような気がする。

やはり、タイトルが正面切って「サッド・ムービー」なのが勝因かも。
タイトルで、ゼロ地点。
これ以上落ちないところを示しているから?

映画「太陽」

2006年11月26日 00時06分19秒 | cinema
これまで、「嫌われ松子の一生」、「7月24日通りのクリスマス」と
私の中の
今年度、主演女優賞は中谷美紀さんでしたが、
この「太陽」をみて、
一気に桃井かおりさんに変更。

桃井さんの出演は、映画全体の長さからしたら、
ほんのちょっとなのですが、
桃井さんの両の白目と
両耳のイヤリング。
暗い画面で輝く4つの光。
その4つの光を放っただけで、
桃井さんは、私の中の主演女優賞に
躍り出ました。

「SAYURI」、初監督作映画「無花果の顔」(12月23日から公開)、そして、「SUN」と、
チャレンジャーな桃井さんが素敵です。

初監督映画「無花果の顔」を観に行きたくなりました。

以上、映画「太陽」の印象に残った、一人目。

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二人目の印象に残った人は、もちろん
イッセー尾形さん。

イッセー尾形さん、ドイツなど、ヨーロッパでライヴしてきたのが
この映画に繋がってきているのかなと
思ってしまいました。

セリフに多かったのは「あっ、そう」。
この、「あっ」が、ものすごく早く、短いんです。

この「あっ、そう」というセリフに
象徴されていると思います。
自分で全て決定しているようで、
今日の予定さえも、誰に会うかも、自分では、決めることができない。

「あっ、そう」に象徴されているのは、
何一つ自分で決定することが出来ず、
周りに従わざるをえない。

この状況、どこかで見た覚えがある、と思ったら、
「チャングムの誓い」の王様ですね。
机のうえで、ぎゅっと拳を握っていた王様。

臣下に言いようにされているのではないかと
疑心暗鬼にならざるを得なかった王様。

映画の中で、もうひとつ象徴的なのは
三人称で話すということです。
マッカーサーと英語で話す、天皇。

「Emperor wrote to his eldest son」
皇太子も、英語になると、ただのeldest sonというシンプルさに驚く。
「私」という一人称ではなく、
「Emperor」という、3人称を用いて、自分のことを話す。
この1人称と3人称の距離感が印象的でした。

人間宣言の前、月夜、空中に手足を伸ばして、つぶやく姿。
「きみの体と何ら変わりない」と言って、
佐野史郎演じる侍従を恐れさせた、
その体、肉体を実感しながらの言葉。

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キーパーソン3人目。
「対等になってしまうから、日本語でお話ください」といった通訳。
あの人を見ていたら、
買ったまま表紙しか眺めていない
白洲次郎さんの伝記本を読まなくては
と思いました。