美山たそがれメール

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蕗摘み(3)

2020年06月27日 | 日記
何時もながらの終末の朝、5時に起きてプリンのパッケージ、サンドイッチ
鮎飯を炊く。8時前に仕上げて夫に配達を依頼する。

私は空模様を眺めながら蕗摘みに行く、田んぼの斜面に一塊で蕗が群生しいる。
足場が悪い。足を踏み外したら田んぼに落ちる。足を踏ん張って1時間ほど
摘んだ、一抱えはある。1時間休憩して栗の木の下に行く。ここも蕗が群生している。
簡単に摘めたので水路沿いに生えている太くて長い蕗も摘んだ。もう一か所摘みたいが
夫が「蝮がいるよ」と言っていたのであきらめた。これで今年の蕗摘みは終わりだ。
7月になると蕗の茎の中に虫が入るともいわれ、この地域では9月までは摘まない。
長くて太い蕗は湯がいて皮を剥いで揚げと煮ようと思っている。この地域では
皮を剥いだ蕗を塩漬けにして冬の保存食にしていたらしい。今ではそんな太い
蕗を見つけるのは至難の技だ。幸い我が家は家の周囲が広く水路や斜面や蕗の
自生地に最適な条件があるから摘める。でも鹿食べるので柵をしている。

湯がいて干した蕗は夜煮始めた。明日も火を入れるので時間がかかる。