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競馬の記憶 第10回 プリティキャスト

2006-01-02 18:26:50 | 競馬(思い出)
たった1度のレースで、その馬の名前が、記憶に焼き付けられる事は、ままあることだが、この馬ほど、強烈に刻まれている事は、少ないと思う。

伝説の大逃げ

昭和55年の秋の天皇賞
カツラノハイセイコやホウヨウボーイ(共に後の天皇賞馬)、カネミノブ(有馬記念馬)、オイラの御ひいきメジロファントム、そして、タマモクロスの父、シービークロスなどが出走していましたので、かなり好メンバーのレースです。

勝ったプリティキャストは11頭立ての8番人気ですから、馬券的には大穴です。
勝ち時計も、重馬場ということもあり、凡庸なものですが、
とにかく、見ていただきたい!
競馬場や、ウインズに、過去のレースが見られるビデオサービスの機械がありますから、是非ご覧になって下さい。・・っていうか、見なきゃだめです(笑)。
「百聞は一見に如かず」です。

とにかく 凄い! です。

最近は、イングランディーレの天皇賞や、タップダンスシチーなどの逃げが、話題になりましたが、

あえて言おう (ガンダムのギレン調で・・・)

カス、であると!

いえいえ、けっして、イングランディーレや、タップが、弱いと言っているわけではありません。 
能力なら、問題なく、この2頭が上です。
しかしながら、こと「逃げ」と言うテーマであれば、このレースです。

しばしば、「大逃げ」というのは、競馬の醍醐味のひとつになりますが、
その言葉から連想するのは、まさに、このレースです。

最後の50mは、ほとんど「歩いている」感じです(笑)。
精根掛けた「大逃げ」とは、このことでしょう。
まったく、お釣りの無い、完全燃焼でした。

  

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