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天皇賞(春)

2014-05-03 17:45:24 | 競馬(レース予想)
第149回 天皇賞(春)

(GⅠ、4歳上、芝3200m)

調教評価

「B」・・・フェノーメノ

「C+」・・サトノノブレス、ホッコーブレーヴ、
      キズナ

「C´」・・アドマイヤフライト、レッドカドー、
      フェイムゲーム、ラストインパクト、
      ウインバリアシオン、ジャガーメイル、
      デスペラード

「C」・・・サイレントメロディ、ゴールドシップ、
      オーシャンブルー、アドマイヤラクティ、
      ヒットザターゲット

「C-」・・アスカクリチャン、タニノエポレット



まず、キズナですが、
不安点は、初距離ということですが、
負けた場合は、これに尽きると思います。
それと、気になるのは、時計です。
まぁ、これは、相手次第で出せる可能性はありますが、
脚質的に、流れや展開に左右されるので、
高速決着で、届かない・・・と言う事態も考えられます。


ゴールドシップは、
時計的には、問題ないです。
問題は、ステイゴールド産駒特有の、馬の「気分」(笑)。
作戦的には、ロングスパートが、
やはり良いんじゃないかとは思いますが、
まぁ、気分次第の方が大きいでしょう。


フェノーメノですが、
前年の覇者として、仕上がりは、申し分なく、
馬体重も前年並みで出られると思います。


ウインバリアシオン、
能力的には、このメンバーに入ると、
やや落ちるとは思いますが、
持ち時計から見ると、勝ち負け出来るスピードはあります。


あと、レッドカドーです。
本来、オイラの場合、外国馬はスルーしますが、
なんせ、前年3着、日本の馬場も問題ないですから、
予想的にも警戒は必要です。
8歳とはいえ、侮れない存在です。


それから、
レースの展開上、注意したいのは、
デスペラードの横山典騎手の大逃げでしょう。
大外枠になりましたので、
位置取りに関しては、自由自在です。
また、
絶対的な逃げ馬はいないので、
超スローペースで逃げても、
前走のように、末脚の粘りも発揮できるタイプですから、
3着までに残る可能性も少なからずあります。



◎ 7番フェノーメノ
○14番キズナ
▲ 8番ゴールドシップ
△ 5番レッドカドー
△12番ウインバリアシオン


メンバーが揃って、
紛れは少ないかなと思います。
前走、前々走で勝ち負けしているような他の馬も、
斤量面で、大きな不安があります。
はたして、58kgでどうなのか?
ってことで、上記の5頭で勝負します。


ワイドBOXです。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
結果

 1着◎ 7番フェノーメノ
 2着△12番ウインバリアシオン
 3着  6番ホッコーブレーヴ
 4着○14番キズナ
 5着  9番タニノエポレット
 6着 10番フェイムゲーム
 7着▲ 8番ゴールドシップ
 8着  3番サトノノブレス

14着△ 5番レッドカドー


やはり、フェノーメノでしたね。
一度勝っているというアドバンテージは、重要でしたね。
もちろん、体調面での復調も、調教で判りましたので、
本命にしたわけですが、
レース振りも、堂々たるもので、貫録勝ちと言えるでしょう。

そして2着のウインバリアシオン。
2度の乗り替わりというアクシデントがありましたが、
武幸四郎騎手も冷静に、馬の能力を出し切った好騎乗。
勝ち切るには、位置取りが後ろ過ぎましたが、
一度は先頭に立ったわけですから、悪くは無いでしょう。

3着ホッコーブレーヴ!?
いや~、恐れ入りました。
なんと、上がり1位タイ(34秒0)、
長距離適性が有りそうですね。
先行する競馬が出来れば、重賞でも活躍できそうです。

キズナ4着。
上がりは1位タイでした。
問題は位置取りですね。
やはり、もう少し前にいないと・・・。
あるいはスパートのタイミングでしょうか?
距離的には、問題ないように思いますが、
このレースを勝つためのセオリーというものが有ります。
それを度外視出来るほどの能力は無いということです。

5着タニノエポレット、6着フェイムゲーム。
前走勝ちの勢いというものですね。
ただ、前走はともに55kgでしたので、
そういうことでしょう。

ゴールドシップ7着。
出遅れが、ほぼ全て・・・ですね。
まぁ、気分が良くなかった・・・ということです(笑)。
弱いわけじゃないですよ(爆)。


レッドカドーは、14着・・・惨敗でしたね。
ん~、
昨年より、上がりの速い競馬になってしまったのが、要因でしょう。

ある程度のスピードには対応出来るけど、
最後の瞬発力勝負では、厳しい・・・のでしょう。
日本馬の海外進出に際して、是非参考にしたいですね。



で、
ゴールドシップの脚は大丈夫なのかな?
心配ですね・・・。





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4 コメント

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Unknown (clacio)
2014-05-04 00:55:06
こんばんは、お久しぶりです~。
最近ハープスターがブエナビスタ以来のアイドルになってくれると楽しみに見てますが、古馬も楽しみですね!
個人的には昨年の有馬記念での上位は実力そのままというご意見に同意していたので、能力的には
ウインバリアシオン > ゴールドシップ だと思っていますが…キズナの距離適正も気になりますね~。フェノーメノの怪我以来の完全復活にも期待しています^^
返信する
clacioさんへ (さっぽろファントム)
2014-05-04 02:53:44
レッドリヴェールのダービー参戦も楽しみです♪

古馬の方は、このメンバー以外にも、
爆裂末脚のジャスタウェイも凱旋門へ行く気配なので、
興味深いです。
返信する
Unknown (clacio)
2014-05-05 02:20:56
ゴールドシップは肉離れだそうですね。レース後に騎手が下馬するのを見て、ビワハヤヒデの最後のレースをちょっと思い出していました。あの馬が最初に好きになった馬だったので…^^;
フェノーメノ、ウインバリアシオンは実力どおりな感じで安心、キズナは「それを度外視出来るほどの能力は無い」というお言葉のとおりだと思っています。強い…ですが、何か常識を壊すようなレベルに達している馬ではないのかなと思います。
ゴールドシップは出遅れと怪我がなければより好勝負をしたと思われますが…ただゴールドシップに関しては、強いことは確かなのですが、現役最強レベルと素の能力を比べると少し見劣りする気がします;ほかの要素が絡んでこないと勝てないかなというイメージがありますね…。
ゴールドシップ世代は個人的にクラシックで才能馬豊富な気がしてました。ただ良いレースだったと思うダービー5着以内でずっと無事に走っていたのはゴールドシップだけだったので…もしより上位だった残り4頭がいたら…なんて、たらればはいけないのですけどね^^;;
長文失礼しました;;
返信する
clacioさんへ (さっぽろファントム)
2014-05-06 03:47:27
ゴールドシップ、宝塚には間に合うかな?
こういう馬が、凱旋門賞で勝っちゃったりするんですよ。
凱旋門賞馬が、日本で最強である必要性は無いのです。
いや、むしろ、
日本で そこそこの成績の馬の中にこそ、
凱旋門賞制覇のヒントは隠されています。

オイラの妹も、ビワハヤヒデに入れ込んでいましたよ(笑)。
菊花賞で、単勝5万、ぶち込んでました(爆)。
博徒・・・ですね(笑)。

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