ファントム・競馬チャンネル

さっぽろファントムの競馬予想
競馬歴30数年の経験を元に書いてます。
2歳戦予想しません。

天皇賞予想

2005-10-29 22:32:35 | 競馬(レース予想)
混戦ムードのようだが、レベルは高い。
ただ、やはり、昨年の年度代表馬には、敬意を表する必要があるだろう。
◎ 13番 ゼンノロブロイ
○ 10番 ハーツクライ
▲  2番 スズカマンボ
☆ 14番 スイープトウショウ
△  6番 タップダンスシチー
△ 16番 サンライズペガサス
△ 18番 バランスオブゲーム
※  3番 リンカーン

春の天皇賞馬を軽視してはいけない。
スズカマンボはどちらかというと、中距離の瞬発力型の馬だと思う。 ただ、決め手では、ハーツクライや、スイープトウショウには及ばないので、位置取りが難しい。
サンライズペガサスも同様だ。
今回、ひょっとするとハイペースの可能性がある。
ストーミーカフェとタップダンスシチーが、軽快に飛ばせば、好位で先行できるバランスオブゲームの粘り込みは十分にありえる。この馬にとっては、ペースが速いほうが、リズム良く走れる気がする。
そして、リンカーン。武豊でなければ、無印でいいと思うが、さすがに無視できない。しかし、勝つのは無理だろう。3着が精一杯とみた。

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結果

 1着  1 ヘブンリーロマンス
 2着 13 ゼンノロブロイ
 3着 12 ダンスインザムード
 4着  5 アサクサデンエン
 5着 14 スイープトウショウ
 6着 10 ハーツクライ

 9着  6 タップダンスシチー
11着 18 バランスオブゲーム
12着 16 サンライズペガサス
13着  2 スズカマンボ
15着  3 リンカーン

まさかのヘブンリーロマンスだったが、ここに出てくることをもっと慎重に考えればよかった。
エリザベス女王杯ではなく、あえて天皇賞を選んだということは、それだけ、調子が良かったのだろう。
ゴールでは見事な切れを発揮した。
松永騎手にとっても、忘れられない勝利となったことであろう。
レースは思いのほか、スローで流れたため、直線の瞬発力に賭ける馬には不利な展開となってしまったが、
それでもロブロイが負けたのは不甲斐無い。
勝ち時計も平凡で、これならディープインパクトの敵ではない。JCへの出走を切に願う。
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いよいよ三冠!菊花賞

2005-10-22 22:31:00 | 競馬(レース予想)
世紀の瞬間が、まもなく訪れようとしている。 これはもう、ひとつのエンターテイメントだ! そのおまけとして、2着3着の馬券を買うという感じだろう(笑)。
もはや、馬の次元がレースを越えていると思うので、
レース名は「11R 第7回ディープインパクト出走競走(菊花賞)」で十分だ(笑)
さて、レース展開だが、シャドウゲイトがどれくらいスローで逃げるか?で、結構、面白いレースにはなりそうだ。 あまり遅いと3コーナーあたりで、ディープが先頭に立っているかもしれない。 その場合は、2着馬との差が史上空前の差になるだろう。
で、その2着馬だが、案外8番シャドウゲイトが残ってるかもしれないが、ここは、春秋の実績から11番シックスセンスにしておこう。4番ローゼンクロイツも京都コースは連対をはずしていない。 
あと、同枠になった、アドマイヤ2騎では、やはりダービーで上位だった、5番のフジの方を取る。
14番フサイチアウステルにも魅力を感じるが、もう一頭選ぶなら、15番、マルブツライトにしよう。先行脚質が有利に働くと見た。

第66回 菊花賞

◎  7 ディープインパクト
▲  4 ローゼンクロイツ
▲ 11 シックスセンス
△  5 アドマイヤフジ
△ 15 マルブツライト

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結果

 1着  7 ディープインパクト
 2着  6 アドマイヤジャパン
 3着  4 ローゼンクロイツ
 4着 11 シックスセンス
 5着 14 フサイチアウステル

 6着  5 アドマイヤフジ
 8着 15 マルブツライト

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音楽聴き比べ 第2回 メンデルスゾーンの「スコットランド」

2005-10-21 22:26:06 | 音楽聴き比べ
メンデルスゾーンはドイツ人です。
生前は、作曲家としてより、指揮者、ピアニストとして有名でした。彼のの代表作は、バイオリン協奏曲や、交響曲第4番「イタリア」ですが、この第3番「スコットランド」も叙情的で、素敵な曲です。作者自身が、この地での演奏旅行中に、着想して作曲したもので、スコットランドの自然がたっぷりと込められた曲想になっています。
この曲にも、様々な名演が残されています。
特にクレンペラーが指揮したものは、かねてより名演奏の誉れ高いもので、その雄大な遅めのテンポは、まさにスコットランドの自然そのものを描いているようです。

ショルティやムーティの演奏は、やや早めのテンポを取りながら、いうなれば、現代のハイテクな乗り物で旅をしているような、快適な流れを生み出しています。

しかし、オイラが好きなのは、マークがロンドン響を指揮した旧盤です。 マークには、他にベルン響を指揮した新盤もありますが、オケのせいもあるのか、やや落ち着き欠ける印象です。
旧盤は、他の指揮者のものに較べ、やや地味な演奏になっていますが、ある批評では、「黒の鉛筆画」のようだ、と表現されています。 まあ、いいように解釈すれば、モノクロの映画のように、懐かしい、渋味を持った演奏であると、勝手に思い込んでいます(笑)。

オイラがマーク/ロンドン響の演奏が好きなのは、4楽章のフィナーレががとてもよい感じに沁みてくるからです。
メンデルスゾーンがこの旅で見たであろう、数々の風景が、この地を離れる時に、回想のように脳裏を駆け巡り、感慨に耽る様が思い浮かぶのです。
まさに自分自身も同じ旅をしたような気分になります。

スコットランドを離れる時にメンデルスゾーンが感じた寂しさ、懐かしさ、切なさをこの曲は、はっきりと示しているのです。
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競馬の記憶 第2回 ライスシャワー

2005-10-18 22:05:07 | 競馬(思い出)
その日、オイラは中山競馬場にいた。 発走時間の15分ぐらい前に着いたのだが、発売窓口まであと二人のところで締め切りのベルが鳴った。
馬券は買えなかった。しかし、そのことは、あまり気にもならなかった
どんな馬券を買うつもりだったのか、全然覚えていない。 ただ、ライスシャワーを無印にしたことは、しっかりと覚えている。
ミホノブルボンの3冠を阻み、メジロマックイーンの春天3連覇も阻み、それでいて、ほかのレースでは人気を裏切り、ヒーローになりきれない。それがライスシャワーだ。 ダービーを2着して頭角を現したけど、菊花賞でミホノブルボンを負かすまでは、何故か「フロック視」扱いが多かったように思う。 事実、人気以上の着順では、ほとんど来なかった。
しかし、長距離のG1レースを3勝した、稀代のステイヤーである。
最後のG1勝利となった、春の天皇賞では、追い込むステージチャンプを鼻差凌いで、2度目の春天を制覇しました。
この時の関西TVの杉本アナウンサーは、微妙な写真判定にもつれたにも かかわらず、実況では、ライスシャワーの完勝の口振りでした。
オイラはこの日、法事の後の会食で、TV放送が見れず、妹のウォークマンのTV音声で聞いていたんですが、後でビデオを観て、びっくり!!ですわ。 凄い際どいんです。
これは、オイラ的に言うところの、「杉本清、奇跡の実況」の一つです。
そして、それから2ヶ月あまり経過した、その日。

まさか!という結果がライスシャワーを待ち受けていました。 家に帰って観たビデオから、杉本さんの悲痛な声が、響きました・・・「大アクシデント!!」
むろん、望遠レンズで捉えた4コーナーの映像に最悪のシナリオが誰の目にもあきらかでした。
先行馬群の後方に、ぼんやりと、立ち上がれない彼の姿が映っていました。本当に直視出来ない光景が・・・。

その日の帰り、船橋法典駅へ続く長い通路で、俯いて泣きながら歩いている若い女性がいました。
彼氏に振られたんだろうか? それとも、ライスシャワーのファンの子だろうか? 前者であって欲しいと思いつつ、彼女の背中に、オイラは心の中で声を掛けました。
「大丈夫だよ、きっと助かるよ」
その時、オイラは本当に助かって欲しいと願っていました。 ターフビジョンには、ことの重大性が映りませんでしたから・・・。 
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秋華賞・府中牝馬S

2005-10-15 22:27:40 | 競馬(レース予想)
シーザリオがいないのは残念だが、まあ、いい勝負が期待できそうだ。 騎手抜きで考えたら、文句なく5番ラインクラフトだろう。 しかし、そこに立ちはだかるのが、武豊だ。
10番エアメサイアの戴冠に向けて、虎視眈々と秘策を練っているに違いない。 しかし、あくまでも、武豊ありき、だ。 ここでラインクラフトが負けるようなら、福永の手腕が問われよう。
とにかく、この2頭は堅い。

3番手以下はハッキリ言って、解からない。 休み明け初戦の馬をまず消した。
ある程度、実績を考慮すると、5頭ほどに絞られるが、その中から、18番ライラプスと8番デアリングハートを抜擢したが、ライラプスの距離適性に軍配を上げたい。

第10回 秋華賞

◎  5 ラインクラフト
○ 10 エアメサイア
△ 18 ライラプス
△  8 デアリングハート

第53回 府中牝馬S

◎ 15 レクレドール
○ 10 ヤマニンアラバスタ
▲  5 スティルインラブ
☆  4 ダンスインザムード
△  3 ミスパスカリ
△  6 マイティーカラー

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結果

 秋華賞

 1着 10 エアメサイア
 2着  5 ラインクラフト
 3着 11 ニシノナースコール
 4着  6 オリエントチャーム
 5着 18 ライラプス

12着  8 デアリングハート


 府中牝馬S

 1着 10 ヤマニンアラバスタ
 2着  9 マイネサマンサ
 3着  2 オースミハルカ
 4着  6 マイティーカラー
 5着 13 チアズメッセージ

 7着 15 レクレドール
 8着  4 ダンスインザムード
 9着  3 ミスパスカリ
17着  5 スティルインラブ


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馬の能力を100%発揮させた武豊と、90%しか出せなかった福永。 騎手の能力によって着順が変わってしまう典型的な例が出てしまった。
ラインクラフトは敗れて強しの印象が強くなった。
マイルチャンピオンシップで雪辱して欲しい。
武豊は、全く「見事」の一語。
ニシノナースコールの横山、オリエントチャームの赤木も、共に馬の持ち味を存分に発揮させたが、力の差は歴然だった。
しかし、シーザリオはそのさらに上の馬である。
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毎日王冠、京都大賞典、予想

2005-10-08 22:23:00 | 競馬(レース予想)
毎日王冠にコスモバルクが出てきた。 今年は香港にも遠征したが、全く結果が出ていない。 今回鞍上にアンカツを配してきたが、果たしてどうだろうか?
馬自体には力量があるのは確かなのだが、精神的な成長が感じられない現状では、復活は難しいだろう。
むろん、期待はしたいが、こと印ということでは、無印にせざるを得ない。 前売りで1番人気になっているようだが・・・。

本命は、抜群の鉄砲実績を持っている6番バランスオブゲームだ。一昨年のレコードでの覇者でもあり、ここは負けられない。
対抗には13番スイープトウショウだ。本命も考えたが、別定の57kgは、厳しいと思う。 ここで勝負になるようなら、エリザベス女王杯ではなく、天皇賞に向かって欲しい。単穴には4番テレグノシス。 大崩が無く、信頼できる。弾みをつけて本番に挑んで欲しい。

第56回 毎日王冠

◎  6 バランスオブゲーム
○ 13 スイープトウショウ
▲  4 テレグノシス
☆ 12 サンライズペガサス
△  3 ダイワメジャー
△ 16 カンパニー


京都は堅く決まりそうだ。
騎手が武豊に戻った6番リンカーンで、まず間違いないだろう。ここで負けるようなら、もはや、言い訳は出来ない。 2番手は、休み明けを叩いた1番サクラセンチュリー。 このメンバーで、馬券に絡んで来なければ、この先のG1うんぬんは言ってられない。
そして単穴には、「これが最後の期待」を込めて、7番ボーンキングだ。 頼むぞ!(笑)

第40回 京都大賞典

◎  6 リンカーン
○  1 サクラセンチュリー
▲  7 ボーンキング
△ 11 ダディーズドリーム


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結果

毎日王冠

 1着 12 サンライズペガサス
 2着  4 テレグノシス
 3着  7 ケイアイガード
 4着  6 バランスオブゲーム
 5着  3 ダイワメジャー
 6着 13 スイープトウショウ
 7着 16 カンパニー

11着  9 コスモバルク


京都大賞典

 1着  6 リンカーン
 2着 12 コイントス
 3着  5 ファストタテヤマ
 4着  8 マーブルチーフ
 5着  1 サクラセンチュリー

 7着 11 ダディーズドリーム
12着  7 ボンクラキング

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音楽聴き比べ 第1回 ショスタコーヴィッチの「革命」

2005-10-07 22:08:11 | 音楽聴き比べ
ショスタコーヴィッチの交響曲第5番「革命」は、最近かなり演奏傾向が変わってきている。 例の「ヴォルコフの証言」は、近年、贋作との評価が定着しているようであるが、最近のこの曲の解釈の傾向は、「証言」の内容に重なる方向付けにある。
かつての名演奏といえば、バーンスタイン/ニューヨークフィルの東京公演ライブが定番です。 この演奏のフィナーレは、力強く、あたかも勝利の凱歌のように締めくくられますが、最近のゲルギエフや、アシュケナージの演奏などは、怒りを伴った悲劇色の濃いものになっている。私が聴いた、尾高/札幌交響楽団の実演でも、同様で、祈りにも通じるようなフィナーレであった。 一部の聴衆は「ブラボー」を連呼していたが、その演奏には似つかわしくないように感じた。 案の定、アンコールに演奏された曲は、曲名は忘れたが、悲しい曲調のものであった。
私が特にに感銘を受けた、最近の演奏は、FMで聴いた高関/京都市響のものであるが、バーンスタインとは対極の演奏であると記憶している。

最新の録音は聴いていないので、ベスト盤のチョイスは出来ないが、アシュケナージあたりが良さそうです。
たった今、「マシューTV」を見ていたら、いきなりこの曲のフィナーレが流れてきた。
最近は、ほんとにクラシックがTV番組(特にバラエティ)のBGMに使われるようになったなあと思います。
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競馬の記憶 第1回ハイセイコー以前

2005-10-04 21:57:21 | 競馬(思い出)
オイラが、本格的に競馬を観だしたのは、ハイセイコーの「弥生賞」からです。 今回は、それ以前の記憶の中のものを、出してみます。 父は、ギャンブルをやりませんでしたが、ある時期、知り合いの付き合いで馬券を買っていたことがあったようで、日曜はよく競馬中継を観ていました。
そんな中、オイラの記憶の中で、もっとも古い馬は、「アカネテンリュウ」です。 おそらく「菊花賞」での記憶だと思います。詳しいことは、もちろん覚えていないので、専門の本か何かを見てください。
それから、次が「スピードシンボリ」です。 現在の馬齢でいう、6歳、7歳で「有馬記念」を連覇し(その2度とも、2着はアカネテンリュウ)、その間、「凱旋門賞」にも挑戦していた馬です。
ほかには、「タケシバオー」「トウメイ」「アローエクスプレス」「タニノムーティエ」「ダテテンリュウ」「ロングエース」「イシノヒカル」「タイテエム」など、いずれもオイラの中では、「ハイセイコー」以前の馬たちです。
しかし、「タイテエム」などは、「ハイセイコー」が中央にデビューした後に「春の天皇賞」に勝っていますから、記憶なんて、全く、曖昧なものです(笑)。
競馬は、延々と血が繋がっている、いわゆる「ブラッドスポーツ」を言われています。ですから、世代を越えた接点が常に存在しているので、長く、広く、人々に親しまれているのだと思います。 ある意味、世界共通語かもしれないです(笑)。
これから、折を見て、オイラの観てきた、名馬たちのこと、などを書いていきたいと思います。
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