ファントム・競馬チャンネル

さっぽろファントムの競馬予想
競馬歴30数年の経験を元に書いてます。
2歳戦予想しません。

ジェンティル、オルフェを弾き飛ばして奪冠!

2012-11-28 23:51:50 | 競馬(レース回顧・反省)
第32回ジャパンカップ

結果

 1着○15番ジェンティルドンナ
 2着△17番オルフェーヴル
 3着▲13番ルーラーシップ
 4着△10番ダークシャドウ
 5着◎ 4番フェノーメノ

 6着 16番トーセンジョーダン
 7着  1番ビートブラック
 8着  6番レッドカドー
 9着  8番エイシンフラッシュ
10着  3番ジャガーメイル
11着 11番ジャッカルベリー
12着  5番マウントアトス
13着 14番ソレミア
14着  9番オウケンブルースリ
15着  7番メイショウカンパク
16着 12番ローズキングダム
17着  2番スリプトラ


え~、
しょうもないことで、審議になりましたが、
着順に影響は無かったということで、裁定が出ています。
まぁ、その通りですね。


勝ち時計2分23秒1、当レース4番目に速い時計です。

ビートブラックが逃げましたが、1000m60秒2、
1400mが1分24秒5と、ゆっくりしたペースで、
しかも、後続とも差がありました。
どちらかと言うと、直線で、ヨーイドン!のレースですね。

ジェンティルドンナの岩田騎手は、終始経済コースを通り、
直線では、ビートブラックの直後につけ、
ビートが鈍ったところを、外から交わそうとして、
インに詰めて来たオルフェーヴルを弾き飛ばして、進路を取った、
まぁ、そんな感じですが、
あれが、どうして「オルフェーヴルの進路が狭くなった」
・・・という表現になるのでしょうか?
理解に苦しみます。

説明するなら「接触」だと思いますよ。
それが正しい日本語です。

やや危険な行為ではありますが、
ぶつかる直前までは、そこにスペースがありましたので、
オルフェーヴルの斜行も問題にすべきでしょう。

それにしても、ジェンティルドンナの闘争心は、たいしたものです。
3歳牝馬が、古馬に体当たりして、進路を切り開いて、
見事、先頭でゴールしたのですから、アッパレ!です。

たしかに、53kgと有利な斤量でしたが、
少なくとも、オルフェーヴル以外の馬は、
完全に完封しています。

有馬記念は、自重するようですが、
来年、大いに楽しみであります。


2着オルフェーヴル。
普通に、勝負根性のある馬なら、
直線、馬なりで先頭に立って、そのまま押し切れるものですが、
この馬の場合、こういう展開になると、能力が発揮出来ないようです。

併せ馬の形になっても、相手を追い抜こうとしていませんから、
ヨレていますね。
ただ付いて行ってるだけなんですよ。
付いて行けるだけの方が、
むしろ、相当な能力が必要だと思います。

宝塚記念のように、他馬に関係なく走らせていれば、
そのまままっすぐ、突き抜けていたんではないでしょうか?
オイラは、そう思います。

少なくとも、併せ馬の形は、この馬には不利です。
気が良い馬なんでしょね(笑)。
流れや、展開に関係なく、
オルフェーヴルを気分良く走らせれば、
何の問題も無く、勝てるはずです。

まぁ、なんだかんだ言っても、2着には来るわけで、
そういう意味では、ホント、凄い馬です。


3着ルーラーシップ。
またしても出遅れて、
上がり1位32秒7の末脚も届かず・・・ですね。

この馬もある意味、「わが道を行く」タイプかもしれません。
日本で勝てないからといって、悲観することは無いでしょう。
むしろ、こういう馬が、凱旋門賞を勝つのかもしれません。


ダークシャドウ4着。
上位2頭を除けば、勝ち負けのレベルですから、
十分に強い馬だと思います。
やはり、ある程度、前で競馬をして欲しかったですが、
そのあたりが難しいんでしょうね。


5着フェノーメノ。
道中5番手と、良いポジションでしたが、
直線は、伸び切れませんでした。
上がりは、33秒5ですから、
この馬にとって、悪くは無かったと思います。
天皇賞の時(33秒8)より良かったわけですからね。
つまりは、瞬発力の限界ということでしょう。
ジェンティルドンナは、3番手で、32秒8です。
早め早めの競馬で活路を見出せるか?・・・でしょう。
あるいは距離的な問題も?


トーセンジョーダン6着。
天皇賞から、立て直してきました。
一線級の能力は出していると思いますが、
いかんせん、ライバルも強力ですからね。
万全な状態でなければ、
なかなかチャンスは巡って来ませんね。


ビートブラック7着。
このメンバーなら、上出来でしょう。
やはり、逃げた方が、持ち味は発揮出来そうです。


凱旋門賞馬ソレミアは、13着。
ま、ロンシャンが、重馬場でしたので、
ここは、この馬では、厳しいでしょう。

両方のレースで好走するような馬は、相当な能力の馬で、
それゆえ、
日本馬が、凱旋門賞を勝つなら、
重馬場の時に好走するか、
日本でGⅠレースを勝てないような馬じゃないかと思います。


勝ったのは、ジェンティルドンナですが、
やはり、オルフェーヴルは凄い・・・そう思います。

オルフェーヴル陣営の、レース後のコメントは、
あまりにも、スケールが小さ過ぎますね。
ガッカリです。

オルフェーヴルは、きっと、こう思ってますよ。

「あ~、そういえば、ぶつかったね、
いや、凄い勢いだったから、びっくりしたけどさ、
あれぐらいは、なんとも無いよ、全然平気。
それよりさ、
凄い速い子がいるなと思って、感心しちゃったよ」

いや、オルフェ君、
君が、思いっきり本気で走れば、もっと速いですから・・・(笑)。


コメント (2)
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武豊騎手、全GⅠ制覇に、あと1つ。

2012-11-21 03:49:50 | 競馬(レース回顧・反省)
第29回 マイルCS

結果

 1着  1番サダムパテック
 2着◎ 7番グランプリボス
 3着 17番ドナウブルー
 4着 12番シルポート
 5着 10番リアルインパクト
 6着△ 4番ダノンシャーク

 7着  2番サンカルロ
 8着○13番ストロングリターン
 9着  5番コスモセンサー
10着▲15番アイムユアーズ
11着 16番マルセリーナ
12着△11番ファイナルフォーム
13着 14番フィフスペトル
14着  8番エイシンアポロン
15着  6番レオアクティブ
16着  9番ガルボ
17着 18番フラガラッハ
18着  3番テイエムアンコール


また忘れていました(爆)。


やや重の勝ちタイムが、1分32秒9、
思ったより、速い時計ですね。

サダムパテックが、道中、インの6番手から、
直線上手く、馬群を捌いて抜け出して快勝でした。

武豊騎手の好騎乗というべきでしょう。
これで、JRA、全GⅠ制覇に、
あと、朝日杯JFのみとなりました。

ん~、4番人気でしたか?
前日深夜に、福原アナウンサーが、
さかんに推していたのも、影響したんでしょうか?
恐れ入ったと、いう感じです。

流れ・・・なんでしょうかねえ?
この馬が勝つパターンというのは・・・。

グランプリボスが2着。
まぁ、競馬としては、強かったんじゃないでしょうか?
直線は、ちょっと不利なシーンもありましたし、
力は、見せた感じです。

ドナウブルーが3着。
5番人気でした。
スミヨン騎手が、
しっかり、馬の能力を出し切りましたかね?
馬場状態も、味方したでしょうか?

逃げたシルポートが4着に粘ったという流れですから、
パンパンの良馬場では、また違う結果になったでしょう。

渋ると、ホント難しいです・・・。


武豊騎手に、「運」がありましたね。

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重馬場が全て・・・?

2012-11-14 23:40:11 | 競馬(レース回顧・反省)
エリザベス女王杯

結果

 1着 15番レインボーダリア
 2着▲12番ヴィルシーナ
 3着△ 6番ピクシープリンセス

 4着 14番マイネオーチャード
 5着 10番オールザットジャズ
 6着  4番メルヴェイユドール
 7着  1番マイネイサベル
 8着  2番アカンサス
 9着 16番ラシンティランテ
10着○11番ホエールキャプチャ

11着◎ 7番フミノイマージン
12着  8番レジェンドブルー
13着  9番クリスマスキャロル
14着 13番エリンコート
15着  5番マイネジャンヌ
16着△ 3番スマートシルエット


すっかり、忘れていました。
回顧・反省・・・。

でも、
まぁ、重馬場だったと言うことが、結果の全てです(爆)。

重馬場の上手い馬が、上位に来た、それだけです。


勝ったレインボーダリアですが、
重馬場に実績がありました。
まだ重賞は未勝利でしたが、
ここ2戦、牝馬限定の重賞で、
そこそこの成績を収めていましたので、
伏兵とはいえ、7番人気と、評価も悪く無かったです。
良馬場でも、十分に能力のある馬ですから、
今後も・・・?・・・引退するかな?

ヴィルシーナは、またまた2着。
重馬場適性が、ほんの少し、勝ち馬に劣っていましたが、
まぁ、十分頑張っています。
「運」が無かったですね。

3着ピクシープリンセス。
この馬も、
重馬場適性が、ホント少しだけ、足りませんでした。
ただどうでしょう?
重馬場であったことによっての3着ということもあります。
他馬に比べて、抜群の末脚・・・と言うわけでもないので、
流れ次第のところはありそうですね。


期待した、フミノイマージン、ホエールキャプチャは、
そろって、惨敗です。
とりあえず、馬場のせいにしておきます(爆)。



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名誉回復エイシンフラッシュ

2012-10-30 23:52:54 | 競馬(レース回顧・反省)
第146回 天皇賞・秋

結果

 1着 12番エイシンフラッシュ
 2着○ 4番フェノーメノ
 3着  6番ルーラーシップ
 4着△13番ダークシャドウ
 5着◎16番カレンブラックヒル

 6着 11番ジャスタウェイ
 7着  8番ジャガーメイル
 8着  5番サダムパテック
 9着▲ 1番ナカヤマナイト
10着△ 9番ダイワファルコン
11着  7番アーネストリー

12着  2番シルポート
13着 15番トーセンジョーダン
14着  3番ネヴァブション
15着 10番フェデラリスト
16着 17番マイネルスターリー
17着 14番トランスワープ
18着 18番トゥザグローリ


勝ち時計、1分57秒3

シルポートが、1000mを57秒3で飛ばすも、
後続は、離れた位置に馬群を形成・・・、
馬群の先行組には、やや厳しい流れだったのかな?

中団後方あたりが、無理の無い流れだった感じです。


勝ちましたエイシンフラッシュ、
昨年、6着の時より、0秒5遅いタイムでしたが、
直線、開いたインコースから、鮮やかに抜け出しました。

終始、経済コースを通って、ラッキーな面もありますが、
まぁ、「恵まれた」ということではなく、
デムーロ騎手の作戦勝ち・・・というところです。

昨年は、道中3番手で進み、
直線は伸び切れませんでしたが、
今年は、じっくり、12番手あたりで、
スパートのタイミングを狙っていましたね。

ダービー以降、勝ちがありませんでしたが、
天皇賞・春、有馬記念では、2着して、
能力のあるところは、見せていましたので、
この勝利は、スタッフのみならず、
ファンとしても嬉しいものです。


デムーロ騎手の、両陛下への挨拶は、
さすが、騎士の歴史の世界の男だなという感じで、
新鮮な感動を覚えました。



そして、2着は、フェノーメノでした。
外を回ったのと、
勝ち馬と離れた位置での競馬ということで、
まぁ、惜しいレースはしています。

道中は先行して4番手の位置からということを考えれば、
いやいや、負けて強し・・・という印象です。
これから楽しみな一頭ですね。


3着ルーラーシップ。
上がりは、エイシンフラッシュと共に1位の33秒1。
ただ、通ったコースが外めでしたので、
これが精一杯でした。
休み明け、
馬体重も+18kg(調教後は+30kg)ということで、
今回は見送りましたが、2番人気ということで、
ファンの方が、よ~く実力をご存知でした(爆)。

後方からの競馬になってしまいましたが、
やはり、先行して押し切るタイプだと思いますので、
あまり速い時計では、太刀打ち出来ないタイプですから、
日本よりは、海外向きのような気もします。


4着ダークシャドウ。
ん~、なんと言えばよいでしょうか?
今回は、勝ち切る何かが足りませんでした。
流れなのか、展開なのか?


期待したカレンブラックヒルは、5着。
日本版「フランケル」には、成れませんでした。
さすがに、古馬の一線級相手だと、
これまでの戦法では通用しない・・・という感じです。
オイラ的には、「距離」では無いと思います。
強いて言うなら、「騎手」か?
秋山騎手、嫌いじゃないですけど、今一歩・・・。
次回に期待します。


ナカヤマナイトは9着。
高速決着には向かない・・・ですね。


ダイワファルコン10着。
こちらも、
ここまで速いと、ちょっと無理なところがありますね。
それにしても、オイラも、狙いすぎ・・・ですね(爆)。


13着トーセンジョーダンは、
やはり、休み明けで、仕上がりも今一歩でしたね。
ちょっと、馬が可哀想な結果です。
出すべきじゃなかった・・・そう思います。

シンガリ負けのトゥザグローリー、
こちらも、しかり・・・。
ただ、騎手との相性の問題もあります。



現時点で、一流馬と言えるのは、
5着までの馬かな?
なんか、そんな印象を持ちます。


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三冠もあったか?ゴールドシップ完勝

2012-10-23 15:57:02 | 競馬(レース回顧・反省)
第73回 菊花賞

結果

 1着◎ 1番ゴールドシップ
 2着▲16番スカイディグニティ
 3着 15番ユウキソルジャー
 4着  3番ベールドインパクト
 5着  4番ラニカイツヨシ
 6着  6番ロードアクレイム
 7着 13番ダノンジェラート
 8着○ 2番フェデラルホール
 9着 10番マウントシャスタ
10着△ 7番エタンダール

17着△12番コスモオオゾラ


勝ち時計は、レコードと0秒2差の3分2秒9。

前中後の1000mごとのタイムは、
前 60秒9
中 61秒2
後 60秒8

ほぼ平均した流れですが、
先行した6番手までの馬は、全て13着以下です。

まぁ、残れるほどの力が無かったと言えばそれまでですが、
流れとしては、やや速過ぎた・・・という感じですね。

そんな中、
勝ったゴールドシップは、
スタートから、ほぼ最後方の位置取りで、
残り1000mあたりから、徐々に進出して、
直線入り口では先頭に立つという、豪快なレースを展開しました。

直線では、2着のスカイディグニティが接近してきて、
ややヒヤっとしましたが、
最後は、もう一度突き放す、という、まさに貫録勝ち。

ダービーでも、同じ乗り方をしていれば、
三冠も あったのではないかと思わせるレース振りでした。

今後の、古馬との対戦が非常に楽しみです。
オルフェーヴルなどと、どっちが強いか?
興味は尽きませんね。


2着スカイディグニティ。
まぁ、相手が悪かった・・・という感じです(笑)。
十分頑張っています。
この秋に、大きく成長を果たした一頭ですが、
血統的に、更なる成長も見込めますし、
今後の活躍も、大いに期待出来るのではないでしょうか?


3着ユウキソルジャー。
大健闘と言える内容です。
今後は、成績が安定して走れるか?・・・というところです。
狙いどころが、難しい馬かもしれません。

今回は、7番人気・・・、
京都巧者というだけで、オイラ的には、無理な選択肢でした。


ベールドインパクト4着
ん~、この結果は、オイラ的には、かなり驚いています。
10番人気と、評価も低かったですが、
けっして、完調では無い状態だったと思いますので、
底力は、結構、有りそうな気もします。


期待したフェデラルホールは、8着。
道中は先行して、7番手でしたから、
かなり健闘していると、言えなくも無いです。
ただ、スタミナ的に、3000mは長いと思います。
2000~2400mぐらいが、適距離か?

17着コスモオオゾラは、
やはり、ぶっつけで、厳しかったですね。


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ジェンティルドンナ牝馬三冠!

2012-10-15 17:41:29 | 競馬(レース回顧・反省)
第17回 秋華賞

結果

 1着 14番ジェンティルドンナ
 2着  1番ヴィルシーナ
 3着  2番アロマティコ
 4着  3番ブリッジクライム
 5着  6番チェリーメドゥーサ
 6着 17番アイムユアーズ
 7着 11番サンシャイン
 8着  8番キャトルフィーユ
 9着  7番トーセンベニザクラ
10着  5番ラスヴェンチュラス


1番人気ジェンティルドンナが、
なんとか、凌ぎ切って、三冠達成です。

勝ち時計は、2分00秒4。
前半1000mが、62秒2、
後半1000mが、58秒2と、
前半と後半で、
4秒の差が出る、アンバランスな流れとなりましたが、
途中、一頭、動いた結果のものであり、
馬群としての流れは、まずまず、落ち着いていたと思います。

1~2着馬は、戦前より、抜けた存在でしたので、
この2頭の決着は、実力の証明でしょう。

レースは、前半、
最内枠のヴィルシーナが、スタートで、押して先頭へ。
他に飛ばす馬も無く、まぁ、この状況では、
スローに流れるのも仕方が無いところです。

しかし、1000m手前で、
チェリーメドゥーサが、後方から一気に先頭へ出て、
大きくリードを広げました。

こんな感じで、レースを作ることは、
最近あまり見られないので、なかなか、面白かったです。


ただ、1~2着の2頭以外の有力どころは、
明らかに、脚を余して負けていますので、
今回の結果は、実力評価という意味では、
着順に、さほどこだわる必要は無いでしょう。
時計が平凡ですし、
上がりタイムで見れば、12位タイ(13頭)までが、
34秒0で、駆けて来ています。


ジェンティルドンナに関しては、
もはや、言うべきことも無いです。
男馬との対戦が楽しみになってきました。

そう考えると、
ヴィルシーナも、同様に見る必要がありますね。
三冠とも2着・・・、生まれた年が悪かったです。

ただ、ヴィルシーナは、
2000mまでの馬のように思えます。
オークスでは、ジェンティルドンナに、
大きく差をつけられていますからね。

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日本版フランケルか?カレンブラックヒル

2012-10-07 18:54:34 | 競馬(レース回顧・反省)
第63回 毎日王冠

結果

 1着  4番カレンブラックヒル
 2着  7番ジャスタウェイ
 3着  8番タッチミーノット
 4着 10番リアルインパクト
 5着 11番ダノンシャーク
 6着 15番グランプリボス
 7着 12番ストロングリターン
 8着  3番ダノンヨーヨー
 9着 13番エイシンフラッシュ
10着  5番サンライズプリンス
11着 16番トーセンレーヴ
12着  9番エイシンアポロン
13着 14番スマイルジャック
14着  1番シルポート
15着  6番ネオサクセス
16着  2番フェデラリスト


カレンブラックヒルが、快勝しました。
これで、無傷の5連勝・・・、
ひょっとすると、
日本版「フランケル」になりうる素材だと思います。

3歳馬ですが、GⅠを勝っているので、56kg、
勝ち時計も1分45秒0なら、極めて優秀といえます。

間違いなく、天皇賞でも、上位争いしてくるでしょう。


2着は、同じく3歳馬のジャスタウェイ。
こちらは、54kgですので、まぁ、割引は必要ですね。


10着までが、1分45秒6で走っていますので、
このあたりまでは、天皇賞に出て来た場合は、
警戒する必要はありそうです。

ただ、絶対的スピードが決め手となるような
そういう馬場状態ならば、
さらに、ふるいに、かけられますね。

持ち時計が無いような馬は、上位入線は難しいでしょう。


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復活とかって、違うよね?

2012-06-25 09:27:05 | 競馬(レース回顧・反省)
宝塚記念

結果

 1着 11番オルフェーヴル
 2着▲ 7番ルーラーシップ
 3着  2番ショウナンマイティ
 4着△ 1番ウインバリアシオン
 5着  4番マウントシャスタ
 6着△ 6番エイシンフラッシュ

 7着  8番アーネストリー
 8着 10番ナカヤマナイト
 9着  9番ビートブラック
10着◎12番フェデラリスト
11着  3番ヒットザターゲット
12着○15番トゥザグローリー

13着 13番モンテクリスエス
14着 14番ホエールキャプチャ
15着  5番スマイルジャック
16着 16番ネコパンチ


はいはい、
オルフェーヴルが、何事も無かったかのように、
楽勝しました(笑)。

池添騎手との確執も、無かったようです(爆)。
ってゆうか、誰が乗っても、本来は勝てる馬です。

オイラが判断を間違えたのは、
天皇賞のレース振りからですが、
あの時だって、普通に好走しているんですよね?
上がり3位(34秒0)は、凡走ではないです。
ただ、仕掛けが全然遅くて、間に合わなかった。

今回も、普通に回って来たら、勝ったってだけです、
オルフェーヴルは、全力を出してません。
全力を出したのは、阪神大賞典の時だけです。

3コーナー手前でブレーキをかけられて、
もう終わりか、と思ったら、
まだ他の連中が走っているのを見て、あわてて戻った。
このあたりが、賢い証拠です。
思わず、「やばい」と思って、全力を出しました(笑)。

それまでは、三冠や有馬記念を勝ちましたが、
一度も本気で走っていないはずです。

本気で走っていなくても、
また今回のように、七分の出来でも、
勝てちゃう馬なんです。

だって、阪神大賞典を見れば、わかるでしょ?
あんな馬は、かつて見たことも聞いたことも無いです。
まぁ、
マルゼンスキーが、それに近いことをやってますが、
それも、ある意味、賢さの証明といえるでしょう。
彼の能力は、
あのディープインパクトを凌駕すると思います。


池添騎手には、この場を借りて、謝罪します。
天皇賞の回顧の時、
騎手を替える以外、手は無いと書いたこと、
今回の予想で、
池添騎手では、もう勝てないのではないか、と書きました。
撤回して、お詫びします。

ごめんなさい。

オルフェーヴルを思うが故の、一ファンの戯言と、
お許し願う次第です。

きっと、
誰が乗っていても、同じような苦労をしたと思います。
あなたは、真摯にレースに臨みました。
しかし、オルフェーヴルとの間に、
誤解が生じた・・・ということだと思います。

阪神大賞典の時、
結果として、あの件で、
オルフェーヴルの怪物ぶりが露見したわけですが、
そのことが、少なからず、天皇賞の騎乗に、
影響を与えてしまったのも事実だと思います。
十分に反省していると思いますが、
今後、馬を信じれば、
そのまま行っても勝てるはずですので、
肝に銘じて欲しいと思います。

規格外の馬ですから、
これまでの常識に囚われることなく、
馬群の流れも意に介さず、
オルフェーヴルの走りたいように、してやってください。
さすれば、
結果は、ついてくるものと思います。


さて、レースの方ですが、
勝ち時計は、2分10秒9・・・、
馬場状況を考えれば、十分速い決着だったのでしょう。
逃げたネコパンチが1000m58秒4、
3コーナーで早々と失速しました。
そして、3着のショウナンマイティが、
上がり2位の35秒0、ほぼ最後方からこの数字です。
良馬場とは言え、
かなりスタミナの必要なコンディションでした。

2着のルーラーシップ、
上がりは、3位の35秒4、道中は6番手・・・。
この馬が、普通に強い競馬をしていると思います。
ウィリアムズ騎手、さすがといえましょう。
まぁ、この馬に合った馬場だったことも否定しませんが、
相手が、悪すぎましたね。

ショウナンマイティ3着。
いやいや、力をつけています。
ただ、位置取りは後ろ過ぎましたね。
この馬場で、ペースが速かったこともあると思います。
時計の裏づけがまだ無い馬ですから、
高速決着でどうか?・・・まだ不安はあります。

ウインバリアシオン4着。
道中8番手で、上がりは4位の35秒8・・・。
微妙ですねぇ・・・、この馬も、時計的に、
速い決着ではまだ疑問が残りますが、
こういう馬場なら、相対的に、力は出せるようです。

5着マウントシャスタ。
道中4番手、上がり5位、35秒9・・・。
頑張りました・・・が、53kgでしょ?
まだまだだと思います。

エイシンフラッシュ6着。
道中10番手で、上がり6位の36秒4・・・。
馬場に泣かされた、と見るべきでしょうね。


わが本命、フェデラリスト10着。
道中13番手、上がり9位の37秒9・・・。
馬場云々ではなく、明らかに力不足でした。
もっと乾いた馬場のスローの流れじゃないと、
力を発揮出来ない印象です、・・・残念。

トゥザグローリー12着。
馬場に尽きると思います。
パンパンの良馬場じゃないと、ダメですね。


いや~、
今回、馬の能力以外にも、頭を巡らせましたが、
ほんと、いろんな要素が、競馬を取り巻いていますね。
ま、深く考え過ぎるのも、問題あり・・・ですね。

最後に一言、
マスコミでは「復活」だなんだと書いていますが、
復活も何も、
オルフェーヴル自身は、
前走も、いつもと変わらぬパフォーマンスでした。
馬が特に不調だったわけじゃないです。
悪いのは、人間の方です。
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ストロングリターンが大混戦を制す

2012-06-06 04:10:25 | 競馬(レース回顧・反省)
安田記念

結果

 1着◎ 4番ストロングリターン
 2着  3番グランプリボス
 3着△ 8番コスモセンサー
 4着  1番ダノンヨーヨー
 5着  2番ガルボ
 6着 15番リアルインパクト
 7着  9番フィフスペトル
 8着  6番スマイルジャック
 9着○ 7番サダムパテック
10着 12番ドナウブルー
11着  5番ラッキーナイン
12着△13番シルポート
13着 16番ローズキングダム
14着 14番グロリアスデイズ
15着 11番エイシンアポロン
16着 10番アパパネ
17着▲17番マルセリーナ
18着 18番ペルーサ

シルポートが、かなり飛ばして、
1000mが56秒3。

1分31秒3のレコード決着を制したのは、
我が本命(ここ重要!・・・笑)、
2番人気ストロングリターンでした。
道中、13番手で、上がり2位の33秒8。
スムーズに回って来れましたね。
思ったとおり、しっかり復活してくれました。
血統的に、欧州の馬場にも?と思いますが、
あっちには、とんでもない馬がいますからね。
国内で、マイルCSに行くべきでしょうね。

2着グランプリボスには、驚きました。
まぁ、13番人気ということで、皆さんビックリですね。
確かに昨年の同じころは、抜群に強かったですが、
そのあとは、いただけませんでした。
これで復活かどうかは、わかりませんが、
今後は、警戒しなければいけませんね。
ムラ馬と見るべきでしょうか?・・・(笑)。
でも、東京のマイルに限れば、走るって事で、
まぁ、そう考えても、今回の印は無理ですね。

そして、3着コスモセンサー。
4番手追走・・・、ねぇ?・・・しぶといでしょ?
速い流れでも、バテないで頑張りました。
15番人気・・・、仕方ないか?
オイラも、勝つとは思ってなかったし、
正直、3着までならという感じでした。

いや、大満足です・・・(笑)。

と、まぁ、喜べるのはここまで。
馬券には絡みませんが、
予想的に、大いに反省しなければなりません。

まず4着ダノンヨーヨー。
昨年のマイルCSは、僅差の4着。
能力的には、警戒すべきものが有りましたね。
ただ、
好走する条件(主に流れ)が、非常に狭いようです。
ある意味、今回は展開に恵まれたか?

5着ガルボ。
最後に切りました。
でも、やはり、そこそこ来ましたね。
思った以上に強くなってます。

6着リアルインパクト。
正直、斤量でしょう。
54kgから+4kgですもの。
昨年と同じだけの能力は出していると思います。
いやそれ以上かも?
あのペースを、2番手追走で6着ですからね。
立派です。


サダムパテック9着。
ん~、
なぜ?
解りません。
前走で、復活したと思ったのですが・・・。
こうなると、狙いにくくなりますね。
困ったものです・・・(爆)。

シルポート12着。
しょうがないでしょう。
あのペースで行っちゃうと、止まりますよね。

期待したマルセリーナは17着。
面目ない・・・(轟沈)。
能力を出せる限界(流れ)を越えたのでしょう。
やはり、「ちょっと強い牝馬」・・・というレベルです。

それにしても、
3番人気がグロリアスデイズ?
日本の馬場で実績がないのに?
皆さん、だまされないようにね・・・(笑)。

アパパネも・・・ねぇ・・・。
今年は、マルセリーナにさえ勝てていないのに、
4番人気はないでしょ?
ブエナビスタと比較しても、凄さが無いですから。

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ブリランテ、岩田会心の騎乗

2012-05-30 04:39:33 | 競馬(レース回顧・反省)
東京優駿

結果

 1着△10番ディープブリランテ
 2着△11番フェノーメノ
 3着▲14番トーセンホマレボシ
 4着○ 8番ワールドエース
 5着◎ 6番ゴールドシップ

 6着  7番コスモオオゾラ
 7着 12番トリップ
 8着  9番エタンダール
 9着  5番ベールドインパクト
10着 17番グランデッツァ
11着  4番ジャスタウェイ
12着 16番モンストール
13着 18番アルフレード
14着  1番スピルバーグ
15着 13番クラレント
16着  3番ゼロス
17着 15番ブライトライン
18着  2番ヒストリカル


印の順番はともかく、
5つの印が、上位5着までに!・・・奇跡かも?(爆)。

勝ち時計 2分23秒8・・・
オークスより、0秒2遅いし・・・(爆)。
まぁ、一概にタイムだけでは比較出来ませんが、
ジェンティルドンナの方が、強いのかもしれません(笑)。

それは置いといて・・・、
3番人気のディープブリランテが、まさに、
ダービー馬の栄誉を、
もぎ取ったと言えるレースでしたね。

前半1000mが、59秒1の、割と速い流れ・・・、
しかし、飛ばしたのは、
ゼロスとトーセンホマレボシで、
3番手以降は、向こう正面で離されていましたから、
4番手追走のブリランテは、絶妙の位置取り。
多少、掛かり気味に
1~2コーナーを回っていましたが、
しっかりなだめて、直線勝負につなげました。
岩田騎手も会心の騎乗でしょう。
おめでとうございます。

写真判定が出て、馬上で泣き崩れる姿は、
感動的でした。

今後も、折り合い面で成長すれば、
馬場状態も、不問ですし、
速い流れはもちろん、
馬場が渋っても、自分から動けると思いますので、
展開有利の立場です。
さらに活躍が期待出来ますね。


そして、
悔しい(?)2着のフェノーメノ。
道中7番手、上がりも3位タイの33秒9、
蛯名騎手も満点の騎乗だったと思いますが、
ハナ差届かず・・・。
まぁ、「時の運」ってやつですかね?
でも、能力は存分に発揮出来ましたし、
その強さも、十分認識されたと思います。
今後の活躍で、挽回出来るでしょう。

それにしても・・・、
「こっちかぁ!」が、当たってしまいました(笑)
・・・そんなもんですね。

3着トーセンホマレボシ。
いや~、あのペースで行って、
よくもまぁ、粘ったものです。
4コーナーからムチが入っていました。
向こう正面で、もう少し、抑えていれば、
あるいは、勝っていたかも?
しかしウィリアムズ騎手、さすがです。
逃げを覚えれば、相当強いかも?
楽しみな一頭ですね。


さて、
1番人気ワールドエースは4着。
道中は、10番手、上がりは、1位タイ33秒8、
内容は悪くないと思います。
ただ、勝つには、後ろすぎました。
上がりも、もっと切れると思いきや、
速い流れでは、これが限界でしょうか?
でも、先頭とは、かなり差がありましたから、
距離的な問題かも?
もっと流れが緩ければ、
違った結果になったと思います。


期待したゴールドシップは5着。
内田騎手は、スタート直後、
かなり押していましたが、行きませんでした。
その時点で、アウトです。
道中は、中団やや後ろの12番手、
それでも、直線は、ワールドエースと同じ上がり、
前に行けても、結果はどうだったか?・・・。
やっぱり、
皐月賞は恵まれて勝ったということですかね?
雪辱を期待します。

でも、
人気の2頭は、時計勝負は厳しいんだろうね。


6着コスモオオゾラは、
レース後、故障が判明してますね。
両第1指骨剥離骨折で、破片を除去手術とのこと。
それがなければ、掲示板はあったかも?


4番人気グランデッツァ10着。
距離?それともペースかな?

6番人気ヒストリカル18着。
最初から、後ろだったし・・・輸送かな?



それと、
あまり馬には関係ないけど、
フジTVの実況は、最悪でしたね。
勝ち馬の名前が、
直線は、残り100m切った所で、やっと出た。
3番人気の馬なのにねぇ、
レース内容を予断しちゃ、いけませんよ。
大体、前が止まらないって、わかってんだからさ、
届かない馬の名前連呼してどうすんの?
ゆるいよなぁ・・・。

オイラ、リアルタイムでは、NHKでした(笑)。
フジのGⅠ実況、ほとんど見ません。
関西TVのは、味があって良いけどね。

ふぅ~、
勝ち馬が(◎か○で)当たらないと、
やっぱり、スッキリしないね・・・(爆)。
コメント (2)
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