ファントム・競馬チャンネル

さっぽろファントムの競馬予想
競馬歴30数年の経験を元に書いてます。
2歳戦予想しません。

松永幹夫騎手、有終の美

2006-02-26 23:56:18 | 競馬(その他)
先日来より報道されているように、JRAの松永幹夫騎手は、今回の調教師試験に合格したため、騎手免許を返上し、調教師に転身する。

で、今日の騎乗が最後になったわけだが、なんと、重賞は勝つわ、最終レースで、区切りの1400勝は達成するわ、大活躍!

聞くところによると、松永騎手は、人間性も良く、評判の好人物であるようだ。
かかる男の花道を飾らないわけにはいかないと、騎乗馬のスタッフは渾身の仕上げをしたのであろう。また、すこぶる好調な馬をあてがってくれたに違いない。
みんなのそんな思いは、きっと、馬にも伝わるのだろう。
「あ~、今日は一番でゴールしなきゃならないなぁ・・・」

いつもはゴチャ付く直線も、彼の乗った馬の前が、今日は綺麗に空いていた。
もちろん、周りの騎手も、懸命に追っていた(ように見えた)けれども、きっと、馬場の一番いいところを空けて走っていたのだろう。
にしても、キッチリ勝ってしまうのだから、「神様」は、いるのかもしれない。

けっして八百長とかではない。
馬という動物は気分良く走れば、100%の能力を発揮できる生き物なのだ。
周りの人間は、それを演出してあげたのだ。
そういう展開、ペースを作り出し、応援した。
暗黙の中で、それぞれが、同じ思いで、レースに臨んだであろう。
「愛されていた」からこそ、「絵」に描いた様な「有終の美」が飾られたのだと思う。
人の思いが一つに集まれば、それが「神様」なのだろう。

最終騎乗馬は1番人気。
ファンの気持ちも一緒だ。
誰が手配したのか(笑)、多分、絶好調の馬を探して来たのだろう。
メイン、最終と連勝しての「1400勝」達成。
その時、阪神競馬場では、
スタッフと、ファンと、関係者と、皆が最高のひと時を過ごしたに違いない。

これからは、調教師という違った道を、これまでと変わらぬ真摯な姿勢で臨んでいくだろう。素晴らしい名馬を育てて欲しいものだ。
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中山記念/阪急杯

2006-02-25 15:40:45 | 競馬(レース予想)
第80回 中山記念

◎ 1番 ダイワメジャー
○12番 エアメサイア
▲ 5番 ハットトリック

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結果

 1着  6番バランスオブゲーム
 2着◎ 1番ダイワメジャー
 3着○12番エアメサイア
 4着  9番カンパニー
 5着 10番ダンスインザモア

11着▲ 5番ハットトリック

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

第50回 阪急杯

◎10番 オレハマッテルゼ
○11番 タマモホットプレイ
▲14番 コスモサンビーム
△ 9番 ブルーショットガン

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
結果

 1着△ 9番ブルーショットガン
 2着 13番コスモシンドラー
 3着◎10番オレハマッテルゼ
 4着  3番スナークスズラン
 5着

 9着○11番タマモホットプレイ
 中止▲14番コスモサンビーム
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アーリントンC

2006-02-24 21:27:17 | 競馬(レース予想)
アーリントンカップ

◎14番 キンシャサノキセキ
○ 8番 イースター
▲ 9番 ステキシンスケクン
△ 6番 ロジック

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

結果

 1着▲ 9番ステキシンスケクン
 2着△ 6番ロジック
 3着  4番アマノトレンディー
 4着 13番アドマイヤディーノ
 5着  3番ゴウゴウキリシマ
 6着◎14番キンシャサノキセキ

 8着○ 8番イースター
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音楽聴き比べ第15回ブラームス交響曲第1番

2006-02-23 23:27:34 | 音楽聴き比べ
ブラームスが20年の歳月を掛けて完成させたこの曲は、数ある第1番の交響曲の中でも屈指の完成度を誇る名曲です。
何故20年も掛かったのか?
それは、偉大なベートーヴェンの所為なのでしょう。
彼は彼、自分は自分だと、もっと早くに気付いていれば、ブラームスは、もう少し多く交響曲を作っていたでしょうね。

ということで、この曲の思い出としては、今は亡きケーゲルが、東京(都か?)交響楽団を指揮した実演。
マーラーの1番の録音を聴いていただけに、同様の演奏を期待していましたが、それに違わぬ熱演でした。
競馬の予想ではありませんが、想像していたような演奏であった場合、満足度も大きいものです(笑)。

で、お薦め盤は、ヴァント/北ドイツ放送SOでしょうか。
骨太のガッチリとした演奏です。
カラヤン最後の録音は、アスリートタイプと申しましょうか、筋肉美的と申しましょうか、そんな感じです(笑)。
この曲は、あまり得意な(鑑賞的に、です・笑)方ではなく、所蔵のCDも少ないから、本当はもっと良い演奏がありそうです(爆)。
申し訳ない。
そうそう、オイラのように熱演がお好きなら、ミュンシュ/パリ管で決まりです。
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奇面組の思い出(その10)

2006-02-21 18:22:15 | アニメのお仕事
今回は修学旅行のお話(#45?)でのエピソード。

この回も30分一話の話数で、作画も前回登場した「サムシング吉松」氏が所属していたスタジオライブさん。
作画監督が、局からクレームがついて替わりました。
まあ、確かに、ちょっと似てなかったですけど、替えなきゃならない程なのかは、ちょっと微妙・・・。
局の声は「天の声」なので、仕方ないか・・・。
で、替わった彼女(それまでは男性でした)が、なんか凄く上手い(笑)。と、当時は思っていました。
上手いのは、当たり前です。
「ダンクーガ」という作品のキャラクターデザインをやってましたからね。

って。ここまで書いて、ひょっとしたら話数を勘違いしてるかもしれないと。思い始めました・・・(爆)。
でもまあ、彼女も間違いなく作画監督をやっていましたので、許してね♪

で、本題。
奇面組のサントラ盤ってあったんですけど、主題歌以外にも「うしろゆび」の曲が入っていまして(シングルのB面?)、その曲をアニメの本編にも使いたいと、言う事になったんですが、どういうわけか音源の手配が付かなかったんですよ。

それで、どうしたかというと、そのサントラ盤のCDと、オイラの自前のCDプレイヤーをダビングスタジオに持ち込んで音源を落としたんです。

今はとても考えられないんですが、当時はまだまだ、CDと、アナログレコードが半々ぐらいで、音源としての認知も少なかったんですね。
もちろん、TV用の音も「アナログ」収録でした。

音源としてのCDは、まったく問題ないんですが、その落とし方が、いかにも、「アナログ」な、手作り感覚で、「こんなんでいいのか?」と、オイラは苦笑していました。
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競馬の記憶 第17回 サクラローレル

2006-02-20 23:54:31 | 競馬(思い出)
春のクラシックには乗れず、秋もセントライト記念8着だったが、その後急速に成長してきた。
翌年の金杯、目黒記念(当時は2月開催)で、1着、2着として、春の天皇賞には惑星馬として大きく浮上してきたのだが、骨折で1年間の休養。
オイラも大いに注目していたところだったので、がっかりした。

で、一年後の中山記念に出てきた。
オイラはもちろん注目はしていたが、休み明けということで無印。
しかしながら、当時の予想でローレルについて、こう書いていた。
「ここで勝つようなら、只者ではない」

そうです。
「只者」ではありませんでした(笑)。
まさに横綱相撲で、快勝!
満を持して「天皇賞・春」に出走してきました。

ところがです。
こともあろうにオイラは、またしても無印に・・・。
前哨戦の阪神大賞典の「トップガン、ブライアン」の接戦に中てられてしまっていました。

レースはまさに、そんなオイラを嘲笑うかのように、その両頭を直線でまとめて差し切りましたね。

いや~強かったです。

残念ながら、海外での活躍は、怪我のため叶いませんでしたが、安定した強さは、この時代の代表馬と呼ぶに相応しいでしょう。
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フェブラリーステークス

2006-02-18 19:03:02 | 競馬(レース予想)
前売り段階で、3倍そこそこの一番人気14番カネヒキリ。
2番人気が6倍で9番シーキングザダイヤ。

これから察するに、カネヒキリは、危険な1番人気なのではないだろうか?
確かに、昨年は強かった。
しかし、別定では古馬より2kgのアドバンテージがあったではないか? それを考えると、やはり絶対的な能力は、他の人気馬と、ほぼ互角と見るのが妥当であろう。
であれば、今回、ぶっつけ本番は、やや不安な材料である。思い切って評価を落とした。
本命はシーキングザダイヤ。
ダートG1は、ここ3戦連続2着と安定している。
JCDでもカネヒキリとの斤量差を考えれば、勝ちに等しい内容である。ペリエ騎手も今回が3回目の騎乗で、「3度目の正直」といきたいところだ。

対抗は、目下G1連勝中のアジュディミツオーを抜擢。
東京コースは2戦して4着と10着だが、59kgの斤量と、落鉄によるもので、悲観するものではない。十分粘り込めるだろう。

3番手は8番ヴァーミリアン。
ダートに路線変更してから、1着、1着、2着。
いずれも武豊騎手でのものであるが、今回はルメールへの乗り替わりも、けっしてマイナス材料ではなく、むしろプラスだと思う。

◎ 9番 シーキングザダイヤ
○ 7番 アジュディミツオー
▲ 8番 ヴァーミリアン
☆14番 カネヒキリ
△ 5番 スターキングマン
△13番 タイムパラドックス

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結果

 1着☆14番 カネヒキリ
 2着◎ 9番 シーキングザダイヤ
 3着  3番 ユートピア
 4着 11番 ブルーコンコルド
 5着▲ 8番 ヴァーミリアン

 7着○ 7番 アジュディミツオー
 9着△13番 タイムパラドックス
13着△ 5番 スターキングマン

恐れ入りました。
カネヒキリ、強すぎです(笑)。
正直、ここまで成長しているとは・・・。
これで「ドバイ」がますます楽しみになってきました。

アジュディミツオーは、出遅れがすべてでしたが、仮に先行出来たとしても、メイショウボーラーのハイペースでは、残れたかどうか・・・。

シーキングザダイヤは、またしても2着。
しかし、カネヒキリが強すぎるだけで、今年はG1勝ちが出来るであろう。

ユートピアもこの距離はさすがに強い。

ブルーコンコルドもまずまず、血統的にも距離はもっと長い方がいいはずなので、今後の馬の精神的成長があれば、もっと強くなれるはずだ。

ヴァーミリアンは、今回、さすがに相手が強かったが、ダート適性がハッキリしたので、これからの活躍に期待できる。
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クイーンC/京都記念/

2006-02-17 23:32:00 | 競馬(レース予想)
クイーンC

◎11番 コイウタ
○12番 アイスドール
▲ 7番 ルビーレジェンド
△ 4番 ワイキューブ
△14番 プリティタヤス

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結果

 1着◎11番 コイウタ
 2着 10番 アサヒライジング
 3着  1番 マチカネタマカズラ
 4着△ 4番 ワイキューブ
 5着○12番 アイスドール
 6着△14番 プリティタヤス
 
 8着▲ 7番 ルビーレジェンド
 
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京都記念

◎ 1番 シックスセンス
○ 6番 サクラセンチュリー
▲ 3番 デルタブルース

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

結果

 1着◎ 1番 シックスセンス
 2着○ 6番 サクラセンチュリー
 3着 10番 マーブルチーフ
 4着  4番 シルクフェイマス
 5着▲ 3番 デルタブルース
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奇面組の思い出(その9)

2006-02-14 21:38:51 | アニメのお仕事
さて、今日の話は、話数で言うと確か第33話かな?
(#31だったかも。。。)
林間学校だか、臨海学校だかの話です。

この回は、30分で1本のストーリー。

で、オイラのネタの内容は、作画に関することです。

丁度、ストーリーも大詰めを迎えたカットナンバー308・・・。

豪君がスイカを切るシーンです。
このシーン、原画の段階では、かなり長いカットだったのです。
絵コンテでは、多分8秒ぐらいだったのですが、いざ原画が上がってみると、12秒ぐらいのカットになってました。
というのも、絵コンテの絵自体がいい加減に描いてあって、原画打ち合わせでは、「おまかせ」だったのです。
つまり、アニメーターさんに、「好きに描いて下さい」ってことです。
結構困る人もいるのですが、乗り乗りで、描いてくれる人もいます。

で、この時のアニメーターさんは、知る人ぞ知る「サムシング吉松」氏(笑)。
「アニメディア」などで、ご自身のコラムも持ってたので、30代ぐらいのアニメファンなら知ってるかも? ちなみにオイラも「ネタ」にされたことがあります。

まあ、それはさておき、
描いてくれた原画の内容は、確かに面白かったのです。
しかしながら、ちょっと残虐な表現がありました。

実際、撮影まで作業は進んでいて、そのラッシュフィルム(チェック用の棒焼き)を見たときは、クオリティの高さに驚いたのですが、とてもTV局の許可が下りる内容ではありませんでした。
オイラの初めての「ダメ出し」です。
赤ちゃん姿の零君(だったか?)の頭に包丁が突き刺さる、というものでした。

まあ、オイラが「ダメ出し」しなくても、直してくれたんじゃないかとは思うんですが、ひょっとしたら、また「受け取れないね」なんて、プロデューサーT氏に言われていたかも・・・(爆)。

放送されたものは、尺(秒数)を調整して、作画したものが無駄にならないように、工夫して完成させたものです。
ですから、この残虐な絵も一応入っていますが、1コマだけです。
普通に見てるとわかりませんが、スロー再生ならきっと解かると思います。
DVDをお持ちの方は確認してみて下さい。

そうそう、この時の演出は「三沢伸」氏です。
この方も「知る人ぞ知る」有名人(?)・・・の、はず・・です・・ねぇ?(笑)
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競馬の記憶 第16回 ニホンピロウイナー

2006-02-13 22:40:18 | 競馬(思い出)
26戦16勝
2度の大敗を含め、掲示板をはずしたのは、わずかに5回。
マイルまでなら、ひとつ下のシンボリルドルフ級の強さを誇った。

母系(母父チャイナロック、母母父ライジングフレーム)からくるスタミナを受け、持続するスピードで、2000Mまでこなして、活躍していました。

マイルG1を3勝、ルドルフが負けた天皇賞・秋も3着です。
60キロを背負って、朝日CCやマイラーズCも勝っています。

かなり「強い!」ということが解かると思います。
時代が時代なら、海外でのマイルG1も勝っていたのではないでしょうか? タイキシャトルより距離が持った分、オイラ的には、マイル最強馬の称号をあげてもいいと思います。

昨年、引退した産駒のメガスターダムは、菊花賞3着で、伝わったスタミナがさらに強化されているようです。
まだまだ活躍馬を出して欲しかったのですが、残念ながら昨年亡くなってしまいました。
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