安倍なつみ「あなたに会えたら」NO181後編 (10/21)

前編からの続きです。

ここから朗読コーナーに、なっていました。今回、なっちが朗読したのは、
“茨木のり子”の“詩集”“わたしが一番きれいだったとき”の一部でした。

“自分の感受性くらい、
パサパサに乾いていく心を、人の、せいにはするな！

自ら、水やりを怠っておいて、気難しくなってきたのを、
友人のせいにはするな！

しなやかさを失ったのは、どちらなのか？
苛立つのを、青春のせいにはするな！

何もかも、下手だったのは私！
初心、冷えかかるのを、暮らしのせいにはするな！

そもそもは、ひ弱な志しにすぎなかった。
ダメな事の一切を、時代のせいにはするな！

僅かに光る、尊厳の放棄、
自分の感受性くらい、自分で守れ！
ばかものよ！

小さな娘が思ったこと、
小さな娘が思ったこと、人の奥さんの肩は、
何故、あんな、匂うのだろう？
木製みたいに、梔子（くちなし）みたいに！

人の奥さんの肩に掛る、あの淡い、
もやのような物は、何だろう？

小さな娘は、自分も、それを欲しいと思った。
どんな綺麗な娘にも無い、とても素敵な、或る何か、

小さな娘が、大人になって、妻になって、
或る日、ふいに気付いてしまう。

人の奥さんの肩に降り積もる、
あの優しいものは、日々、人を愛していく為の、
ただの疲労で有ったと！“

読み終えた、なっちは、今日は、日本を代表する女性詩人、“茨木のり子さん”の詩集、
“わたしが一番きれいだったとき”の中から、2つの詩を、ご紹介したけど、この本のタイトルは、
茨木のり子さんが、10代後半の青春時代を、戦時中に過ごした思いを綴った詩で、多くの国語の
教科書に掲載された詩なので、ご存じの方も、いらっしゃると思うと言っていました。そして勿論、その詩も
収録されているけど、今日は“自分の感受性くらい”と“小さな娘が思ったこと”の2編を、ご紹介しましたと
話していましたが、又、この2編は、どちらも昭和の時代に書かれた詩だけど、今、読んでも色あせるコト無く
私達の心を震わせる名作が数多く、載っているとの事で「・・ねぇ、何かこう、強いと言うか、これだけ、
色んな経験をされて、色んな物を見て来て、感じたモノが有ったから、こういう風に、こう強く、自分にも、
言い聞かせながら人にも、こう伝えると言う、言葉の強さと言うか、う～ん、何か、中の強さみたいなモノを、
凄く感じて！凄いよ、フフ、この自分の感受性くらい、って言う時の、最後の一行なんてさ“僅かに光る、
尊厳の放棄、自分の感受性くらい、自分で守れ！ばかものよ！“こ～んなコトって、ねぇ、言葉に中々、
出来ないし、ま、詩集だから、こう、伝わり方が、ま、それぞれで、受け止め方も、それぞれで、という所が、
イヤ～、凄いですねぇ、何か強いです！う～ん、私も表現する仕事をしていますけど～、やっぱり感受性は
自分で育てて行かなきゃダメですねぇ！私は、やっぱり感受性が育っているなって思う瞬間なんて無いけど
でも、やっぱりこう、舞台を観に行ったりとか～、こないだ、ジェーン・エアと言う、ミュージカルを観に、
行ったんですけど～、イヤ～、もう心がねぇ、凄くこう、動いているのを自分で感じれる瞬間なんですよね。
ア～、色んな感情にもなるし～、普段やっぱり日常フツーに、仕事をしていたりとか～、お家に居たりとか～
して、そういう中では、中々、感じられない？う～ん、でも、本を読んでいてもそうだし～、フフ、う～ん、
そうだねぇ、だから私は、こう自ら、う～ん、舞台に居たりとか、するんですけど！ねぇ、やっぱり何でも、
人のせいとか、何かのせいでは無くて自分に原因が有る！自分が、こう言うねぇ、アノ～、自分がダメだから
やっぱり、人にも出会うし、こういう経験もするんだなって！まだまだだなって、やっぱり謙虚な気持を持って
日々を過ごすってコトが大事なのかなァって思いますし、やっぱり、だからこそ、自分を大事に、
大切にして行きたいなァと改めて、感じさせて、気付かされて！は～い、そんな感じで、ございます。
やっぱり名作は大人になって読むとねぇ、やっぱり小学生の時に国語の教科書で、この詩に出会っても、
ねぇ、ただ、こう、やっぱり、読んでいる感じと～、ねぇ、何か、全然やっぱり違うなァって、ホントに、
大人になって、読むから改めて気付く～、気付き出させる点が、幾つか有って、感動するんだなって、
いう風に思いました。是非、皆さんも読んでみて下さい！・・」と呼び掛けていました。
マァ、人は、誰でも歳を重ねる毎に、感受性も、少しずつ変化して行きますからね。(＾＾)

♪Free♪　（Carroll Thompson）

今月のマンスリーテーマは“せつなさ選手権2012年バージョン”と言うコトでしたが、コーナーが、
スタートする前に、なっちは小声で、何か、しばらく、めるに話し掛けて、フフフと笑っていましたね。(＾＾;

そして最初の投稿メールは千葉県のラジオネーム“ジェームスデーンさん”21歳の男性の方からで
“・・・僕が切なさを感じるのは、コンビニの、おにぎりのフィルムが、上手く剥けなかった時です。（なっちは
「フフフ、そこか～い？！フフ」と言ってます）・・フィルムの真ん中のテープを剥がして両脇から引っ張ると、
僕の場合、大抵、片方だけがスルっと剥けて、ご飯と海苔が切れます。（「エッ、判りますよね？それね！
うん・・。」と言ってます）・・それで、もう片方は剥けずに残っているので、取ろうとすると、海苔がビリっと、
破けてしまいます。形が崩れた、おにぎりを食べる度に、いつも切ない気持になります！“との内容でした。

なっちは「フフフ、そんなに？でもねぇ、アレってねぇ、サッサッサッ！て、やろうとすると、こう言うコトが起きると
思うんですよね！」と言ってましたが、だから、ゆっくり、丁寧にやれば、そんなコトは全然無いし、
取り出し方を、ちょっと工夫すれば大丈夫なので、焦ってチャチャ、チャチャ！とやるから残念な形に、
なると思うと話していました。又、海苔がパリパリの、おにぎりを食べたい人は時には、こう言うコトが有るので
しょうがないけど、でも、海苔が付いてるヤツも有るとの事で「・・鶏五目とかさァ、フフ、お赤飯～、とかさァ、
たまに、こう何か、酢飯の、おにぎりとかもねぇ、アレ、美味しいですよねぇ！そうそうそう、だから～、
いいなと思いますけど！でも、パリパリの、おにぎりも美味しいですよね。私は、因みにねぇ、う～ん？
鶏五目が好きだから～、何かコンビニの、おにぎりで～、食べるって言ったら、この鶏五目か～、それか～、
アノ胡麻昆布みたいの有るでしょ？何か、昆布、柔らかい昆布～？とかかなァ！後は時々、イクラとか、
筋子が売ってたら～、食べたくなるよねぇ！やっぱ道産子だから、筋子はねぇ、食べたくなるんですよねぇ！
そうなんです～！はい。」と話していました。
マァ、最終的には、なっちの、おにぎり談義で終わってましたね。(＾＾;

続いては神奈川県、横浜市のラジオネーム“なつキリンさん”男性の方からで
“・・・さて、私の切ない体験は、映画館に1人で行ったら、周りは、みんなカップルだった時～です。
私は映画の趣味が家族と合わないので1人で映画館に行く事が多いのですが、先日「アベンジャーズ」を
観に行った時、周りは全員カップルでした。（なっちは「ア～、このね、アベンジャーズで、1人はねぇ、
キツいかも知れないね。フフ正直～！フフそうなんですよ！」と言ってます）・・しかも客席はガラガラなのに、
何故か、カップルが私の隣りに座りました。指定席なんだから、ワザワザ隣りに来なくて、見せ付けなくても、
いいのに～！何の嫌がらせなんだ？と、思ってしまいました。でも、そんなネガティブな事を考えてしまう、
自分が何だか、無性に切なかったです。なっちは、1人で映画を観に行く事有りますか？“
との内容でした。

なっちは「有りますよ！・・」と言ってましたが、やっぱり新作映画で、気になったのは行くし、友達の時間が
合わなかったら、しょうがないので1人で行くけど、この“アベンチャーズ”は、例の友達と観に行ったとの事で
「・・アハハハ、大～変、って、言いながら！ま、だからチョー、楽しいんだよ！その子はもう～、フフ、
もう大変～！って、フフフ、言いながら～！アハハ、もうねぇ、もうチョー、楽しいよ！その子と映画、
観に行ったら、もうね～、フフ、凄いな、私も！肩、何回、叩かれたか判んない！バシバシ、バシバシ、
叩かれて！もう～、大変～！フフ、って・・判った、ねぇ判ったから！って、言ってんだけどもスッゴイから～
もう、それが楽しいんだけどねぇ！フフ、もうホントに思ったコト、直ぐ、口に出すしね！最高なんですけど、
その子と一緒に行くフフ、そうそうそう！行ったからね、凄い、楽しかったんですけど、マァ私、良く、
観に行くコト、有りますよ！でも、やっぱり共有したいですよね。こうだった！アァだったね、って！このシーン、
アァだったね、とか、言い合いたいし～、そうそうそう！フフでも、これは、でも切なかったですね。
ワザワザ隣りに座らなくてもと！そうですねぇ、フフ、残念！」と話していました。
マァ、最近は1人で映画を楽しむ人も多いから、そんな体験者も、結構居ると思いますけどね。(＾＾;

続いてのメールは愛知県の“マリちゃん”17歳の高校3年生からでしたが、ちょっと棒読みで言った為、
「エ～と、フフ、今、韓国、・・アーティストみたいな！アリガト、ゴザイマ～ス！って言うね、皆さん、
アイシテマース！フフフ、アリガト、ゴザイマ～ス！フフ・・」と言った後、読んでいました。(＾＾;

そのメールは“今月のマンスリーテーマ、メールします。私の切ないエピソード！それは今、通ってる高校の、
体育館が無くなってしまう事です。来年から建て替え工事が決まっていて、今の体育館で、卒業式を
行うのは、私達、3年生で最後！文化祭や、球技大会、行事が１つずつ終わる毎に、切なくなっている
毎日です。新しくなって行くのは、しょうがない事なんですが、 思い出の場所が、無くなると言うのは、
やっぱり切なくて寂しいです。まだ3月の卒業式まで、時間が有るので、何か、思い出に残る事を、
計画したいと思っています“との内容でした。

なっちは、因みに私は、行っていた小学校が無くなり、その次に通っていた高校が無くなり、そして遂には
通っていた中学校も無くなったので、切ないと言うのを越えていると言っていました。そして、やっぱり、
自分の行ってた母校が無くなると言うのは、ホントに切ないし、思い出が、そこに残っているからとの事で
「・・特に私は、ま、小学校は行けなかったけど、中学校ねぇ、最後だって、ファンクラブイベントで、
去年、ファンのみんなと記念撮影会とかも出来て～、学校の許可を貰って～！そうなんですよ！だからねぇ、
だから写真も一杯、撮っとくと、いいと思うし～、特に、やっぱり、みんなでねぇ、又、何年後かにさ、
同窓会とか、する時に、上映会とか出来る、ムービーでさ、みんなで、その思い出の何かを、やるとか～、
そうそう、ここの机はこうでした～！とか～、スッゴイ思い出になるから～！やっとくと、いいんじゃないかなァと
思ったりも、しますけど！ねぇ、いいですねぇ！凄い、凄い、とってもいいですねぇ！」と話していました。
マァ、写真とか動画で保存したら、永遠に思い出として、同窓会などの度に楽しめますからね。(＾＾)

そして、ここで、なっちは今回の切なさ大賞を決めたいとのコトで悩んでいましたが、やっぱり、1人で2時間
寂しい思いをしたとの事で「・・フフ、サァ、っと言うコトで、こちら！ラジオネーム“なつキリンさん”が、
切なさ大賞で～す！(パチパチ拍手してます)・・おめでとうございました～！有難う！はい、っと言うコトで、
今月は切なさ選手権2012バージョン・・」と言って、決定していました。
マァ、映画1人鑑賞というパターンが、なっちの共感を1番得たと言う感じですかね。(＾＾;

♪スクリーン♪

ここで又、日記風に読んでいました。

「○月×日、もう～、すっかり秋ですねぇ、皆さんは元気してますか？
風邪とか、引いてないですか？イメージアップの為にも、体、暖めて！
そうしましょうね！アッ、心、元気でいる為には、なっちの歌が、
いいらしいですよ～！フフフ、お終い！フフ・・」
（マァ、歌は勿論ですが、ラジオの、なっちの声を聴いてるだけで充分、元気を貰えますけどね）(＾＾)

エンディングで、なっちは「安倍なつみが、めると一緒に、お送りして来ました！フフ、あなたに会えたら！
フフ、それでは、ここでインフォメーションで～す！は～い、めるねぇ、ちょっと～、お聴きの通りホントに、
吠えなくて～！1時間、静かにしてましたねぇ！ピ～ピ～ピ～、と、こういう風に鳴いていましたけども～、
マァ、もう、ちょっと慣れないのかなァ？って感じはしますけどねぇ、有難ねぇ！は～い・・」と言った後、
幾つかインフォメーションを語り、その後「・・それでは、あなたに会えたら！来週、日曜日の夜9時、
ここで、あなたに会えたら！安倍なつみでした。みんな、したっけねぇ～！バイバイ！」と言って、
終っていました。マァ、めるちゃんも、これ位、大人しい感じなら、毎回、収録現場に一緒に来ても、
問題無いと思いますけどね。(＾＾)