三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月19日 専務から社長へ

2015-08-19 | メンテナンスお気楽日記
ミ~ン・ミ~ンがツクツクボ~シ・ツクツクボ~シになり、もうすぐカナ・カナ・カナかな?
四季の移ろいは早い。朝方には、タオルケットを足元から引き上げなければいけない。
夏カゼには、充分ご用心・ご用心。


工場をウロウロしていた兄ちゃんが、ある時から「専務」と呼ばれる様になり、
「おっ、ガンバッテいるな!」と思っているうちに、仕事や機械にも意見を言う様になった。

一歩引いて、自分ちの仕事を見れば、色んな事が見えてきて、もどかしくさえ思う。
親?に提言しても、なかなか思い通りにはいかず、悶々と仕事をこなしているというのが感想。
反発すれば、親子ゆえに遠慮のない小言がまっている。専務とは名ばかりか?

ある意味、その時期、親も必死だったから、意見を聞き入れる余裕がなかったのかも?


時は過ぎ、「世代交代」の工場、若社長の工場を訪ねる事も多くなった。
どんな風に交代したかは知る由も無いが、気がかりなのは「覇気」と言うより「笑顔」がない事。

一応?やる気やガンバリは充分感じられるものの、仕事を楽しんでいる「余裕」ってものが一切
伝わってこない。むしろ「あせり」を感じることの方が多い。


ものづくりの基本は「他人の喜ぶ顔を見たいから」。お客であれ、商社であれ、工場であれ、
自分が作ったモノを喜んでくれる人がいる、必要としている人がいる。だから仕事が出来る。

べつに直接顔を見るとか、話を聞くとかじゃなく「想像」するだけでも充分なのです。
喜んでくれる人がいる。それが「ものづくり」であり、人のための「ものづくり」です。
だから、自分自身も楽しくなければならないのです。


そりゃ「ものづくり」だけしていりゃ、こんな楽しい事はない。
ところが、その仕事を糧に生活を維持し、家族を養い、従業員の生活おも肩に掛かって来る。

正直、ものづくりより先にしなければならない事のほうが多い。それが社長の仕事です。
社長の役割はプロデューサーであって、けっして工員であってはならないのです。

もちろん、そんなことは百も承知だろうが、現実と理想は違うってか?それも解かる。
でも、問題は自分で「名ばかり社長」と言っている処にある。あきらめてはイケナイ。

「社長は社長」大ぼら吹きでもイイんじゃないか?社長って「自信」だよ。

て、書いていると、いろんな若社長の顔が浮かんでくる。みんなガンバッテいるョ。

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