三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月7日 貧乏神と大ぼら吹き

2015-08-06 | メンテナンスお気楽日記
「仕事がない」「儲からない!」ってばかり言っていると、貧乏神が住みつきますョ。
懐具合なんて、他人には解るハズもないが、自分から「儲からない」ってばかり言えば、本当に儲からない。

だってそうでしょ。仕事を出す方とすれば、「仕事がない」って事は、仕事がヘタ?で依頼が少ないって事。
「儲からない」って事も、商売がヘタで資金に余裕がないって事。せっかくのお世話も躊躇してしまう。

人間って、意外と単純な人が多いから、言われた事、聞いた事をすなおに受け入れてしまう。


さて、客先の社長には大変な「大ぼら吹き」がいます。
話をすれば「○○から仕事が入った」「加工賃が上がった」「女工さんを増やした」景気のイイ話ばかりです。

別の仕事先では「あそこの糸は・・」って話も聞こえてくるが、本人はいつも自信満々「うちの糸はいいョ」
確かに、工場はフル運転です。トラックの出入りも多い。大口委託もこなせる対応です。

それより驚くのは、人脈の多さ・情報の多さです。1を話せば2・3倍の話題が出てくる。
物知りというより、人が集まって来るというのが正しい。仕事関係・町内・政治関係まで尋ねて来る。

何が人を引き付けるのか?それは「たえず前向き」であると感じています。
泣き言や小言を聞くためにわざわざ訪ねて来る人はいない。景気のイイ話、夢を語れるから来るのです。

それを「大ぼら吹き」と片づけるのは簡単だが、それは止まった見かたでしかない。
先の「仕事がない」「儲からない」は結果であって、こらから先どう変わるかは解らない。

嘆くのは簡単だが、嘆いているだけでは前に進めない。赤毛のアンだったっけ「先を曲がれば幸せが・・」です。
情報が少なければ、自分の事しか見えなくなるのも道理です。一歩二歩前には違う風景がある。



それから、もう一つ。貧乏神はゴミの中に住んでいます。
「玄関を見れば、その家の経済状態が解る」って言ってる人がいました。それは工場でも同じです。

小言を聞く工場の大半は、ダンボールが山積みです。本人もあまり気にしていません。
何が、どこにあるか自分では解っているからです。小説家の資料でもあるまいし、元は商品のなれの果て?
これでは、訪ねてくる人も、入り口で躊躇してしまう。

以前「見栄こそ経済」って記事を書いたが、「見栄」があるからこそ前に進める「原動力」でもある。

「儲からない」って言う前に、「忙しい忙しい」って体を動かしていれば、チャンスは飛び込んで来る。

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