三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 6月10日 二次問屋

2013-06-10 | メンテナンスお気楽日記
近頃は、「直産販売」や「地産地消」がもてはやされ、いかにもスバラシイ流通改革の
ように宣伝され、又、実際に施設も増え「道の駅」のように目にする期会も増えた。

でも、まだまだ特殊施設であり、恩恵を受けているのは一部の生産者と消費者だけのよう
にも感じる。相変わらず買い物は、大型スーパーや大型専門店の集中し、品揃えこそが
集客ポイントであることは否めない。

商店街にシャッター通りが目立ち始めた頃、糸編ではバイヤーと呼ばれる中間業者の
姿を見かけなくなった。もちろん、儲けが出せなくなっての転業であり廃業。

機屋としても、製品価格が厳しくなれば、少しでも安い資材が必要。かつ必至。
一次問屋もしくは商社から糸が買えるとわかれば、当然の直接取引。

しかし、商社とすれば原料を買い加工を委託、先を見る厳しさ以上のリスクもある。
正直なところ、個別対応は難しく、小ロット注文には応じかねる。

そこを上手く?調整していたのが「二次問屋さん」「バイヤーさん」
客先が必要としている糸を理解し、最適の糸を探し必要な量を提供してきた。

人脈と情報。ネット取引では計り知れない人情と思いやり?
街の電気屋さんとは言わないまでの、客先の家の中まで知っているからこそ出来る商い。

なんとかミクス?で景気は上向きだとは言っているが、お金がお金を生む景気は
やはりオカシイと思う。大型店とコンビニだけでは街は創れない。

「楽市楽座」客の笑顔に商人の笑顔。客を思いやることから商売が成り立つ。
その為には、多くの人のチカラが必要で、それが人々の生業となり街が出来る。

今日、ちょっと嬉しいウワサ話を聞いた。
商社取引の7~8割が仲買業者にもどった?糸編から離れられないじいさま?が
ガンバッテいるとのこと、やはり餅は餅屋にかぎるってことか?

これで多少は世の中マトモに成るかも?

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