三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 6月10日 年金工場?

2011-06-12 | メンテナンスお気楽日記
平均すれば70代後半。80を超してもまだ仕事をしている。
当然、代一線は退き、後継者は別仕事。女工さんもいない。

設備も40年以上前のイタリー式撚糸機に準備機器も年代物ばかり。
一応、一度は廃業を考えたが、壊すにもお金が掛かる。輸出ブームにも乗り遅れた。

昔から自営業で気楽に儲けてきたのはいいが、今は年金だけが生活の糧。
ところが国民年金だけでは、出ていくお金の方が多い。小遣いも欲しい。

設備があり、技術がある休業工場を糸商が目を付けない訳がない。
糸商にとっては、とても都合のイイ工場。

まず、糸加工・糸知識も豊富だし品質管理には安心して仕事がだせる。
納期問題にも個人工場の強み?朝早くから・残業してまでのムリなお願い?

なによりの利点?は「加工料」
「健康のため」「年金のたしに」「孫の小遣いかせぎに」なんて口実でドンドン下がるいっぽう。

たまらないのは、若い?経営者の工場。
「いいかげん、くたばってくれた方が・・」が正直な気持ち。加工料は安いほうに平均していく。

この問題に関しては、まだまだ考えなければならない点が多いが書き出していたらキリがない!
またの機会に、両者の利点と問題点を整理してみたい。

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