わが町三島が乗っているプレートは、フィリピン海プレート。
その西端のユーラシアプレートとの境界線の富士の星山丘陵に自転車で出かけました。
出発地は、道の駅「富士川楽座」
富士川を下ってまず県道396号線の富士川橋を渡ります。
橋の下には大渕溶岩と思われる溶岩が見られます。
もちろん富士山から流れ下った溶岩です。
日蓮上人が「立正安国論}の草案を書き上げたという古刹。
広い境内は見るべく物が多いです。
ここから山頂の岩本山までは階段の道。
朝は寒かったが、階段を登ると汗が噴出しました。
この岩本山はフィリピン海プレートが沈み込み、大宮断層で隆起した場所。
今は標高193mの山も元は富士山の山麓の一部だったらしい。
その後、富士山から流れた土砂が堆積して富士宮市が出来たとの事です。
岩本山に向かう途中のこの岩石は、富士山から流れ下った岩なのかな。
次の目的地は明星山でしたが地図がよく分からず、星山放水路沿いに富士川まで
走って、県道76号線に合流してすぐの蓬莱橋に出ました。
この橋の下には、今から7000年ほど前に富士山から流れてきた北山溶岩が見えています。
富士川まで断崖になっているので、飛び込めそうです。
蓬莱橋からは、交通量の多くなった県道10号線で、出発地の道の駅に向かいます。
途中の馬坂トンネルは歩道が狭くて走り難いです。
自転車でトンネルを走ると、車の騒音が大きくて嫌です。
フィリピン海プレートの東の端の小田原と同じく、ここも活断層の活動が活発な地域です。
※ ※ ※
星山丘陵の山頂部は平坦地が多くて、茶畑が展開していました。
丘陵というより台地といった風景でした。
台地でも地形はアップダウンが激しくて、自転車を押して歩く場所が多くて、日ごろ
使っていない筋肉を使ったため、山より疲れました。。。
岩本山から明星山はちょっとわかり難いですね。
自分の住んでいる回りは溶岩だらけ、富士山が
噴火したら最悪流れてくる事も覚悟しなければ
なりませんね。
自転車もバイクも気持ちよく走れる時期に
なりました。私も走りた~い。
思ったのですが、岩本山の地元ボランティアに道を
尋ねると、星稜高 中からの道が分かりやすいとの事。
調子良く走って気がつくと交差点名が田中町南。。。
戻るのも面倒なので、次回の楽しみにしました。