ピーカンの1日、息子と妻とで富士山の御中道の大沢崩れに出掛けてきました。
南アルプスはもちろん、遥か彼方の北アルプス槍穂高連峰もはっきり確認できる最高の天候でした。
オンタデやカラマツの黄葉が綺麗でした。
特にオンダテは今年の夏が冷夏だったのか、花が付いたままドライフラワーのようになっていました。
大沢崩れは富士山の沢の中で最大の沢。
富士宮口からの対岸が200mほどの崖になっています。
ここが渡れれば御中道が復活するのに。。。。
大沢を少し下ってみました。
沢の下部を覗くと地獄の口が黒々を見えています。
びびって引き返しました。
大沢崩れの次は吉田大沢見物です。
今月、須走り登山口を日帰りで登った息子も富士吉田口を見て、たぶんここからは登らない と言っていました。
上部を見ると異常に山小屋の数が多いです。
富士山が世界遺産になったのは文化遺産。
富士山が見える町では送電線などを地中に移して美観を高めるのに努力しているのに
富士吉田口のみやげ物店の風貌はいかがなものかな~。
これが文化的な景観なのかな~。
行き交う人の半数が外国人。
異国に来たような感じの変な富士山でした。
100年前は女人禁制の山の大きな変貌です。
今日、いちばん頑張っていたヘリコプター。
大沢崩れを防ぐ防災工事のための物資をせわしく運んでいました。
大沢崩れの近くの旧大沢休泊所。
ここで昼食を食べていたら下のほうからヘリとは違う音が・・・。
下を見たらモノレールのような乗り物で工事関係者が登ってきました。
かなり疲れた様子で休泊所に入って昼休みのようでした。
夏場の天候が安定していなかったので追い込みの工事でもしているのでしょうか。
高高度の仕事なので予定どうりに工事を進めるには大変なのでしょう。
富士山の1面を垣間見たような1日でした。
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