霧中山歩

近くの山に自然観察をかねて登っています。
自然は新鮮な発見が一杯で、新しい感動が待っています。

箱根旧東海道を登って鎌倉古道を下る。

2023-03-05 15:41:30 | 登山

 天気の良い土曜日、久しぶりに箱根西麓の上部まで登りました。

 出発時間は午前7時前で、太陽が早春の朝を演出しています。

箱根西麓の旧東海道は出発点が三島大社ですが、いつもと変わらず

自宅からの出発です。

出発約1時間で錦田の一里塚に到着です。

この道は箱根オープンロード開設の時に石畳が敷かれました。

旧東海道はこの写真の右側下の今の国道一号線の下です。

松並木には虫集めのためのコモが巻かれています。

 

 旧東海道から見た富士山です。

ひとつ向こう側の尾根には、いつもの散歩に使っている道があります。

 

 

 傾斜の急なコワメシ坂の先の笹原一里塚の上で、健脚な若者に抜かれました。

ま、70歳に近い老人だから張り合わないですが。。。

 

 笹原一里塚の先は旧街道と農道が並走しています。

石畳って歩いてみると解りますが、非常に歩きづらいです。

老人は左の舗装道路を登って行きます。

 

 国道一号線は数年前にルートが変わって旧東海道は橋の上になりました。

新しい石畳は非常に歩きにくいです。

 

 山中城址の休宿舎で3回目の休息です。

山中城址のすぐ上には、雲助徳利のお墓があります。

雲助って悪役のイメージがありますが、足の弱い旅行者にはありがたい

存在だったようです。

 

 今日の旧東海道の最高地点の接待茶屋のバス停。

ここに来る前に旧東海道から少し左側に入ってみました。

昔の遊歩道のような道をたどって大きな記念碑のある広場につきます。

そこから少しで接待茶屋の反対側に出ます。

 

 こかから北側の鎌倉古道に向かいます。

旧東海道と鎌倉古道をつなぐ林道は、三島の樵さんたちが作業中でした。

 

 

 舗装された林道は車が全く通らず、日当たりが良くて気持ちが良いです。

途中の広場で昼食です。

ラーメンとカレーを持ってきたのですが、今日はラーメンだけにしました。

食器はステンレスのタッパーひとつです。(本来食器ではありません)

取っ手もどこだかの食器の物で、アルミ板を小さな2本のビスで取り付けて

あります。(取り外しが自由で小さくなります)

火器はプリムス2243ですが、ボンベは大鹿マークの150の小さい物です。

今更小さい火器にするには、躊躇しますね。

 

 旧東海道と鎌倉古道を繋ぐ林道脇はヒノキの植林地で木々がだいぶ赤くなって

います。

今はスギ花粉ですが、もう少しするとヒノキの花粉も飛び出します。

妻が花粉症なので、クワバラクワバラ。。。

 

 林道脇から鎌倉古道が始まります。

旧東海道と違って地肌の山道です。

植林地をクネクネと足に優しく続いています。

 

 鎌倉古道は小田原側にもあり、そちら側は非常に開けています。

私的には旧東海道より道が穏やかなので、ハイキングするには最適です。

 

 元山中の諏訪神社に到着すると、いつもの散歩道の終点です。

ここから約2時間弱で自宅に到着です。

今日は天気が穏やかだったので旧東海道を歩く人が複数みえました。

鎌倉古道はひとりも出会いません。

 自宅に着いたのが午後4時前。

行動時間が9時間だから、富士山五合目から山頂往復と同じかな。

しかし、接待茶屋から箱根峠までいつになったら整備するのかな。

(接待茶屋から箱根峠までは、2017年の台風の大雨で石畳が流れて現在

通行止めです。函南町の担当のようですが、予算が出ないのかな。)

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 同世代の本 2冊 | トップ | 「性からよむ江戸時代」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山」カテゴリの最新記事