Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

仙台enn vol.3/会場入り~本番

2013-08-30 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


17時半にホテル発
あっという間に会場です



二回目となるennさんは
前回の時の音作りを覚えていてくださっているのかわかりませんが
とにかくgtはスッと音が決まり
中も外も良い音に整いました

ここの会場はピアノがアップライト
グランドとは鳴りが全く違うらしく
和泉さんはプレイに相当神経を使うようです


ennは「ロック小屋」と呼ばれる
ロック寄りのライブハウスで
一つの建物内に
3つのライブハウスやRHスタジオがある
...ライブハウスは2つだったかな?

まぁ我々の出る会場は3rd

会場内は防音がなされてるけど
楽屋に居ると
1stと2ndやリハスタの若者の
有り余るエネルギーの若者ロッカー達の雄叫びや
ドラムのシンバルの連打など
常に聴こえてきます

彼らは今の僕の生命力の10倍以上あるように感じます

若いということは凄いことだと
この歳になって痛烈に感じます

この有り余るパワーを「全体」のために使って欲しいし
そこへ導く力がある大人でありたいと思う


こういうラウドな音環境の中で
本番前に心中に波一つ立てぬように寂然と過ごすのは
修行でもあり
人生に於いては面白いシチュエーションでもある


運命は
否定しない心に味方してくれる



本場まであと7分



。。



一部

ステージに上がり演奏を開始してみると
リハーサルよりだいぶ音が吸われていた

残響が減り、音は細くなったが
ピアノとのバランスは良いので
そのまま環境を変えず集中して奏でました

グランドに比べるとダイナミックレンジが狭いアップライト
ということを考慮に入れ
普段より1割2割減 のタッチで歌心を表現してゆくと
ピアノとのバランスが整ってゆくように感じられた

難しいが決して悪くない演奏だと思った


二部は一部よりもっと
そこを攻めてみた

手応えも得られたし
客観的にも良い演奏だと感じられた

和泉さんはアップライトを弾くことで
相当なエネルギーを費やされたようだが
ピアニストでない僕にはその大変さはわからない

あくまでもギタリストの感覚からだが
今日はお互いバランスを必死に取り合って
共に作り上げた心ある良い演奏だったと思えます

演奏中までは自分たちを褒めたいと思います


そして「終演後のこと」
に関しましては
今夜は僕はノーコメントにさせて頂きたいと思います


会場に残ってらっしゃったお客様の一部の方は
何となくお分かりと思いますが
本当に申し訳ありませんでした

この記事を読んで意味が分からない方も
すみません



足を運んでくださったお客様
そして
ennさん

本日は本当にありがとうございました


また明日頑張ります^^






コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台enn vol.2

2013-08-30 | 参加ユニット『Duo LIBRA』

11時出発



朝一
師匠が言うことには
夕べはホテルに入って何も食べずにすぐに寝てしまったので
デニーズでクダを巻くことも出来なかったよ
とのこと


むしろクダを巻かずに済んで良かったじゃないっすか
師匠



「だから珍しく朝一からお腹空いちゃった」
という師匠だけチェーンのラーメン屋に立ち寄る間
中村氏と車内で待機

最近また鉄道撮影熱が復活してきたという中村氏の作品を
パソコンで見せてもらいながら撮影エピソードを聞く


先日の浄土が浜ジャズフェスタへ単独移動中
Googleマップ航空写真で目星を付けておいた寂れた山間の鉄橋

二台のカメラと三脚を担ぎ
道路からかなりの急斜面をよじ登ると
鉄橋の真ん前
ベストポイントだった


鉄橋を通る上り電車の線路は眼前でカーブして
その先は木々の緑の中に消えている

2時間に一度しか通らないというその電車が
その緑の中からカーブを曲がって眼前に現れた瞬間を撮影すべく
カメラを設置した


時刻は夕暮れ白墨の時間帯に露出を合わせ
あとは主役の登場を待つのみ


待つこと15分

来たっ!

緑の中からヌッと現れた主役の電車は
夕暮れモードの露出設定に反し
煌々とライトを点灯していたため
写真はハレーションを起こし全滅とあいなった…


愉快な中村氏である
行く先々で好奇心を全開にし
失敗を含め楽しんでいる


冷し担々麺大盛りを食べ終えた師匠を乗せて再出発してしばらく行くと
中村氏の嬉しそうな声

見ると焼肉屋の看板に「宝島」とある

一同爆笑

更に中村氏
「夕べのホテルの近くにはスロット宝島ってのがありましたよ」

一同大爆笑

「この際いっそのこと全部集めてみますか」
と師匠


「カスミかぁ…
茨城近郊のみのスーパーなんです」

筑波大学時代に茨城に暮らしていたという中村氏が
懐かしそうに言う



いつしか車は郊外を抜け
晩夏の常磐道を快走


後部席からは師匠の長閑な鼾






後頭部をヘッドレストに付けて
眩しさに瞼を細めながら
ボーッと前方を見るともなしに見ているのが好きだ



12時45分
磐越道に入る










外気は34℃
ホテルまで190キロ






トイレ休憩

トイレに近い駐車スペースに前進駐車した際に
思いの外、高低差があった歩道の淵に
フロントバンパーをガリッと擦ったが
何事もなかったようにやり過ごした中村氏は
ただ者ではないと感心した


再出発

さっきまでと雲の様子が違ってきた






只今
郡山辺り



ここまで走ってくる間に16台の競馬搬送車を抜かした

どうやら搬送車一台に一頭だけの専用車らしい
搬送車には馬の名前が書いてある



13時半
東北道に入る





東北道に乗るとすぐ安達太良山



雲の様子がどんどん変わってゆく



13時50分
遂に福島西辺りで雨がパラパラしだした
ホテルまであと80キロほど








知らないうちに小一時間ウトウトしていたようだ
14時40分
高速道を降りた











15時ホテル着



会場へは17時半出発

少し横になって体を休めることにした




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013/8/30///仙台enn3rd 出発前

2013-08-30 | 参加ユニット『Duo LIBRA』



今日は仙台enn3rdさん
ここ水戸からは約340キロ移動


出発2時間前に起きてゆっくり朝湯です


33本目ともなると
演奏後記も書くことが無くなってきて
残る頼みの綱は和泉さんの駄洒落ネタになってきました

最近の師匠は
ご自分の出展なさる駄洒落が
僕のブログにどんな風に描かれるかを楽しみにしてくださってるようで…

それは大変光栄かつ有難いことではありつつ
まだ未完成の駄洒落を早漏気味に出展なさる傾向になってきました

昨夜の水戸も
本番直前、前後の文脈無しに
「水戸の納豆食って納得って」
と唐突な御出展

相変わらず出来は高得点ではありますが
文脈無しのご出展

これをどう拾えとおっしゃりまするか…なかなかの傍若無人ぶり

こうなればもう
この傍若無人ぶりを弄りながら記録してゆくしかないわけであります


夕べは終演後
ホテルチェックイン後、解散直前に
ホテルの一階に入っているデニーズに
これから一人で入ってクダを巻いてくるのだと
意味不明の意気込みを見せておられた師匠でありますが
果たして夕べはどう過ごされましたことやら


今朝は11時出発

そこから師匠の駄洒落を聞き逃さないよう
こちらも感覚を研ぎ澄まして挑みたいと思います


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013/8/29// 水戸Girl Talk

2013-08-30 | 参加ユニット『Duo LIBRA』


レコ発ツアー全36本の最終ブロック
ラスト5連チャンの初日
そして32本目

今日は水戸Girl Talkさん
僕としては二回目の訪問です


しかし...
このご時世にツアー36本なんて数字
あり得るかな...

いや...
あり得ないでしょ


あり得ないところを
ブッキング敢行してしまうところが
マネージャー中村氏のクレイジーなとこで

体が持たないよ、などと
ブツブツ言いながらも
結局32本目まで脱落者が出ないことからも
和泉氏も榊原氏もクレイジーなのだということ
まぁ
早く言うと3馬鹿トリオなんだと思います


誤解無きよう言葉を一つ付け足しますなら
「愛すべき3馬鹿トリオ」ということになりますです

3馬鹿隊が今日はどんなことをしでかしますやら




14時半
和泉邸にて積み込み 完了
そして出発



出発後間もなく
「くだらない駄洒落を思いついたんだけど…
聞いてくれる?」
と後部席からの声


「どんなのです?」と僕


「レコ発ツアー最終5連チャンに
出発どぇ~す(ドS)と言っておいて
本当はドMだけど
と付け足す
っていうの…」
と和泉さん


「和泉さんがMであるということを知ってる
一部の人にしかウケない駄洒落ではないでしょうか?」
と真面目に受け答える中村氏


(和泉さんMなんかい…?
僕もどちらかていえばMではあるが…)
と僕の心の声


中村氏の真面目な返答に
和泉さん、こう切り返す

「だからぁ
肉体的に過酷な36本ものツアーの
最終の〆が地獄の5連チャンというのは
もはや我々はドMとしか呼べないと…
そういう意味も含んだ駄洒落なんですけどね
あっ!
あれっっっ!!!
あ~~~忘れ物大王
またエライ物を忘れてきちゃった

いや
戻らなくていいですから
いやなに...
この3泊4日の着替えを玄関に全部置いてきちゃった
着替え忘れてるのに
サンドイッチなんて持って来てる場合じゃなかったよ」


駄洒落と忘れ物という出発後の恒例儀式が落ち着くと
これまた恒例
和泉さんはモルフェウスの腕に抱かれ
後部席にて入眠

車内はまた静寂が戻り
車は西日の中、一路水戸へ向かう

筑波の辺りで
ついこないだまで目に眩しくらいの緑だった田んぼが
もう黄金色になり始めていた

昨年の後半に和泉さんとの再開を果たし
演奏するようになってから
あっという間に1年が過ぎてしまいました
感慨深いものがあります







17時手前に会場到着
いつものようにセッティング
いつものようにサウンドチェック
いつものようにリハ


音決め真剣な宏隆くん



ガールズトークさんの内装はとても洒落てます

『a dedication』のブックレット内にも
Girl Talkさんでの演奏シーンが使われてます




八丈島から何日か空き
お互いにリブラではない演奏をしてきてるから
演奏に於ける記憶がリセットされてるところがある

1部では探りながら演奏するようなところがあったが
このまま終わるのは絶対嫌だ
2部では攻めることに心を決めた

二人の呼吸が微妙に噛み合ない部分を
隠そうとした意識の演奏をするのではなく
噛み合ないことから生まれる揺らぎを楽しむことにした

そのことを2部の1曲目のピアノイントロの中で思いついたのだった

思い付くと同時に心身の固さが解れていた

そしてあとは楽しむことだけを考えて過ごした




終演後
和泉さんが
「二部でリバーブ足したの大丈夫だった?」


「大丈夫ですよ
むしろやりやすくなりましたよ」

和泉さん
「お客さん入ると吸われるからねぇ」


「お客さんが入ってみないと
どれくらい吸われるかなんて、なかなかわからないですよね」

和泉さん
「そうね
冬なんかもっと吸われるからね」


「あぁ
セーターとかね
音を吸うからね」

和泉さん
「それに音を吸う乳房と
音を吸わない乳房があるしね」


「え...?
ん??
本当に? 」

和泉さん
「な わけないだよ~
こうやって嘘八百並べてるのが
あなたのブログにどのくらい反映されるか楽しみでね」


そういうことだったので
ここにちゃんと書き残しましたよ、、和泉さん


奏でている時以外のミュージシャンの面白いとこを
書き残しておきたくて
こうして終演後、夜更かしして書き綴ってます
明日になったら明日のことで頭が一杯になって
もう今日のことなんて思い出せなくなっちゃうから



ということで
残り4連チャン

連チャンは体にはキツイが
演奏は濃密になってゆきますから
気持ちさえ緩めなければ残り4本
どんどん濃くなってくはずです


「最後の4本でそろそろ和泉は壊れて
とんでもない醜態を曝し
さかきぃに笑われたい」
などと訳の解らないことを和泉さんは口走っておりますが
軽くスル~^m^


結局ここのチームの人たちは
一筋縄では行かない濃い人たちで
何本ライブを重ねても薄まらない

そこがいい


明日は33本目
仙台ennさん

遂に明日
中村氏から言われていたタイムリミットが来る... --;

或る新曲をやらねばならない --;

アメリカのすんごい有名なロックギタリストの名曲をカバーする  --;


ネタバレになるから曲名書きませんが
明日ennに来る人は
アコギでその曲やってる人って聴いたこと無いから
お得だと思うなぁ...まじに
(自分で言うのもなんだけど...)


ということで明日はまた
どんな駄洒落が飛び出しますことやら
乞うご期待です




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする