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坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2025年市議選を経て4期目となりました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

とあるまちの市長選挙をめぐる逸話「1人目の男と4人目の男という話」について話をしよう。 @坂井の一般質問 の巻

2023-03-05 | 2023年第1回定例会

坂井の一般質問、今回は3項目取り上げました。
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1 ”はけと野川を壊す道路”はいらない!
2 ”ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。くらしとチャレンジを支えあう、小金井市”について話をしよう。
3 とあるまちの市長選挙をめぐる逸話「1人目の男と4人目の男という話」について話をしよう。
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3 とあるまちの市長選挙をめぐる逸話「1人目の男と4人目の男という話」について話をしよう。
についてざっくり振り返ります。 小金井市議会YouTubeはここ🐔から

 この逸話は、2022年第1回定例会の施政方針で、当時の西岡市長に対し、白井議員がこの逸話を語っていました。

 ご存知ない方が多い逸話なので、詳しくは市議会YouTubeをご覧いただきたいと思いますが、当時、白井議員は「とあるまちの市長選挙をめぐる逸話がある。(4人目の男は、1人目の男と)同じ方向性を向いているとは感じているが、多分、最終的に目指していること、見ているものが違う気がする。そして、そのやり方も。」とこの逸話を締めくくっていました。
 ざっくりというと、私は1人目の男は西岡真一郎さんで、4人目の男は白井亨さんと認識しています。ので、確認していきました。

坂井:1人目の男、4人目の男とは誰のことなのか
白井市長:ご想像にお任せします

坂井:1人目の男は西岡真一郎さん、4人目の男は白井亨さんと認識した上でうかがう。白井亨さんは西岡真一郎さんと同じ方向を向いているのか。
白井市長:西岡さんも、ある意味、ご自身の身を投げ出し、小金井市を思い、ある意味、積年の課題であった様々な問題、庁舎問題を含めてですけれども、それだけではないですが、いろんな問題に対して、やはりそれを解決していかなければならないと。地域力をいかして、もっともっといいまちにしていきたいと、こういう思いだったことは、私は間違いないと思っていまして、そういう意味では、同じ方向性を向いていると思っていた。

坂井:白井亨さんが最終的に目指しているということ、見ているものというのは何なのか。
白井市長:ご想像にお任せしますの延長で答弁を考えていたんですが、最終的に目指していることは、大きく2つあります。コンパクトで、エコロジカルで、フェアで、クリエイティブで、多様性、個性、特性が尊重され、認め合い、人が育ち、才能が集まり、賢く成長するまちを作りたい。これは最終的な話です。2つ目は、あらゆる市民が、自分の住んでいるまちのことを自分ごと化できるまちにしていきたい。
 見ているものが違うということの、その見ているものとは、見えているものだけではなく、見えないものも見るというところによって違うと私は考えておりました。

坂井:白井亨さんのやり方とは。
白井市長:モットーは、すぐやる、動く、自分で動くということです。

坂井:最後に。この議場にいる人の中で、小金井市議会議員と小金井市長を務めたことがあるのは白井亨さん一人のみだ。頭では二元代表制ということは理解しているが、議員や市長の役割について、実感を持っている白井亨さんに見解を伺う。
白井市長:議員の立場で仕事をしている時は、市民から聞いた声をいかに議会で反映させて、一般質問などの機会でその声を反映させ、行政の執行部にも伝える。それが一番大事な仕事だと思っていた。いわゆる民意の反映。
 首長になって感じるのは、行政全体をつぶさに見て、関わっていき、総合的に関わるとなると、議員のみなさんだけでなく、逆に市民から直接的に行政に対する要望やご意見をいただく。緊急性、重要性など含め、いろいろ検討したうえで取捨選択を、優先順位、メリハリを付けないといけない。民意の統合をやるということ。


 でした。白井市長が白井議員だった時代、西岡市長に対してとてもとんがった質問をされていたので、職責の違いや、白井市長が目指しているものについて確認をするというのが質問の意図でした。逸話があったことを印象的に覚えていたため使わせていただきました。
 坂井が、議員になったのは西岡市長の初当選の時でしたので、議員である私にとって市長が変わるのは初めての経験ですが、私の理念は変わりませんし、良いことにはアクセルを踏み、悪いことにはブレーキをかける。というスタンスで引き続き臨んでまいります。


「逸話」としての引用なので、読み原稿を冊子風にしました。


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”ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。くらしとチャレンジを支えあう、小金井市”について話をしよう。@坂井の一般質問 の巻

2023-03-03 | 2023年第1回定例会

坂井の一般質問、今回は3項目取り上げました。
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 ”はけと野川を壊す道路”はいらない!
2 ”ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。くらしとチャレンジを支えあう、小金井市”について話をしよう。
3 とあるまちの市長選挙をめぐる逸話「1人目の男と4人目の男という話」について話をしよう。
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2 ”ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。くらしとチャレンジを支えあう、小金井市”について話をしよう。
についてざっくり振り返ります。 小金井市議会YouTubeはここ🐔から

白井市長のはじめての施政方針、基本政策の柱に”多様性”が入ったことを評価しています。白井市政の強みにしていただきたいところ。市長選挙で掲げられていたことについて3点ピックアップして伺いました。

ファミリーシップ制度の検討とは?10月を目処にスタートさせよう。

坂井:小金井市は2020年にパートナーシップ宣誓制度をスタートし、これまでに3組の利用があった。白井候補は、市長選挙で「ファミリーシップ制度の検討」と書いてあったが、考えを伺う。パートナーシップ宣誓制度がスタートした10月を目処に検討していただきたい。
答弁:他の自治体の今後の動向の把握に努めているので具体的な検討に至っていない。

坂井:市長の考えは。
答弁:具体的な検討に入る段階の検討をしていきたい。

白井候補の選挙公約にも入っていた(仮称)男女平等推進センターの整備について伺う

坂井:第5次基本構想・基本計画にも、第6次男女共同参画行動計画にも記載のある(仮称)男女平等推進センターの整備は、第2次基本構想・基本計画にも記載があり、小金井市の32年の課題となっている。男女平等基本条例にも記載がある。市長の考えを伺う。
答弁:男女平等を推進していく旗印になる、そこを拠点にしっかりとさらに小金井市として進めていきたい。早く設置したいところではあるが、庁内のいろんな調整も含めて進めていきたいと考えている。

障がい者の就労支援の強化とは?超短時間雇用という働き方を取り入れよう!

坂井:障がいのある方は、法定雇用率に算入されるのが週20時間以上となっているため、20時間未満の働き方が広がりにくいことが課題となっている。昨年の国会で、法律の改正があり10時間以上20時間未満の重度身体障害者、重度知的障害者、精神障害者に対し、就労機会を広げるため法定雇用率に参入できるようになった。法律の施行は2024年4月1日となっている。検討していただけないか。
答弁:市役所の業務の中では、業務を切り分けてお願いするのがなかなか難しい状況にあり、課題と認識している。

坂井:障がい者の就労支援の強化をかかげていた白井市長の考えは。
答弁:障がいのあるなしに関わらず、雇用機会がしっかりと確保され、誰でも生き生きと生きていける、そういったまちづくりをしていきたい。

ということで。
当選されて間もないため、具体的な答弁にならないのは当然のことですので、引き続き求めていきます。



 

 

 

 

 

 


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”はけと野川を壊す道路”はいらない!東京都へ中止を求める要望書ははやく出そう!@坂井の一般質問 の巻

2023-03-02 | 2023年第1回定例会

坂井の一般質問、今回は3項目取り上げました。
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1 ”はけと野川を壊す道路”はいらない!
2 ”ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。くらしとチャレンジを支えあう、小金井市”について話をしよう。
3 とあるまちの市長選挙をめぐる逸話「1人目の男と4人目の男という話」について話をしよう。
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1 ”はけと野川を壊す道路”はいらない!
についてざっくり振り返ります。 小金井市議会YouTubeはここ🐔から

 白井市長は、当選後昨年の11月議会で「東京都に2路線の中止を求める要望書を東京都に提出する。さすがに年内にはならないが、来年はやい段階では具体的なアクションをしていきたいと思います」という旨の答弁をされていました。坂井は白井市長のこの方針を支持していますので、期待もしていました。
 しかしながら、白井市長初めての施政方針に「東京都に要望書を提出する」と入っていたんですよね。”提出済み”だったらこのような記述にはならないわけで、つまりはまだ提出していないということなので、期待していた分がっかりではあります。状況を確認しました。

坂井:3月2日時点で提出したのか
答弁:提出していない

坂井:いつごろ提出するのか
答弁:調整中なので、具体的な時期は答弁できない

坂井:調整の内容について答弁できることはあるか
答弁:調整中なので、現時点で答弁できることはない

坂井:市長が答弁していた”来年はやい段階”とはいつだったのか?
答弁:具体があったわけではないが、早く要望したいという思いはあった。その気持ちは今も変わらない。今後も調整するが、中止の要望をしていきたい。

とのこと。
 調整を続けはや3ヶ月が経過。スピード感をもって市政運営に臨んでいる(はず)の白井市長としては、スピード感に欠けると言わざるをえない状況ですよね。答弁から申し訳なさが伝わってきましたが、私が求めているのは申し訳ないという答弁ではありません。
 東京都が「東京都における都市計画道路の整備方針(第五次事業化計画)」を作るとしたら(※作るかどうか明確になっていないので、作るとしたら)その検討が始まるのは、第四次事業化計画策定の時の動きからすると、2023年9月頃と想定されます。小金井市の意思は早めに伝えていただきたいですね。次の6月議会には「要望書を提出しました」とご報告いただけることを望みます。

 そのほか、白井市長が「愛している」と答弁していた武蔵野公園について、はけや野川の魅力発信をしよう!という質問もしました。&東京都が委託に出していた両路線に関する報告書が出ていると聞き、坂井が情報公開請求したところ、地下水調査は入手できたですが、3・4・11号線の道路構造の概略検討は、60日間の開示期間の延長とな(ってしま)ったので、開示されるのを待っています。


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議事録では伝わらない雰囲気が観れるのはYouTubeだ!!〜2023年度施政方針に対する21人の議員の質問をチェックしよう!の巻〜

2023-02-25 | 2023年第1回定例会

白井市長、はじめての施政方針でした。
内容は、
PDFデータはここ🐔 (小金井市ホームページ)から
YouTube動画はここ🐔(市議会YouTubeチャンネル)からご覧いただけます。

議長を除く22人の議員が質問できます(実際に質問したのは21人)。小金井市議会YouTube動画を議員ごとに飛べるようにリンクを貼りました。



それぞれの議員の個性や着眼点がみえます。議事録では伝わらない、議員の個性や議場の雰囲気などもみていただけるとありがたいです。

*議員名(会派名) *掲載は質問した順番 


● 村山ひでき 議員(みらいのこがねい)

● 高木章成 議員(子どもの権利を守る会)

● 清水がく 議員(自由民主党・信頼の小金井)

● 沖浦あつし 議員(みらいのこがねい)

● 斎藤康夫 議員(こがねい市民会議) 

● 小林正樹 議員(小金井市議会公明党) 

● たゆ久貴 議員(日本共産党小金井市議団) 

● 渡辺大三 議員(子どもの権利を守る会)

● 片山かおる 議員(子どもの権利を守る会) 

● 🐔坂井えつ子🐔(緑・つながる小金井) → 詳細はここ🐔(坂井ブログ)で

● 河野麻美 議員(自由民主党・信頼の小金井)

● 岸田正義 議員(みらいのこがねい)

● 遠藤百合子 議員(自由民主党・信頼の小金井) 

● 安田けいこ 議員(生活者ネットワーク) 

● 水上洋志 議員(日本共産党小金井市議団) 

● 五十嵐京子 議員(自由民主党・信頼の小金井) 

● 宮下誠 議員(小金井市議会公明党) 

● 渡辺ふき子 議員(小金井市議会公明党)

● 森戸よう子 議員(日本共産党小金井市議団)
  続き(休憩後) 

● 古畑俊男 議員(子どもの権利を守る会) 

● 水谷たかこ 議員(小金井をおもしろくする会) 


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白井市長、はじめての施政方針。〜白井市長は武蔵野公園を愛しているらしいけど、施政方針では”など”扱いしている件ほか

2023-02-21 | 2023年第1回定例会

白井市長のはじめての施政方針に対し、昨日に引き続いて質疑を行いました。

そもそも、施政方針は、市長の市政運営に対する基本的な考え方ですので、基本的な考え方を確認する質問に留めました。聞きたいことはいくらでもあるのですが、細かいところは予算審査や一般質問で通告していることもあるため、そちらで伺うこととしました。

 

白井市長は武蔵野公園を愛しているらしいけど、施政方針では”など”扱いしている件

坂井:施政方針の子育てと教育の冒頭に、「本市は野川公園、小金井公園等を擁する緑豊かな〜」とあるのですが、ものたりない。白井市長の武蔵野公園の認識は?

白井市長:わたくしは武蔵野公園を愛しています

ということですが、”等”に包含しているなんてあんまりですよね。他の箇所にも武蔵野公園という文言は出てきません。愛しているなら明記していただきたかったです。(白井議員時代には”何かを愛している”という発言はなかったのになぁと思いながら。愛している、いないは置いておくとしても)”等”に包含するだなんてあんまりですよね。都市計画道路のこともあるのに。

もう1点ピックアップします。


多様性、ジェンダー平等は、市長は「理解の促進、推進」を基本姿勢としているが差別の禁止や解消を目指すべきでは?

坂井:施政方針の基本理念に”多様性”という項目が入ったことは評価している。「多様性・ジェンダー平等を大切に、違いを力に変えるまちを目指し、その理解の促進、推進を政策の基本的な姿勢とします。」と書いてあるが、坂井は坂井は差別の禁止や解消が必要だと考えている。白井市長の目標設定が、差別禁止や解消はなく、理解促進・推進とした理由は?

白井市長:おっしゃる通り、差別解消大切。理解促進から入らないと差別解消に至らないので、まずは理解推進に力を入れたい。


ということですが、国では、障害者差別解消法が施行され、小金井市でも障害のある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例」(いわゆる差別解消条例)が施行されています。いま、メディアでも取り上げられていますが、国で、LGBTに総称される性的少数者の方の権利については、L G B T差別禁止でもなく、差別解消でさえなく理解増進法になっている。これでは不十分だと思っています。
 議場でうまく返せなかったんですが、理解の先に差別解消があるとそれは良いですが、理解してくれてなくても良いから(そこまでは求めないから)差別はしないでよということもある。ということを伝え損ねました。反省。

その他、
●東小金井駅エリア、武蔵小金井駅エリアはそれぞれの特色を活かして。
●気候危機対策の認識は弱いのでは?
という視点で質問をしました。

坂井の質問の様子はここ🐔(小金井市議会YouTube)からご覧いただけます。
坂井の質問中に、議場で笑いが起こる場面がありました(いつも至って真面目に質問しているので、動揺してしまいました)。この日は議場の雰囲気が、とても和やかというか緩やかというか緩んでいるというか…そんな風に感じました。

 


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