今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日の高台橋・・・桜は五分咲き

2019年03月31日 | 徒然なるままに
朝方は雨、午後ようやく青空が見えたので、プチ名所の高台橋に・・・

高台橋からの様子



桜は五分咲きぐらいですね。

ここから上流に向かって川沿いを歩きます。出会うのは桜、花桃、菜の花・・・それとメジロ (^O^)










上流の橋からの景色です。


桜が満開になるのは、2、3日後でしょうか・・・

では、今日の散歩を・・・

ダイサギでしょうが・・・くちばしの色が違うんですよね


散歩コースの桜








アオサギ


キジ


青空を背景に土筆


同じく青空を背景に桜


今年は桜が遅いですね。

去年は3月の末には満開でした。暖冬の影響でしょうかね。

とっ、いうことで今日も写真だけで・・・・(´ー`)/~~


では、(*^-^*)ノ~~マタネー

















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桜が咲きました。

2019年03月30日 | 徒然なるままに
まずは一昨日の写真から・・・




4、5分咲きでしょうかね・・・

そして、今日の様子・・・曇で桜が映えませんが







少し開花が進みました。

メジロです。青空が背景なら良かったんですが・・・




一昨日の高台橋です。桜はまだです。

明日、晴れならば、桜と花桃の競艶を載せたいと思います。

桜はこの辺で・・・散歩の写真を・・・

一昨日はいい天気でした。春らしい写真から


土筆・・・わぉ・・・


たんぽぽにベニシジミ


ボケ


道端に・・・ムスカリです。種では増えないので誰かが球根を捨てたんでしょうかね。


オオシマザクラかな?それともリンゴ?・・・氏名不詳


椿


昨日は、北本市のエドヒガンが見頃ということで・・・行ったんですが・・・曇で・・・(;_;)

撮影は諦めました。

近くの公園で・・・もう鯉のぼり


その公園で・・・子供が飛ばしていたシャボン玉


晴れていれば・・・もっと映えるんでしょうね。


そして、今日
カワセミです。





定番の菜の花


明日は晴れるようですね。高台橋の様子を載せる予定です。

とっ、いうことで今日も写真だけで・・・・(´ー`)/~~


では、(*^-^*)ノ~~マタネー


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桜ならぬリンゴが満開

2019年03月27日 | 徒然なるままに
農家の庭先のリンゴが満開・・・






散歩コースの桜は1~2分咲きでしょうか?。




菜の花

ミツバチがちょっとピンボケ(;_;)




高台橋の花桃








キタテハ


ベニシジミ


ダイサギとコサギかな?


ダイサギ


ハナニラ


水仙



今日は、写真だけで・・・・(´ー`)/~~


では、(*^-^*)ノ~~マタネー













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今日もカワセミに会いました。

2019年03月26日 | 徒然なるままに
今日もカワセミに会いました。

逆光で見づらいですが、もう一枚


散歩コースのサクラ・・・開花宣言です!!


今日はいつもと違うコースで、高台橋はパスです。

コブシと十月桜



品種はわかりませんが、桜が満開です。


椿


白花の椿の花言葉は

「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」

ですが・・・そのとおりですね。

椿も品種が多くて同定が難しいのですが、多分「昭和の誉」かな?


昭和といえば、元号が4月1日に決まりますね。

「安」が入るなんていう予想があるようですが、

流石にそこまでの忖度はないでしょうね・・・

エイプリルフールのネタとしては「安晋(あんしん)」なんていうのは面白いかも・・・




暖かくなったのでしょうね、近頃は昼過ぎに眠気が襲ってきます。

年金暮らしの特権で、お昼寝と相成りますが・・・


春の眠気を俳句では「蛙(かわず)の目借り時」もしくは「目借り時」っていいます。

蛙が(単調な鳴き声で)人の目を借りてしまうので、(その鳴き声を聞いている)人のほうは眠くなるということのようですが・・・


語源そのものは、諸説ありますが、

一説に蛙がしきりに鳴くのは雄が雌を求めるためで、「妻(め)狩り時」といったとされます。

でも、蛙に目を貸したので眠くなった説に軍配があがりそうですね。


俳句では・・・アルアルっていう感じの句があります。


「バス停をひとつ乗り越す目借時」 (佐藤のぶ女)

「黒板にチヨークの音や目借時」 (福川悠子)

「母とゐて早寝共にす目借どき」 (八牧美喜子)

「目借時ゆふべのままの紙とペン」 (井上雪)


では、(*^-^*)ノ~~マタネー












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今日はカワセミに会いました。

2019年03月25日 | 徒然なるままに
いつもより少しだけ近くで撮れました。
女の子ですね。

散歩コースの桜が咲きましたが・・・開花宣言には数が少ないですね。明日かな?




散歩道の菜の花・・・ちょっとハイキーにして春の雰囲気に



その菜の花


これも・・・


土筆


すみれ




ユキヤナギ・・・少し赤みがあるので、フジノピンキーですね。


今日の高台橋(実際にはその上流の橋から高台橋方向)

桜が昨日より色付きました。

花桃











用水路の浅瀬に動物の足跡


狸ですね。上の方にイタチの足跡も・・・
ここではありませんが、農家の方に聞くとハクビシンやアライグマもいるらしいです。


テレビのニュースは桜ばかりですね・・・

日本にある桜は300~400種とも言われています。

もともとは日本にはヤマザクラやオオシマザクラ、エドヒガン等数種類しかありませんでしたが、

サクラの性質で異なる品種の掛け合わせが可能なため、古くから山や里で珍しい桜を見かけると持ち帰って栽培や掛け合わせをした結果と言われています。


無名の育種家や園芸家たちの成果なんですね。そういう意味では日本文化の象徴でもあります。



ところで、今開花したかどうかで騒がれている桜は「ソメイヨシノ」ですが、

そのルーツはエドヒガンとオオシマザクラの交配種で江戸の植木屋が育てた一本のサクラと言われています。


このサクラ、一斉に咲きますよね。多数の木が一斉に咲くって、考えてみると不思議ですよね。


桜には「自家不和合性」という性質があり、ソメイヨシノ同士では交配ができません。

つまりお父さんとお母さんがソメイヨシノの子はできません。

ほかの品種との交配は可能ですが、そうすると他の品種の遺伝子が入るため、ソメイヨシノとはなりません。


そのため、今あるソメイヨシノはルーツとなった一本のソメイヨシノから接木や挿し木で増やしてきたものなんです。

いわば性質(遺伝子)がまったく同じクローンです。

全く同じ木なので、条件が揃えば当然一斉に咲きます。

おかげで、満開の桜が一斉に咲き乱れる景色を見ることが出来るんですね。

東京の桜の見頃は今週末のようですが・・・

週末に気温が下がるようですので、高台橋は来週にずれ込むかもしれませんね。


では、(*^-^*)ノ~~マタネー
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高台橋の花桃

2019年03月24日 | 徒然なるままに
高台橋の花桃です。

左側の桜も咲きだしました。



でも、今は花桃ですね。








この桜は葉桜


菜の花と桜


桜が見頃になるのは今週末でしょうね・・・桜と花桃、菜の花の競艶が見られます。

残りの散歩の写真を・・・

ボケの花盗人

ヒヨドリがボケの花を摘んでいます。
桜の花を啄む嫌われ者でもありますね。
最近、我が家のジューンべりーにもよく止まっているので、開花してからが心配です。

そのボケ


菜の花




ダイサギ


アオサギ


ムラサキハナナ

わかります?チョウチョが右下に写っています・・・マグレです。

高台橋の景色は日を追うごとに華やかになります。

しばらくここの景色が続くと思います。お付き合いを・・・m(_ _)m


では、(*^-^*)ノ~~マタネー








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今度は、久しぶりにキジ

2019年03月22日 | 徒然なるままに
目の前をキジが飛んで道路を横断して、田おこしの終わっている田んぼに・・・


そろそろ、母衣打ちが見られる時期になりました。

ダイサギ・・・小さくて見えませんが川エビを獲りました。


東京の桜は咲いたようですが・・・ここはもう少し先です。


明日から気温が下がるようですので、ことに寄ったら開花は週明けかもしれませんね。

春らしい野の花を・・・

菜の花


菜の花と蝶

ず~・・・っと狙っていたショットなんですが、ピンボケですが、ようやく撮れました。

土筆

今日は摘んで、美味しくいただきました。

すみれ


かなりローカルな名所、高台橋の花桃が咲きました。








これに桜が加われば・・・もうすぐそんな景色が見られます。


コブシ


お隣の水仙



今日はちょっと真面目に・・・

昨日のニュースで、10代の若者の死因のトップが自殺になったとの記事がありました。


私のブログでは、毎日の記事ごとの閲覧数のランキングがわかるのですが、

トップは大体、最新記事ですが必ずと言っていいほど2位か3位に10年以上昔に投稿した弟の自殺についての記事が出てきます。

googleやYahooで「頚動脈 自殺」で検索すると3番目に表示されるせいなのでしょうが・・・

一昨年になりますが、この記事を読んで、自殺を思いとどまったとのコメントをいただいたこともありました。

昨年の全国の自殺者は20,598人でした。ピークは2003年の3万4427人でしたので6割弱まで減ったことにはなりますが・・・


交通事故死の人数が、昭和30年代に日清戦争での戦死者数(2年間で1万7282人)を上回った事から、交通戦争との名がつきましたが、

それでも、ピークは1970年(昭和45年)の1万6765人でした。


今の自殺者数はそれをはるかに超えています。

今の日本は毎年戦争で多くの人が亡くなっているのと変わらないんですね。


交通事故と違って人の心の問題が大きいので、対策は簡単ではないでしょうが・・・


弟を自殺で亡くした私はいまだに、「原因は?」とか「なぜ気がつかなかったのか」、「もう少し早く行ってれば止められたのでは」

という思いが心の底におりのように残っています。

自殺は残された人には罪ですね。


では、(*^-^*)ノ~~マタネー
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久しぶりにカワセミ

2019年03月20日 | 徒然なるままに
久しぶりのカワセミでした。

でもここで撮れたのはこの一枚で・・・すぐに飛ばれてしまいました。

いつもの桜


ボケ?


前にも撮ったような??


ダイサギ


またまた、土筆



オオジュリンかな?


花桃








先ほどのカワセミ、こんなところに・・・写っていませんがもう1羽が左側にいます。


このあと、2羽揃って飛び去りました。どこかで巣作りでしょうか。


畦作り・・・人手では重労働だったようですが、今は楽そうですね。



今日は5年目の車検でした。

あまり遠出もせず日々の買い物ぐらいしか使わないので・・・5年で1万四千キロちょっとしか乗ってません。

部品の交換、修理も無くて・・・期限が過ぎた発煙筒のみの交換でした。


使用状況を考慮せずに期間だけで車検って・・・ちょっと考えてしまいますね。


今日は写真だけで・・・m(_ _)m


では、(*^-^*)ノ~~マタネー











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今日も暖か・・・

2019年03月19日 | 徒然なるままに
今日も暖かでしたね・・・花桃が咲きそろうのはもう少し先みたいですね。

ここの桜・・・花期が長いですね。


飽きずに土筆


これも懲りずに・・・


タンポポ


こちらはシロバナタンポポ


アオサギとダイサギのツーショット


アオサギのアップ


そして着水


ホオジロ・・・そろそろ平地から山に戻るので姿が見えなくります。


菜の花


コブシ


昨日は彼岸の入りでしたね。

お彼岸は春分の日を中日として前後3日、計7日間をいいます。

初日を彼岸入り、最終日を彼岸明けって呼びます。


彼岸には二つ意味があります。

一つは三途の川をはさんでこちら側(現世)を此岸(しがん)、対岸の仏様の世界を彼岸(ひがん)と呼ぶのと

仏教の用語で煩悩を脱した悟りの境地のことを指しています。

つまりお彼岸とは、我々人間の迷いや苦しみの原因となる煩悩のない、

悟りの境地に達した世界であり、極楽浄土のことを言います。


そして、その極楽浄土ははるか西にあると信じられて来ました。

春分の日(秋分の日も)は太陽が真西に沈みます。


そこでこの日に沈む太陽に向かって拝むことは、極楽浄土に向かって拝むことと考えられていました。


この時期、多くの寺院で彼岸会と呼ばれる法会(ほうえ)が行われます。

仏法を説くためや供養を行うための僧侶・檀信徒の集まりのことですが、

これはインドにも中国にもなく、日本で始められた仏教行事の代表的なものです。

聖徳太子の頃より始まったともいわれていますが、平安時代初期から朝廷で行われ、

江戸時代に年中行事化しました。


この日に墓参りをするのも、日本独自の風習です。

ご先祖様の供養の法要を行えば、ご先祖様だけでなく自分自身も西のかなたの極楽浄土へ到達することができ、

またご先祖様への思いも最も通じやすくなるのではないかという思想が生まれ、

お彼岸にはご先祖様の供養のためにお墓参りをするという行事が定着していったようです。


う~ん・・・親不孝の私は久しくお墓参りをしていませんが・・・バチが当たりますね。

では、(*^-^*)ノ~~マタネー



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花桃が咲きました。

2019年03月18日 | 徒然なるままに
数輪ですが花桃が咲きました。

明日には咲きそうなつぼみが沢山です。




桜は・・・

もう少し先になりそうですね。

今日も晴れ!!久し振りに富士山が見えました。


ここのところ晴れても風が冷たかったり強かったりしたのですが、今日は心地よい風でした。

アオサギも、気持ちよさげに・・・


こんなよく晴れた春先の日差しの中で、柔らかな風が吹き渡ることを俳句の季語で「風光る」っていいます。

新しそうな季語ですが、江戸時代後期には作例が見られますが、実際にたくさん詠まれるようになったのは明治以降です。

風が吹いて、つやつやした草木の葉や芽が、微かになびいて日を受けて光る・・・それを風が光ると感じるって素敵な感性ですね。


葉が光るのを撮るのは難しいので、水面の光で・・・


「休み田の澄みたる水に風光る」 (新井フミ)


「風光るやや大きめの園服に」   (賀谷祐一)

いつものハクモクレン、やはり立派ですね。


いたるところに菜の花が咲いています。


ヒヨドリですが・・・つがいでしょうかね。

すみれ


「山路来て何やらゆかしすみれ草」(芭蕉)

よく知られた句ですが、万葉の時代から親しまれた花で、万葉集にも数は4首と少ないですが詠まれています。

万葉集に50首の歌を載せて万葉歌人と知られる山部赤人、富士山を詠んだこの歌が有名ですが、

「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける」

彼も、こんな歌を詠んでいます。

「春の野にすみれ摘みにと来し我れぞ野をなつかしみ一夜寝にける」

(春の野にすみれを摘もうと思ってやってきたのに、懐かしくて一晩寝てしまいました。)

道端に咲いていたこのすみれ、小さくても存在感がありますね。

ムラサキハナナ



コブシ




おまけは我が家の庭から

ユキヤナギ


水仙


椿



明日から気温が上がるようですね・・・桜の開花も早まるんでしょうか。

では、(*^-^*)ノ~~マタネー







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開花宣言??

2019年03月16日 | 徒然なるままに
いつもと違う散歩コースで咲いている桜を見つけました。

いつものコースの桜は、まだまだかな・・・

菜の花・・・春らしい光景です。


これも・・・土筆の本数が増えてきました。


ハクモクレン





水仙


ホトケノザ


ハナニラ


コブシ




今日は野鳥の姿が少なくて・・・このアオサギだけでした。


おまけは我が家のユキヤナギ・・・フジノピンキーという品種でつぼみがが赤く、花も少し赤みがかっています。




とっ、いうことで今日は花のオンパレードでした。

花というと春の代表する花である桜の花を指しますが、

桜の花と固定的に考えられるようになったのは平安後期からでして、

それ以前は花といえば梅を指していました。

梅は中国原産で万葉の時代に渡来しました。

大陸文化への憧れもあったのでしょう、万葉集には梅の歌が119首も収められ、142首の萩に次いで多く読まれています。

この梅、白梅と考えられていて、雪と一緒に詠んだ歌が多くあります。


「雪のうへに 照れる月夜(つくよ)に梅の花 折りて贈らむ愛はしき児もがも」(大伴家持)

『雪の上に月が照る夜に、梅の花を折って贈りたいものだ、もし愛しい人がいれば』

「我が園に 梅の花散る久かたの 天より雪の流れ来るかも」(大伴旅人)

『私たちの庭に梅の花が散っている。天から雪が流れ落ちているのだろうか』



平安後期から桜の代名詞となった花ですが、よく知られている歌に西行の

「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」

がありますね。

『願うことなら、旧暦2月15日の満月の頃、満開の桜の下で死のう』

この歌のとおり、西行はこの歌を詠んだ翌年の文治6(1190)年2月16日、73歳で息を引き取りました。

自ら望んだ日のわずか1日遅れで死んだ西行に、当時の人々は驚嘆したと伝わっています。

旧暦の2月15日は三月の中旬以降の満月の日となりますので、桜のさかりの時と言えますね。

ちなみに今年は3月21日でした。


この西行、元は武士で妻子もあったのですが、理由は定かではありませんが、23歳の時に出家をしています。

出家をした後は、心の赴くまま諸所に草庵を営み、しばしば諸国を巡る漂泊の旅に出て、多くの和歌を残しています。

その数約2090首、そのうち230首で桜を詠んでいます。


その中でも、よく知られた歌が

 「花見にと群れつつ人の来るのみぞ

   あたら桜の咎(とが)にはありける」

――桜の花見に人が大挙して押し寄せることだけは、独りで静かにいたいと思う自分にとって、惜しむべき桜の罪であるよ-

です。

世阿弥作の能『西行桜』の元となっています。

以下wiki

京都、西行の庵室。春になると、美しい桜が咲き、多くの人々が花見に訪れる。
しかし、今年、西行は思うところがあって、花見を禁止した。
一人で桜を愛でていると、例年通り多くの人々がやってきた。
桜を愛でていた西行は、遥々やってきた人を追い返す訳にもいかず、招き入れた。
西行は、「美しさゆえに人をひきつけるのが桜の罪なところだ」という歌を詠み、夜すがら桜を眺めようと、木陰に休らう。

その夢に老桜の精が現れ、「桜の咎とはなんだ」と聞く。
「桜はただ咲くだけのもので、咎などあるわけがない。」と言い、「煩わしいと思うのも人の心だ」と西行を諭す。
老桜の精は、桜の名所を西行に教え、舞を舞う。
そうこうしているうちに、西行の夢が覚め、老桜の精もきえ、ただ老木の桜がひっそりと息づいているのだった。

=====

桜の精は桜の空洞から現れる白髪の老人なんですよね・・・いかにも幽玄の世界を表す能ですね。

桜の精なら若い女性と思うのは・・・世俗に染まった俗人ということでしょうかね。


では、(*^-^*)ノ~~マタネー
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今日は暖かか・・・

2019年03月15日 | 徒然なるままに
今日は娘の子の卒園式でカメラマンでした。

式には列席しませんでしたが・・・平日にも関わらず両親揃っての参加が多いですね。

もう30年も昔ですが・・・、長女の小学校の卒業式に列席したとき・・・

男性は私だけだったんですよね・・・

今は父親の参列は5~8割っていうデータもあるようですから、かわりましたね。

そういえば中学の卒業式に出た時も、男性は私だけで周りのお母さん方から好奇の目で見られましたっけ・・・

いつものお宅のハクモクレン


ダイサギ


アオサギ


カワウ


いつもすぐに飛ばれてしまい、なかなか撮れなかったカワセミです。


カルガモの中に、一羽だけ違うカモが・・・

調べたら、ヨシガモでした。
冬鳥ですので、北に帰る途中なんでしょうかね。

アオサギ・・・かなり近くに寄ったのですが、飛びません。冠羽がかっこいいですね。

蝶々の姿が目立つようになりました。




この蝶、種の数は全部で1万8千種、日本の土着種は約260種、

南方から風に流されたりして日本に迷い込んだ迷蝶を加えると300種を超えます。

童謡のちょうちょの歌詞は

「ちょうちょ、ちょうちょ、菜の葉にとまれ。菜の葉にあいたら桜にとまれ、

桜の花の 花から花へ とまれよ あそべ あそべよ とまれ」

ですが、この蝶はモンシロチョウと言われていますが、モンシロチョウは桜の花には止まりません。

なのに、なぜ止まると歌われたんでしょう。

この歌、明治7年の作詞ですが、

そのときは、「桜の花の 花から花へ とまれよ あそべ あそべよ とまれ」は

「さくらの花の、さかゆる御代(みよ)に、とまれよ あそべ あそべよ とまれ」とつづいていました。

桜が明治天皇を象徴していて、蝶は無理やり明治政府によって桜に止まらされていたんですね。


蝶は古くから親しまれてきたはずなのに、「万葉集」には一首も詠われていなくて、

初めて文学に登場するのは日本最古の漢詩集「懐風藻」です。

「柳絮(りゅうじょ)未だ飛ばず蝶先づ舞ひ、梅芳猶遅く花早く臨む」(紀古麻呂)をはじめとして多くの蝶が漢詩に出てきます。

漢詩をたしなむ知識人には、「荘子」の「胡蝶の夢」が古くから知られた故事なので、好んで漢詩で読まれたのかもしれません。

「胡蝶の夢」は「荘子」の「斉物論」にある故事で、荘周が胡蝶になった夢を見、覚めた後、自分が夢で胡蝶になったのか、胡蝶がいま夢のなかで自分になっているのか疑ったという話です。

蝶の別名の「夢見鳥」はこの故事から来ています。

魂が蝶に姿を変えて体を抜け出すという考えは世界中にあるようですが、隠れキリシタンが伝えた聖書の「天地始之事」では

マリアの処女懐胎が

以下のように書かれています。

=====
ある日の夕暮れの事、蝶の御姿を取られたぜうすが天より下ってきてびるぜん・まるやの顔を触れられた。

その折にころうどのさんた・まるや(※ポルトガル語。Coroa。花冠の意)という名を与え、その口の中に飛びこまれた。

そうしてそれからすぐ、まるやは懐妊したのであった。
======

聖霊は蝶になってマリアの口の中に飛びこみ、マリアは身ごもることになっています。


この「天地始之事」

禁教下の江戸時代に執筆され、長崎の隠れキリシタン達が書写して秘密裏に読んでいたと思われる手作りの聖書です。

キリスト教に関する一切の資料が破棄された中で口伝の記憶のみを頼りに書かれたため、

神道、仏教、民間信仰の知識や民話などと混濁した部分が多数見られます。

この蝶も「荘子」の「胡蝶の夢」などの影響がみられますね。



この胡蝶の夢については哲学的な話としてデカルトの「我思う、ゆえに、我在り」

(Je pense, donc je suis、このフランス語原文のラテン語訳が

cogito ergo sum コギト・エルゴ・スム)

までつながるのですが・・・時間が遅くなりました。

また蝶の写真を載せたときにでも書きたいと思います。


定番の土筆



水仙とスノーフレーク


花桃の開花は来週初めでしょうか?



長くなりましたm(_ _)m


では、(*^-^*)ノ~~マタネー
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日差しは明るいものの・・・風は冷たかったですね

2019年03月14日 | 徒然なるままに
日差しが明るいので暖かいかと思っていたんですが・・・吹く風は冷たかったですね・・・

とはいえ、季節は確実に進んでいます。

花桃のつぼみが大きくなっています。そろそろです。




空は青空!!桜が映えます。


川面に反射する光を受けて・・・




この桜、葉がかなり目立ちますね・・・そろそろ見納めかも。


これは、梅の古木


その梅と菜の花


おまけは、やはり土筆


今日は寒風に負けて早々の帰宅でした。

明日は、娘の子の卒園式、カマラマンを仰せつかっています。

とっ、いうことで今日は写真だけで失礼します。

では、(*^-^*)ノ~~マタネー















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今日は暖かでしたね・・・

2019年03月13日 | 徒然なるままに
今日は暖かったですね・・・

辛夷の花が咲きました。


連日撮らしてもらっているこのお宅のハクモクレンもだいぶ咲いてきました。


河津桜も葉が目立ってきました。




こちらは盛り




菜の花も・・・


ミツバチを狙って・・・






野の花
ナズナ


オオイヌノフグリ

「いぬふぐり星のまたたく如くなり」 (高浜虚子)
ようやくこの句のような写真が撮れました。

ホトケノザ



桜の花芽をチェックしていたら・・・モズのはやにえです。

暖かくなって冬眠からさめて地上に出てきたのに・・・


モズの女の子



今日は暖かでした。
来週あたりから桜の便りも聞かれそうですね。



今日は旧暦2月7日ですが、明日旧暦2月8日は12月8日と並んで事八日(ことようか)と呼ばれます。

物事を始める事始めや納めたりする事納めの日です。

事とは祭りごとの事ですが、その神様が一年を司る年神様か農耕を司る田の神様かで、同じ日で呼び方が変わります。

歳神様を祀る場合は、12月8日が事始めとして年神様を迎える正月行事の準備を始めます。

逆にその日をもって、田畑を耕し農耕に勤しむ人たちの仕事を納める事納めの日でもあります。


明日、旧暦2月8日は正月の行事が終わり(事納め)、人々の日常生活が始まる事始めの日となります。

新暦では3月中旬、春となり暖かくなって、農作業など農家の一年の営みが始まり、

年神様を迎える正月行事の「神事」と農作業などの日々の営みの「日常」とが入れ替わる日です。


この日、無病息災を祈って野菜たっぷりのみそ汁「お事汁」を食べる習わしがあります。

別名「六質汁」(むしつじる)とも呼ばれ、芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を入れてつくります。

地方によっては、クワイや焼栗なども入れるようですが、ビタミン・ミネラル・食物繊維豊富な健康食品と言えます。

寒い季節に体の芯から温まる昔の人の知恵だったんでしょう。



「事八日」に行う行事に針供養もあります。

東日本では2月8日、西日本では12月8日が多いようですが、

これも「事始め・事納め」の捉え方の違いが影響しているみたいですね。


では、(*^-^*)ノ~~マタネー
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日差しが明るいですね。

2019年03月12日 | 徒然なるままに
風は少し冷たいものの日差しは明るく春~・・・っていう感じですね。

散歩で草木を撮る機会が増えました。

ぽつんと一輪だけ道端に・・・


菜の花


しつこく土筆


キチョウ


青空に映えますね。


スノーフレーク


花桃のつぼみが大きくなってきました。


ここが豪華に彩られるのももうすぐです。


河津桜も葉が出始めました。


ダイサギ


カラスが巣作りです。


少し重たかったようで、苦労して建築中の巣まで飛んでいきました。


この巣は木造のようですね、今年は営巣していないようですが、昨年まで我が家の近くの公園の巣は鉄筋(ハンガー)作りでした。

キジバトも営巣中



今朝の新聞は3.11関連の記事が満載でしたね。

ほとんどの人が、地震の瞬間、自分が何をしていたのか、その後の行動など鮮明に記憶しています。

これは、半永久的に記憶されるエピソード記憶といわれる長期記憶です。

人間の記憶は数十秒から数分の間だけ記憶される短期記憶と数時間から数年、ときには死ぬまで脳に残り続ける長期記憶があります。

短期記憶は例えば電話番号があります。

電話をかけるときに電話番号を見ながら入力しますが、電話がつながるともはやその番号は覚えていませんよね。

短期記憶で一度に記憶できる個数はおよそ7個といわれ、誰でも5個から9個しか覚えることができません。

そのため、「マジカルナンバー7」として知られています。

長期記憶には言葉で言い表せる陳述記憶と言葉では説明できない非陳述記憶があります。

非陳述記憶の代表例は、いわゆる体で覚える記憶です。もちろん脳が記憶しているのですが・・・手続き記憶と呼ばれます。

例えば、自転車に乗るとか泳ぐとか衣服を着るとか・・・記憶を意識することなく行われていますが、

実際には同じ経験を何度も繰り返すことで形成され、一度記憶されると自動的に機能します。

また、最も忘れにくい記憶でもあります。

陳述記憶はいわゆる知識と呼ばれる意味記憶と何か過去のことを具体的に思い浮かべるエピソード記憶があります。

エピソード記憶は言い換えると、自身が体験した出来事、思い出の事です。

一般に、記憶として捉えられているものはエピソード記憶です。

エピソード記憶は、場所や時間、そのときの自分の感覚によって記憶されていますので、

3月11日という日付や地震を感じたときとかで想起される記憶となります。

エピソード記憶の仕組みができてくるのは3,4歳頃といわれ、そのために私たちは小さい時の記憶がありません。


意味記憶は自分の経験とは関係のない記憶です。

「江戸幕府を開いたのは徳川家康」といったいわゆる知識ですが、

これを思い出す時に具体的にその知識を記憶した状況(いつどこでどのように・・・)はありません。

反復して記憶したため、何時、どこでという情報は消えて、「江戸幕府を開いたのは徳川家康」という内容だけが記憶されたと考えられています。

エピソード記憶も時間が経つと状況や感覚などを忘れてしまい、意味記憶になります。




少し(かなり?)古い資料ですが、東京大学高齢社会総合研究機構が2008年に市民向けに行った講演資料を公開しています

その中の慶応大学の社会心理学者高山緑先生の「知的機能の変化と適応」という資料に加齢による記憶力の記述があります。

低下するのは、

エピソード記憶の内、

比較的最近,自分に起こった特定の出来事について想起する能力.
 「携帯電話をどこへ置いたかな?」
 「昨日は何を食べたかな?」
 「あの人,どこかで会ったことがあるけれど,いつ,どこであったかな?」

あまり低下しないのは、


意味記憶

 70歳代後半から80歳代までほとんど減少しない
 意味情報の使用における加齢による低下はない, あるいはあってもわずかである
 加齢とともにむしろ増加する
 ただし,他では表現できない「特殊な知識」(人の名前など)の記憶は加齢に伴う低下が見られる.

また手続き記憶も

いつやったか(エピソード記憶)は忘れても、やり方(手続き記憶)は忘れない.

短期記憶(一次記憶)
少ない情報を短時間保持する能力は比較的低下しない.

だそうです。


物忘れが進むのは年のせい、

奥さんとの会話で、二人して人の名前が出なくて、漫才のような会話は仕方ないということですね・・・

では、(*^-^*)ノ~~マタネー















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