どんよりした雲、肌にまとわりつく湿気・・・梅雨空の下での散歩です。
今日も顔を見せてくれました。
ダルマガエル・・・正式名はトウキョウダルマガエル
彼?、彼女?の瞳に・・・
アマガエル
ツユクサ
万葉集では、月草と呼ばれていますが・・・
別名が沢山あります。
「蛍草」(ほたるぐさ):蛍を飼うとき籠にこの草を入れるから。
「藍花」(あいばな)
「青花」(あおばな):花で布を染めたから。
「移草」(うつしぐさ)
「月草」(つきくさ)
「鴨頭草」(つきくさ):青色の花で紙や布をつき染めた。京都の友禅染めの下絵に使われる。
「縹草」(はなだぐさ)
「帽子花」(ぼうしばな):花を包んでいる苞(ほう)の形から。
万葉集では、月草で染めた着物は、水で色が落ち易いことから、心変わりをたとえたり、
朝咲いて、その日の午後にはしぼむ、この世のはかない命を詠んだりしています。
「月草(つきくさ)の、うつろひやすく思へかも、我が思ふ人の、言(こと)も告げ来ぬ」(坂上大嬢)
(露草(つゆくさ)のように変わりやすいからでしょうか、私が想っているあの人がなんにも言って来ないのは。)
坂上大嬢が大伴家持に贈った歌の一つです。
「 月草(つきくさ)の、借れる命にある人を、いかに知りてか、後も逢はむと言ふ」(作者不明)
(露草(つゆくさ)のように、この世のはかない命の私たちなのに、どうして、後で逢いましょう、なんて言うのですか。)
紫陽花
帰り道・・・もう一人がお見送り
オッドアイですね。
虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)とも呼び、人や多くの動物にも見られますが、特に猫に多く見られます。
それも白猫・・・25%がオッドアイと言われています。
生まれたばかりの猫の目は、猫の種類にかかわらずキトンブルーと呼ばれるグレーがかった青色をしています。
それが成長していくに従って、両親から受け継いだ遺伝子情報をもとに、それぞれの個体の色へと変化していきます。
その時、片方の目に色素の遺伝子情報が載っていなければ、その子猫はオッドアイになります。
理論的にはどの猫にも起こる可能性がありますが、色素細胞が少ない白猫に特に多く発生します。
ムクゲ
このムクゲ、万葉集では「朝顔(あさがほ)」と詠まれています。
当時は、朝に咲くきれいな花を「朝顔(あさがほ)」と呼んだようで、桔梗(ききょう)、木槿(むくげ)、昼顔(ひるがお)とする説があり、はっきりとはしていません。
「朝顔は、朝露(あさつゆ)負(お)ひて、咲くといへど、夕影にこそ、咲きまさりけり」(作者不明)
( 朝顔は朝露(あさつゆ)を浴びて咲くといいますが、夕方の薄暗い光の中でこそ輝いて見えるのですよ。)
この朝顔は、ムクゲか桔梗と考えられていますが・・・ムクゲは夕方閉じるので桔梗かもしれませんね。
ザクロ
ヘビイチゴ
名前から有毒に感じますが無毒・・・ただ食しても香りも甘みも無くておいしくないそうです。
ただ、色が鮮やかに出るのでジャムとかリキュールの色付けに使えるそうです。
また花を天日乾燥させたものは生薬「蛇苺(じゃも)」と呼んで、解熱や神経痛に効果があるとか。
また実を焼酎に付け込んだものは虫刺されやかゆみどめになるとか・・・ヘビイチゴチンキと呼んでYouTubeに結構上がっていますね・・・
「なにものが舐めしや紅肉蛇苺」 (山口青邨)
定点観測のリンゴ
少しリンゴらしい形になってきましたね。
?
バラ
我が家の庭から・・・ブッドレア
では、今日の続きは、また明日 (^.^)/~~~