昨日のブログ「<東京スカイツリー>電波障害、想定以上 機能移転大幅遅れ」にコメントが・・・
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テレビ放送は最悪になりつつあります (m.usui)
2012-10-30 03:24:51
>技術者は世界一優秀だが経営者は世界最悪といわれる日本の企業を象徴する「21世紀のピラミッド」<
今は年金生活者ですが、新タワーにかかわったものとして、極めて残念なことになっています。
アナログの東京タワーからデジタルに新タワーに「設置場所」が代わった時に、莫大な受信障害が出ることは「公知の事実」なんです。
多分数百万からひょっとすると1千万世帯の受信障害対策が必要になるでしょう。
ですから、早くに新タワーを作って、そこからデジタル電波を出して、受信対策をすれば、「移行」は上手くいったのに、一夜でタワーの切り替えが出来るわけがありません。
アイホーンの先行的普及に追いつかず、放送の経営判断を間違えてしまいました。スカイツリーは確かに、観光タワーにしか利用されないでしょう。
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私と同世代の技術者、経営者(?)の方のようですが・・・・
忸怩たる思いが伝わるコメントでした。罪作りな話ですね。
私もソフトを開発してきて、自分たちが開発したシステムが実際に使われているところを見ると、本当にうれしかったです。
特に、初めて研修でなく実務で開発したソフトが思い通りに動いた時の、そのシーンと周りの人たちに話した内容は40年以上たっているのに(多少の誇張と美化が混じっているでしょうが)鮮明に覚えています。
かなり前なので時効でしょうから、書きますが・・・
10人弱のチームで開発したシステムで、全員で見学をしたことがあります。
東京から新幹線で行かなければならところで、ちょっと遠かったのですが、会社には(ちょっと無理な)理由を付けて、メンバー全員で行きました。
若い技術者ほど、感激をしていましたね・・・
普段なら、なかなか素直に聞かない、お客様からのクレームも、実際に使っている場面で聞くと、その理由が理解できるようで、おとなしく聞いていました。
帰りに駅で軽く飲んだ時も、本当にうれしそうに話をしてくれました。
私が初めてソフトが動いた時の、あの感動を、この子達もこの時感じたのではと思い、ちょっと、無理をしたけど、良い事をし、この子たちが技術者として歩んでいくのにいい糧をあげられたと思いました。
では、また(^^)/~~~