今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は土筆を見つけました。

2017年02月28日 | 徒然なるままに
日差しは暖かなんですが・・・風は冷たいですね。

朝は曇り


朝一番は、ダイサギ


ノスリ


シメ


カワウ


見出しの花・・・河津桜でしょうかね


こちらも盛り


菜の花


つくしを見つけました!!

これを見つけると「春!!」っていう気になります。

スギナの地下茎から出る胞子茎ですが、スギナは難防除雑草で、除草剤もなかなか効かなくて・・・

我が家では、庭を作ってからの1、2年はひたすら抜いていました。

なのに・・・春、このつくしを探すのは楽しみなんですよね・・・

正岡子規はこの土筆の句を毎年のように詠んでいます。

「土筆煮て飯くふ夜の台所」

病で床に伏しての生活、看病する母や妹の慎ましい食卓に土筆がのぼるのを、こんなふうに歌にしています。

「つくしほど食ふてうまきはなく つくしとりほどして面白きはなし」

我が家では、袴を一つ一つとって、甘く煮付けて卵とじで頂きますが・・・

沢山とったつもりでも、料理にするとほんのひと握り・・・

ほろ苦く、独特の歯ざわりは、春の訪れを感じるには、ちょうど良いのかもしれませんね。

「土筆の茎人肌いろに透きとほり」 (能村登四郎)

土手のスイセン




このお宅の梅も咲き出しました。




今日は七十二候の「草木萌動(そうもくめばえいずる)」です。

足もとや庭木の先にほんのりと薄緑に色づく芽が見られる頃です。

吹く風はまだ冷たい時がありますが、その日差しはやわらかいですね、そんな日差しに誘われて、土筆が顔を出しているんでしょうね。

今日で二月が終わり、明日は3月、異名は「弥生」


「弥」は、いよいよという意味、「生」には生い茂るという意味で、「草木がいよいよ生い茂る月」の到来です。

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~

















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今日は撮影会

2017年02月27日 | 徒然なるままに
今日はフォトサークルの撮影会で浜離宮→水上バス→浅草でした。

とっ、言うことで今日は写真だけです。

それも、沢山・・・曇り空で、ちょっと残念な絵が多いですが・・・

ボケ


梅にメジロ




菜の花






あの子が欲しい・・・


相談しよう・・・


庭園の様子





小さくて分かり辛いでしょううが、ボラでしょうか、水中から飛び跳ねています。











ウミウ?






再び、菜の花





結婚式の前撮りみたいですね・・・メッカなのでしょうか、三組もいました。
赤い糸の文字はLOVEでした。





幸せそうですね。

ここから、水上バスで隅田川を登って、浅草に・・・
















浅草に到着
ハリウッドと同じように、有名人・芸能人の手形です。


これは、船村徹氏


ミミズク?


話題のマリオカー


定番、雷門


最後、銀座線に乗ったら、話題のレトロカーでした。


ということで、今日は写真沢山でした。

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~




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春を探しに・・・

2017年02月26日 | 徒然なるままに
暖かでしたね・・・今日はちょっと遠出をして、北本市にある自然観察公園に行ってみました。

穏やかな休日、人出が多くて野鳥の姿は少なめでしたが・・・・


最初に出会ったのは・・・亀


俳句の季語には、変わったものもあります。
その最たるものは「亀鳴く」

亀は声帯がないので鳴かないのですが・・・

藤原為家(定家の息子)の『夫木和歌抄』にある歌

「川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀のなくなり」

が春の部に収められている事から春の季語となっています。

歌の意味は、「川の向こうの田んぼで何かが鳴いている。村の人に何かと聞いてみたら、亀が鳴いているということだ」

春の朧がかかった夕暮れどき、どこからともなく聞こえてくる声を「亀が鳴いている」と冗談めかして言ったのでしょうね。

ちなみに鳴かない亀でも、鼻や気管支から空気の出し入れする呼吸音や、

硬い嘴(くちばし)を擦り合わせることによって出される音が鳴いているように聞こえることがあります。

「亀鳴くや男は無口なるべしと」(田中宏明)


シジュウカラ




アオサギとコガモ


コガモ


梅が満開




春ですね・・・菜の花にミツバチ




こちらはオオイヌノフグリにミツバチ


ホオジロ


竹林


関東では珍しいシロバナタンポポ・・・九州・四国では普通ですので、たんぽぽといえば黄色ではなくて白を思い浮かべるそうです。


ジョウビタキ


お~・・・カエルの卵


ヤマガラ




セグロセキレイ


ハクセキレイ


??


シロハラ


コゲラ


今日は、この辺で・・・今日の続きは、また明日(´ー`)/~~
















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ようやく朝の散歩ができました。

2017年02月25日 | 徒然なるままに
ここのところ、朝は強風で・・・散歩はお休みでした。

ようやく、今朝は穏やか・・・

???ちょっと、いたずらです。天地を逆に・・・(笑)

下の橋は水面に映っている橋です。

モズ


ノスリ




ここに止まっていました。


カラスがちょっかいを出してます。





一応、ノスリも鷹の仲間、猛禽類ですが・・・カラスのが強いんでしょかね。


ムクドリ


アカハラ


ダイサギとカルガモ


またモズ


猫・・・何かを狙っていますね。


身を潜めて・・・


狙いは・・・




キジでした。多分難を逃れたと思います。

シメ


メジロ


コサギ


バン





菜の花


たんぽぽ

このたんぽぽ、すみれと並んで春の野の代表の花ですね。

「あたたかくたんぽぽの花茎の上」 (長谷川素逝)

日本だけでも20種はあると言われています。

この名を聞くと、黄色い花を思い浮かべますが、四国や九州には白花もあるそうです。

近年は、ヨーロッパから帰化した西洋タンポポの繁殖力が強くて、在来種が減っていると言われていますが・・・

微妙に咲く時期が違って、在来種のが少し早めに咲いて、少し暖かくなって在来種が姿を消す頃に

西洋タンポポが咲くので、目立つ事もあるようですね。

これは、多分在来種

花が咲き終わって、白い綿毛に覆われた種子が球状になりますが、これを「たんぽぽの絮(わた)」といいますが、

息を吹きかけて飛ばすのは子供でなくても、楽しいですね。

この種が飛んで行った先でまた花を咲かせます。

そんなところから、花言葉は「幸福を知らせる花」

「タンポポの絮(わた)吹いてすぐ仲良しに」 (堀口星眠)



コブシ







カイドウ?


おまけは・・・また猫


今日は、久しぶりで写真が沢山ですが…春らしい絵が増えてきました。


では、今日の続きは、また明日(^.^)/~~~




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春の雨

2017年02月20日 | 徒然なるままに
夕方から久し振りに雨、春の雨です。

似た言葉に春雨がありますが、こちらは陰暦の2月末から3月に

「音もなくしとしとと降る雨」のことで、

旧暦正月から2月はじめの雨は「春の雨」と呼びます。

今日の雨は春の雨。


春雨には、なんとなく艶かしい風情を感じますよね、

花や木の芽を育てる恵みの雨でもあります。

「くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる」(正岡子規)

旧暦の3月1日は来月の28日、降る雨を春雨と呼ぶには、まだまだですね。


今では、特に区別なく使われているこの言葉ですが、

芭蕉の言葉を書いた「三冊子(さんぞうし)」に、先ほどの、その区別が書かれていました。

確かに、元禄4年2月頃の作では、「不精さや掻き起されし春の雨」と詠んでいますが、

これも作意は「春雨の降る朝、思いがけずぐっすりと朝寝坊をしてしまい、(誰かに)掻き起されてしまった。」

と、どちらかと言うと、しとしと降る雨のイメージがありますが・・・「春の雨」としていますね。


春雨の句を一句

「春雨の止む明るさに蜘蛛の糸」 (中村汀女)

そう、雨上がりに水玉がついた蜘蛛の糸・・・いつか撮りたいですね。

おっと・・・長くなりました。

散歩

朝一番は、シメ


ダイサギの着地

実は、今日会った唯一のダイサギ・・・
サギの姿が見えないので、オオタカがいるかと思ったらいたんです。
残念ながら、撮れませんでした・・・m(_ _)m

ホオジロ


スイセン




菜の花

美味しくいただきました。

狙っていた梅が咲き出しました。










ハナモモ


コブシ

この辛夷、咲くまでにはまだまだですね・・・定点観測の対象です。

「かゝりゐし雲なくなりぬ辛夷の芽」 (清崎敏郎)

冬、重たい雲が空にあったのに、いつの間にか無くなって、辛夷の芽が来る春を待っているようだ・・・

前置きが長かったので、今日はこの辺で・・・今日の続きは、また明日(´ー`)/~~





















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今日は七十二候の土脈潤起

2017年02月18日 | 徒然なるままに
久しぶりの曇り


富士山は見えませんが・・・北の方向には上越の山が・・・方向と山の姿から谷川岳じゃないかと思うんですが・・・


朝一番は、ダイサギ

獲ったのは、ドジョウ?うなぎ?

カシラダカ


アカハラ

ツグミの仲間、お腹が赤いのでアカハラ、同じ発想でお腹が白いシロハラもいます。
流石にイメージが悪いのでしょうね、クロハラはいませんでした。

モズ


ヒヨドリ


気の早い菜の花


葦がかられてしまい、止まる場所探しに苦労してました。


カルガモ





梅ですが・・・枝垂れみたいですね。


今シーズンの初収穫です。




今日は二十四節気の雨水、七十二候の土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

「早春の頃暖かな雨が降り、大地がうるおい頃」ですが・・・暦通りの雨とはなりませんでしたが、暖かい曇り空でした。


この七十二候、もともとは中国で季節を表す言葉でした。

気象の動きや動植物の変化を知らせる短文ですが、日本の気候と合わないものもあり、

江戸時代に日本に合わせ、「本朝七十二候」が作成されました。

現在は、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

でっ、中国本来の七十二候は「獺祭魚(だっさいぎょ:獺(かわうそ)魚をまつる)」です。

「獺(かわうそ)が捕らえた魚を並べて食べる」の意味ですが、

カワウソは獲った魚を岸に並べなかなか食べようとしません。

それが祭りの添え物で、カワウソが先祖の祭りをしているように見えます。

冬が終わり、川の氷が融けてようやく思うさま河で漁が出来るようになり、

喜々として魚を捕らえた獺が、獲物を恭しく並べる姿を目にする頃という意味で、

七十二候に採り上げられたのでしょう。

カワウソが一心に魚を並べる様子から「獺祭」は、

詩文を作るときに座の左右に多くの参考書を並べ散らかす様を表す言葉としても使われます。

この私も、このブログを書くために、厚いのは大辞林や歳時記をはじめにいろんな本を、あたりに散らかしています。

同じような事をしていたのでしょうね、正岡子規は住まいを「獺祭書屋」と号していました。

それを真似すれば、我が家は「獺祭襤褸家(だっさいぼろや)」でしょうかね。

一心に調べものをして、気が付けばあたりは開いた参考書でいっぱい、調べ物をしている当人は喜々としていますが・・・

片付ける身になれば・・・冷たい眼差しかな???

「獺祭や枕上には常に辞書」 (松浦敬親)


そういえば、この「獺祭(だっさい)」という名の純米大吟醸酒を山口県の旭酒造が作っています。

しっかりとした旨味と、のど越しが爽やかな、とても美味しいお酒で、

ヨーロッパでもっとも権威ある食品コンクールとされるモンド・セレクションにおいて最高金賞を受賞

インターナショナルワイン&スピリッツコンペティションでも金賞受賞していますが

・・残念ながら飲んだことはありません。


明日は、暖かい日から一転冬に逆戻りですね。

こんな立春を過ぎた寒さを余寒っていますね。

寒(小寒のはじまりから立春の前日まで)の挨拶は「寒中見舞い」ですが・・・

寒を過ぎた後の挨拶は「余寒見舞い」です。


とっ、言うことで「皆様、余寒お見舞い申し上げます。」

では、今日の続きは、また明日(ですが・・・明日は外出の予定で多分お休みm(_ _)m)(´ー`)/~~








































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春一番だったそうですが・・・

2017年02月17日 | 徒然なるままに
ニュースで盛んに関東地方に春一番って言っているのですが・・・ここは平穏
ことによると、ここは関東ではないのかも・・・(´▽`)

昨日は投稿サボり、
月だけでも


でっ、今日はここ、




朝一番、ダイサギ


このあたりでよく見るモズ


タヒバリ


ダイサギの着地


これも






カワラヒワ


シメ





バン


タシギかな?


今日は、暖かでした・・・春らしく


梅が咲きだしました。








ホトケノザ


ハナモモ




今日は本当に暖かでしたね。

春一番・・・もともとは九州地方の漁師言葉でした。

今では、春一番が吹いたと言われると、春が近づいていると、ウキウキした気分になりますが・・・

実際には、強風で難破することもあり漁師たちからは恐れられている風でした。

山では風と気温上昇で雪崩の危険もあり、あまり喜ばしい風では無かったようですね。


「呼ぶ声も吹き散る島の春一番」(中村苑子)


二十四節気では、明日から「雨水」です。

雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出す頃のことですが、

この山の雪が解け出して田畑を潤す雪解け水を「雪汁(ゆきしる)」といいます。

「雪汁の底ゆく音や雪の坂」 (会津八一)

雪解け水が降り積もった雪の下を流れて行く様を詠んでいます。

別の名を「雪消(ゆきげ)の水」・・・雪汁よりきれいに感じますね。


俳句の季語ではこの雪解け水を「雪代(ゆきしろ)」とも呼んでいます。

「雪しろを流れ去りゆく雪女」 (柴田奈美)
雪解け水で水かさが増している川、雪女を流すように急いでいます。



農家の人たちは、この頃から農耕の準備を始めます。

「畦焼いて雪代水を田に分つ」 (森澄雄)

散歩道で見る田んぼの畦も、いたるところで焼かれた跡が見えるようになりました。



木々の芽吹きも始まり、茶色い景色が色鮮やかに変わるのも、もうすぐですね。

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~










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今日も冬晴れ・・・

2017年02月15日 | 徒然なるままに
風は強いものの晴天が続いてますね・・・
定番の富士山


月齢17、別名は立待月(たちまちづき)
夕方、月の出を「いまかいまかと立って待つうちに月が出る」くらいの月という意味ですが、
昨日の東京の月の出は8時39分、日没から2時間ほど経ってますので、立って待つには少し長いですね。

ちなみに今日の月の出は9時36分、で別名は居待月(いまちづき)
立って待つには長すぎるので「座って月の出を待つ月」です。



アップで


今日も、朝一番はモズでした。


シジュウカラ


ムクドリ


ツグミ


ホオジロ


ダイサギ


スズメ


月とのツーショットにしようと思ったのですが・・・月がぼけすぎてますね。


シメ


またホオジロ


スイセン


ハナモモ


つぼみが大きくなってきました。


これは、コブシ



寒い日が続きますね・・・
赤道を挟んだ反対側の南半球は夏・・・

小説での出来事ですが、『地底探検』『月世界旅行』『海底二万マイル』『八十日間世界一周』などで知られる、
フランスの作家ジュール・ヴェルヌが1888年に発表した少年向けの冒険小説『十五少年漂流記』(原題は『二年間の休暇』)
で今日、2月15日に少年たちが乗った船が漂流を始めました。

日本では1896年(明治29年)に森田思軒により博文館の雑誌『少年世界』に『冒険奇談 十五少年』(「冒険」という単語はこの翻訳時に造語された)として英訳から抄訳・重訳して連載され、12月には単行本『十五少年』として出版され評判となりました。

とっ、Wikiには書いてあったのですが・・・

「2月に夏休み」が気になって、国会図書館にある森田思軒の『十五少年』(著作権が切れているのでネットで全文読めるんですね)を確認したら、


「一千八百六十年一月十五日の午後百 許名《きよめい》の生徒は各《おのおの》其の親たちに隨伴して、 方《ま》さに籠の戸を開かれし鳥の如く、欣々然として女皇街《クヰンストリート》なるチェイアマン學校の門を出で來れり。」

とあって、1860年1月15日でした。


ただ、いま発行されている本は、2月15日なんですよね・・・


そこで・・・フランス語の原本を探したら・・・ありました。

そこには「Le jour du départ avait été fixé au 15 février.」

2月15日が出発の日とありました。


森田思軒が翻訳の元とした英訳本が間違っていたか、

それとも無人島に漂着した日が3月9日ですので2月15日からですと、ニューニーランドから南米大陸近くの無人島に漂着するには早すぎるとでも思ったのでしょうかね。

元となった英訳本は不明でした。



ジュール・ヴェルヌの本、「地底探検」と「海底二万マイル」を読んだように思います。

「地底探検」では、流れる溶岩の上を筏で地上に脱出したこと、

「海底二万マイル」は先頭にギザギザがある独特な形をした潜水艦「ノーチラス号」

昔のことで霞のような記憶ですが・・・


それにしても、便利な世の中ですね、家にいて原本をネットで読めるんですから・・・

あっ・・外国語は読めません・・・Google翻訳のおかげです。


では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~

















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冬晴れが続きますね。

2017年02月14日 | 徒然なるままに
今日も晴れ!!


落ち残っている月は月齢16、名前は十六夜(いざよい)の月、

別名、既望(きぼう)・不知夜月(いざよいづき)。

既望は望月(満月)を過ぎた月、

不知夜月は一晩中月が出ているので「夜を知らない」という意味でしょうか。

「いざよい」はためらうという意味のある「いさよう」からでてますが、

満月より月の出が遅れるのでそれを「月の出をためらう月」と呼んだのでしょう。

朝一番は、モズでした。


昨日と場所は違いますが・・・ノスリ


ヒヨドリ


ムクドリ


ダイサギ




シメ


月とのツーショット、ムクドリ


また、ダイサギ


ホオジロの女の子


その向かいの木に男の子


カワセミです。


いつもの川、護岸の葦が刈られてしまい、姿を見せなくなっていました。

慣れない木の枝からの獲物探しです。

目の前で、二度ほどダイビングしたんですが・・・獲物からは逃げられたみたいでした。

猫?

そろそろ発情期ですね、季語では「猫の恋」とか「恋猫」って言います。
何日も、家を明けて、相手を求めてさまよう猫を「浮かれ猫」ともいいます。

古くは藤原定家が「うらやまし声もをしまずのら猫の心のままに妻こふるかな」(『北条五代記』)

と詠んでいるのが、よく知られています。

当初は鳴くのがオスのため、「猫の妻恋」と呼ばれていました。

その鳴き声は甘え声だったり、脅し声、怒り喚く声、泣き叫ぶ声、争っている声・・・と多様ですが、

その姿は、というと静かににらみ合っていたりしています。

「両方で睨みあひけり猫の恋」 (政岡子規)


本能の赴くままに相手を求める猫の恋は、

理性で押さえつけられることの多い人間の恋愛感情との対比で、

嘆いたり、羨んだりと、いまでも人気のある季語です。

よく紹介される句は、先ほどの定家の歌を受けた、越智越人の句

「うらやまし思ひ切る時猫の恋」

理性的にならざるを得ない人間の恋を詠んでいます。


飼い猫や野良猫の行動範囲は通常数百メートルですが、発情期のオスは相手を求めて数キロ先まで餌も食べずに移動する事も・・・

「はるかなる地上を駆けぬ猫の恋」 (石田波郷)


今日はちょっと違うコースで、この神社


すぐ横を電車が走っています。


蒸気機関車が走っている時代に、その煤煙で消失した事があったそうです。




葉物野菜の花


おまけは我が家のシロモジ


冬木立が青空に映えます。木の芽が大きくなっているのがわかります。




おまけのおまけ、ジューンベリー、こちらはまだまだですね。


長くなりました。

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~






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風の強い日が続きますね・・・(;_;)

2017年02月13日 | 徒然なるままに
晴れの日が続いてはいるのですが・・・寒風・・・散歩はサボりがち

今日も晴れ!!

富士山が顔を出しています。


その反対側には男体山


その横は・・・上越の山々

「かの雪嶺信濃の国の遠さ以て」 (山口誓子)

「ことごとく雪山なりしめでたさよ」 (高野素十)

「冬の山たふれむばかり今日もあり」 (阿波野青畝)

「桑の芽や雪嶺のぞく峡の奥」 (水原秋櫻子)

この4人、いずれも高浜虚子に師事、「ホトトギスの四S」と称されました。

モズ


ツグミ


ノスリ


ヒヨドリ


ダイサギ


??水面に映った姿です。


ジョウビタキ


柳の木の芽


「とぶ雲の光り木の芽にうつろへり」 (高浜年尾)

季語の「木の芽」の読みは「このめ」ですが、唯一山椒だけは「きのめ」とよみます。

山椒の芽を味噌にすり込んだ山椒味噌と和えた烏賊や筍を木の芽和(きのめあえ)と呼んだり、

田楽につける木の芽田楽(きのめでんがく)っていいますが、俳句の特例もこれに由来するんでしょう。

「たのしいかな豆腐にひたと山椒の芽」 (加藤秋邨)

そういえば、撮り忘れましたが、我が家の庭のシロモジの芽も膨らんできました。
写真は明日にでも・・・

「木の芽ふく十坪の庭を散歩かな」 (子規)

この柳の芽、逆光で撮ると綺麗ですが・・・俳句では「芽柳」という季語で詠まれてます。

「芽柳をぬけ来る風の歩道橋」 (平林孝子)

「芽柳を抜けてゆくとき風見ゆる」 (稲畑汀子)

別名は「芽吹き柳」とか「芽張り柳」



葉物野菜、種取りで花を咲かせているのでしょう。

この花茎が伸びるさまを「茎立(くくだち)」とか「くきだち」といいますね。

硬くなって食用とはなりませんし、その姿も美しいとは言えませんが、命を引き継ぐたくましさを感じます。

「茎立や命の果をたくましく」 (稲畑汀子)


「茎立てゝからし菜雄々し勇しゝ」 (前田普羅)

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~










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穏やかな休日となりましたね・・・

2017年02月11日 | 徒然なるままに
ようやく風が収まりました・・・久しぶりの散歩です。

ダイサギ




これは、ダイサギがカルガモを見守っているみたいですね。


カルガモ


モズ


ベニマシコ


サザンカ


ハナモモ




梅もようやく咲きだしました。


ロウバイは盛り






スイセン






オオイヌノフグリ

名に似合わず、可憐な花です。
ゴマノハグサ科の越年草ですが、在来種は薄紅色で、これは明治なって帰化した外来種です。

「犬ふぐり星のまたたく如くなり」(高浜虚子)

ホトケノザ




小さな花ですが、アップで見るとなかなか可愛い花ですね。
学名は「Lamium amplexicaule」、Lamium(ラミウム)は、
 ギリシャ語の「laipos(のど)」が語源と言われています。
花の形を見ると、確かに喉を連想させますね。

春の七草に出てくるホトケノザは、これではありません。

正しくはキク科の「田平子」(たびらこ)のことです。


我が家の庭に春一番に咲くスノードロップ



今日は、祭日だったんですね。

毎日が日曜日の生活ですと、普通の土曜日と思ってました。


戦前は日本国建国の日として紀元節と呼ばれてました。

初代天皇とされる神武天皇の即位日が日本書紀に「辛酉年春正月庚辰朔」と書かれていますが、

これをグレゴリオ暦に換算すると紀元前660年の1月1日(旧暦)、

新暦に換算すると、2月11日に当たる事からこの日になりました。

戦後、GHQの意向で廃止されましたが・・・その後、復活の動きがあり昭和42年から祝日となりました。


正式名は「建国記念日」ではなくて「建国記念の日」

この日を祝日とする法案成立までには紆余曲折があったようで、

建国を記念するのではなくて、“建国されたという事象そのものを記念する日”という意味で「の」を入れて、ようやく成立しました。

成立した時点では、日付は未定、他の祝日が祝日法に日付を定めているのに対し、この日だけが政令で決められました。

結構、いわくつきの祝日なんですね。


では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~



















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光の春ですね

2017年02月07日 | 徒然なるままに
気温は低いものの、光はすっかり春です。

この時期の明るい光を、「光の春」って言います。

まずは、それを・・・

アオサギを逆光で撮ったんですが・・・アオサギにピントが合ってませんね。


これは・・・単に光芒を撮っただけです。


水仙を逆光で・・・見出しの写真です。


では、散歩の様子を
冬晴れです。


ダイサギ


ジョウビタキ


カワセミ


獲物はカワエビでしょうか。


モズ


アオジ


アオサギ


アオサギとダイサギのツーショット


着地


ハクセキレイ


見出しの水仙を順光で撮ると、こんな感じです。


逆光で撮ると、暖かい光を感じます。


おまけはロウバイ



「光の春」は、お天気キャスターとして知られていた倉嶋厚さんの著書「お天気歳時記」で紹介されたのが初めてです。

その著書からの引用ですが・・・

====

二月の光は誰の目から見てももう確実に強まっており、風は冷たくても晴れた日にはキラキラと光る。
厳寒のシベリアでも軒の氷柱から最初の水滴の一雫(ひとしずく)が輝きながら落ちる。
ロシア語でいう「光の春」である。
ヨーロッパでは二月十四日のバレンタインの日から小鳥が交尾を始めると言われてきた。
日本でも二月にはスズメもウグイスもキジバトも声変わりして、異性を呼んだり縄張りを宣言する独特の囀(さえず)りを始める。
ホルモン腺を刺激して小鳥たちに恋の季節の到来を知らせるのは、風の暖かさではなく光の強まりなのである。
俳句歳時記の春の部には「鳥の妻恋」という季語が載っている。

====

川面で反射する光も真冬の時は強く感じませんが、最近は目に痛いぐらいの強さを感じます。

春ももうすぐですね。

寒の戻りを繰り返しながら、春の兆しを感じる日が増えてきます。

気温だったり、陽の光だったりしますが、それを春めくって言いますね。

「春めきて雲にひかりのよみがへる」 (廣瀬直人)

「春めきてものの果てなる空の色」(飯田蛇笏)

いずれも、春が近づいて空も明るくなって輝いているという句でしょうか。


「春めきてきしか何やらむずかゆし」 (桂信子)

ムズムズ・・・???


では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~







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春!!を見つけに・・・

2017年02月04日 | 徒然なるままに
今日は立春、暦の上では春です。

でも、景色はまだ冬・・・春に備えて、田んぼを耕しています。冬耕ですね。

天地返しですき終わったところは色が変わっていますね。

「そば通り過ぎ冬耕のにぶい音」 (桂信子)

この句の音は耕運機の動力音ではなくて、鋤を田んぼに刺す音でしょうが・・・

さて散歩・・・今日は春らしい物を探して・・・

「オオイヌノフグリ」


花名の由来は「犬の陰嚢(ふぐり)」。ちょっとかわいそうな名前ですが、種子の形が似ていることからの名前で、花とは無関係。

その種はこれ


かなりリアルですが・・・もっとリアルなのは コゴメイヌノフグリ


明治初期に日本に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物です。冬、枯れ草の中に咲いているあの青は名前に似つかないほど可憐です。

いぬふぐりは春の季語、意外と俳句で読まれています。

「いぬふぐりみちべに敷きぬわが来れば」 (山口青邨)

「いぬふぐり一花一花に深空あり」 (林翔)

「飽きる程咲き勇ましや犬ふぐり」 (高田風人子)
春、一面にこの青い花が咲く景色は確かに勇ましいですね。

梅は・・・残念、まだ蕾です。


でも、そろそろ咲きそうですね。



春を見つけました。花桃・・・\(^o^)/






菜の花、これももうすぐですね。



ダイサギ


カルガモ

日差しが、暖かそうですね。


ここのところ、朝は冷たい強風の日が続き、散歩は控えめ・・・今日も風が少しあったので、遅めの散歩でした。

日差しは温かいものの風はまだ冷たいですね。暖かい春風と呼ぶには無理がありそうでした。


この春風を東風(こち)って呼びますね。

菅原道真の「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

がよく知られた歌ですが、暖かい春風なら南風ですが、

春は東を司るという、陰陽五行の思想からの名前です。

春風も東風も同じ春の季語ですが、暖かさとやわらかさを感じさせる「春風」と異なり、

「東風」という季語には、きりりとした冷たさや強く吹く感じがあります。

「東風吹くや山一ぱいの雲の影」 (夏目漱石)

(強い春風が吹いて雲が流れ、その雲の影が目の前の山全体を覆っています)という感じでしょうか、

詠んでいませんが、「山一ぱいの雲の影」が春の明るい日差しがあることを思い起こさせますね。


「東風吹くや耳現はるゝうなゐ髪」 (杉田久女)
(春風が吹き、幼い子のうなじのあたりで束ねた髪が風にそよいで耳が現れました。)

春風ですと・・・

「あと戻りして春風に吹かれゐる」 (今井杏太郎)

「丘のぼるたゞ春風に吹かれたく」 (中島智子)

いずれも、春の優しい風に吹かれたいと詠んでいます。

「泣いてゆく向ふに母や春の風」 (汀女)

(幼い子でしょうね、いじめられたのでしょうか、泣いて家に戻る先にお母さんが立って待っている。そこに暖かいやさしい風が吹いてます。)

「春の風」と詠むことで母の優しさが思い浮かびますね・・・


明日は、本当に久しぶりの雨だそうで、木の芽起こしの雨には早いですが、冬眠中の草木にも慈雨となりそうですね。

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~



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あっと、いう間に、もう2月ですね。

2017年02月02日 | 徒然なるままに
ご無沙汰をしていました。
膝の調子が悪くて散歩をサボリ気味でブログもお休みでした。

投稿をサボっている間に撮った中から・・・

空に浮かぶ雲と冬木立
巻雲とか筋雲とか呼ばれる雲ですね。
5千から1万メートルの空に現れますが、冬の澄み切った空にはお似合いです。

その形から毛髪や繊維を思わせる形をした毛状雲、
鈎のように端が曲がっている鈎状雲、
雲が不規則に曲がっていたりもつれたりしている、もつれ雲

とか呼びます。








「かげりなき冬青空にたのみあり」 (中村汀女)


こちらは、巻雲から変化して出来た雲、巻積雲かな?





「冬木立はねをすぼめてうつる鳥」 (中勘助)

お馴染みの野鳥
バンです。獲物が大きすぎて持て余している感じですね。


カワラヒワ


アオサギ
ピントが合ってませんね。


これは、珍しくバッチリ!!








ダイサギの着地


カワセミ


モズ


ジョウビタキ




ジョウビタキの女の子、近くに止まりました。


カシラダカ


ホオジロ


ハクセキレイ


スズメ


アオサギ


水仙




サボっている間に月が変わり、明日は節分、明後日は季節も代わる立春ですね。

季節の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬の前日は、すべて節分なんですが、

古くは立春を一年の始まりとしたことから、節分と言えば特に立春の前日を差すようになりました。


節分の付き物は豆まきですが、大晦日の宮中儀式である「追儺(ついな)」が民間に伝わったと考えられてます。

新しい年を迎える前日の大晦日に悪魔を祓い悪疫邪気を退散させるという行事で、中国から伝わったとされ、

日本では飛鳥時代の706年に宮中で初めて行われたと「続日本紀」に記されています。


豆まきといえば、鬼がつきものですが、もともとの追儺では見えない悪鬼を追い払うので、鬼はいませんでした。

この悪鬼を追い払う役目の人は「方相氏(ほうそうし)」と呼ばれています。

その方相氏はただの人間ではありません。

中国の古い文献には熊の毛皮をかぶり、四つ目の黄金の目の面をつけた呪師と記してあるそうですが、

日本の追儺の方相氏も四つ目の面をかぶり唐風の服装をして右手に矛、左手に盾を持ち、

侲子(しんし)という役人または童子を引き連れており、まさに異形の姿をしています。

宮中の追儺の儀式は、現在では平安神宮で節分に行われる「大儺の儀(だいなのぎ)」という行事で再現されています。

方相氏が8人の童子の侲子を引き連れて登場し、手に持った矛で盾を打ち鳴らして「鬼やらう」と大声で発声し、斎場を回り、悪鬼を追い払います。

方相氏が普通の人間の倍の力のある眼力でにらみ大声で発声することにより、災厄をもたらす鬼を追い払うと考えられています。


ところが、この方相氏、平安時代の末期になるとなぜか追い払われる側の鬼になってしまいます。

後ろに従っていた侲子も、方相氏と一緒に悪鬼を追う役から、方相氏を追い掛け回す役に変わります。

もともと、目に見えない悪鬼を追い払う儀式でしたが、それを追い払う役の方相氏が四つ目の恐ろしい姿をしており、

人間とは違う力を持った異形のものの姿でしたので、いつしか目の前にいる恐ろしい姿をした鬼神つまり鬼そのものと変わってしまったのでしょう。

鬼の具体的なイメージとして、方相氏の姿が定着していきます。


江戸時代に多くの妖怪の姿を描いた鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」には、方相氏は妖怪の一員として登場します。

それも四つ目にさらに二本の角を頭に生やし、すっかり今の鬼の姿となっています。



本当は鬼を退治する人だったのに、その外見が恐ろしいばかりに鬼として退治される側になるとは・・・ちょっと可愛そうですね。

それにしても、この方相氏の顔、いま話題の外国の人に雰囲気が似てるような・・・(^O^)

豆まきも、今は家庭より保育園とか幼稚園のが盛んですね。

「鬼の子のはしやぎて逃げる節分会」 (平岡喜美子)

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~





























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