我が家の庭です。昆虫苦手な方・・・m(__)m
たまに顔を見せていたアシナガバチですが・・・合掌
それにしても、このアシナガバチ、近くに巣があるんでしょうが・・・見つかりません。
さて散歩・・・
青空!!
カラスウリ
「ぶらさがつてゐる烏瓜は二つ」 (種田山頭火)
夜に真っ白いレースの花を咲かせ、昼間はその綺麗な姿を見せない事から、花言葉は「男嫌い」
別名、「狐の枕」とも・・・カラスだとかキツネだとか、役に立たなそうな名前ですが、実は薬草
乾燥させた根は「王瓜根(おうがこん)」と呼んで発熱や熱性の便秘、黄疸、利尿に
その実は、「王瓜仁(おうがにん)」と呼び、直接皮膚にすり込み、ひび、しもやけなどの肌荒れ防止に使います。
その命名には、江戸中期の学者・政治家であった新井白石が、「烏が好んで食べるから」との説を唱えましたが、
「烏が食べているところを見たことがない」との異論が出て、
後に植物学者の牧野富太郎が「赤い果実が樹上に長く残るのは、烏がたべのこしたから」との説明をしていますが・・・今一つ???説得力に欠けます。
もう一説が中国伝来の朱墨の原料である卵大の辰砂に似ていることから、唐朱瓜(カラシュウリ)が転じてカラスウリになった、ですが・・・これが一番納得できそうですね。
霞んでいますが、久しぶりに富士山
シオカラトンボ
青空、もう一枚
キジ・・・幼鳥みたいですが、親の姿が見えません。
サルスベリ
モミジアオイ
用水路にカルガモの家族・・・
フェンスで仕切られて、近づけないことが分かっているんでしょうか、逃げません。
こちらは、先日撮ったカルガモたち
ツユクサ
古くは、衣を青く染めるのにも使用され、万葉集では月草という名で詠まれています。
ツユクサで染めた着物は、水で色が落ち易いことから、心変わりをたとえたり、この世のはかない命を表すのに詠まれたりしています。
「月草(つきくさ)の、うつろひやすく思へかも、我が思ふ人の、言(こと)も告げ来ぬ」
(露草(つゆくさ)のように変わりやすいからでしょうか、私が想っているあの人がなんにも言って来ないのは。)
「 月草(つきくさ)の、借れる命にある人を、いかに知りてか、後も逢はむと言ふ」
(月草(つきくさ)のように、この世のはかない命の私たちなのに、どうして、後で逢いましょう、なんて言うのですか。)
我が家の庭から
アサガオ
空蝉
セミの抜け殻ですが・・・源氏物語の巻名としても知られていますね。
光源氏が思いを寄せた人妻ですが、会いたい思いで彼女が訪れている邸宅に忍び込みますが、
彼女は源氏の訪れを察し、薄衣一枚を脱ぎ捨てて逃げ去ります。
仕方なく、源氏はその薄衣を持ち帰り、彼女に歌を送ります。
「空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな」
(セミの抜け殻ように姿を変えて去ってしまった木の下ですが、あなたの人柄が(この抜け殻の小袿とともに)心惹かれます。)
その返歌
「空蝉の羽におく露の木がくれてしのびしのびにぬるる袖かな」
(セミの抜け殻の羽に降り注ぐ露のように、木に隠れるように人目を忍んで(泣き)ぬれる袖(私)です、)
この空蝉、境遇や身分が似ているため、作者(紫式部)自身がモデルではないかと言われています。
光源氏、17歳の夏の出来事、空蝉の年齢は不詳ですが、作者だとすると・・・
紫式部がだいぶ年上の夫と結婚していたのが、25~30歳の間の3年間なので、8歳ぐらい年上っていう事でしょうか。
25歳の人妻を手玉に取る17歳の男か・・・う~ん・・・
では、(@^^)/~~~
たまに顔を見せていたアシナガバチですが・・・合掌
それにしても、このアシナガバチ、近くに巣があるんでしょうが・・・見つかりません。
さて散歩・・・
青空!!
カラスウリ
「ぶらさがつてゐる烏瓜は二つ」 (種田山頭火)
夜に真っ白いレースの花を咲かせ、昼間はその綺麗な姿を見せない事から、花言葉は「男嫌い」
別名、「狐の枕」とも・・・カラスだとかキツネだとか、役に立たなそうな名前ですが、実は薬草
乾燥させた根は「王瓜根(おうがこん)」と呼んで発熱や熱性の便秘、黄疸、利尿に
その実は、「王瓜仁(おうがにん)」と呼び、直接皮膚にすり込み、ひび、しもやけなどの肌荒れ防止に使います。
その命名には、江戸中期の学者・政治家であった新井白石が、「烏が好んで食べるから」との説を唱えましたが、
「烏が食べているところを見たことがない」との異論が出て、
後に植物学者の牧野富太郎が「赤い果実が樹上に長く残るのは、烏がたべのこしたから」との説明をしていますが・・・今一つ???説得力に欠けます。
もう一説が中国伝来の朱墨の原料である卵大の辰砂に似ていることから、唐朱瓜(カラシュウリ)が転じてカラスウリになった、ですが・・・これが一番納得できそうですね。
霞んでいますが、久しぶりに富士山
シオカラトンボ
青空、もう一枚
キジ・・・幼鳥みたいですが、親の姿が見えません。
サルスベリ
モミジアオイ
用水路にカルガモの家族・・・
フェンスで仕切られて、近づけないことが分かっているんでしょうか、逃げません。
こちらは、先日撮ったカルガモたち
ツユクサ
古くは、衣を青く染めるのにも使用され、万葉集では月草という名で詠まれています。
ツユクサで染めた着物は、水で色が落ち易いことから、心変わりをたとえたり、この世のはかない命を表すのに詠まれたりしています。
「月草(つきくさ)の、うつろひやすく思へかも、我が思ふ人の、言(こと)も告げ来ぬ」
(露草(つゆくさ)のように変わりやすいからでしょうか、私が想っているあの人がなんにも言って来ないのは。)
「 月草(つきくさ)の、借れる命にある人を、いかに知りてか、後も逢はむと言ふ」
(月草(つきくさ)のように、この世のはかない命の私たちなのに、どうして、後で逢いましょう、なんて言うのですか。)
我が家の庭から
アサガオ
空蝉
セミの抜け殻ですが・・・源氏物語の巻名としても知られていますね。
光源氏が思いを寄せた人妻ですが、会いたい思いで彼女が訪れている邸宅に忍び込みますが、
彼女は源氏の訪れを察し、薄衣一枚を脱ぎ捨てて逃げ去ります。
仕方なく、源氏はその薄衣を持ち帰り、彼女に歌を送ります。
「空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな」
(セミの抜け殻ように姿を変えて去ってしまった木の下ですが、あなたの人柄が(この抜け殻の小袿とともに)心惹かれます。)
その返歌
「空蝉の羽におく露の木がくれてしのびしのびにぬるる袖かな」
(セミの抜け殻の羽に降り注ぐ露のように、木に隠れるように人目を忍んで(泣き)ぬれる袖(私)です、)
この空蝉、境遇や身分が似ているため、作者(紫式部)自身がモデルではないかと言われています。
光源氏、17歳の夏の出来事、空蝉の年齢は不詳ですが、作者だとすると・・・
紫式部がだいぶ年上の夫と結婚していたのが、25~30歳の間の3年間なので、8歳ぐらい年上っていう事でしょうか。
25歳の人妻を手玉に取る17歳の男か・・・う~ん・・・
では、(@^^)/~~~