今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は朝曇りで青空は無しでした。

2020年05月25日 | 徒然なるままに
今日は曇り空でした。
今年初めて、半そでTシャツで散歩・・・それでも汗ばむ蒸し暑さでした。

桑の実です。


桑の実というと、童謡の赤とんぼが思い浮かびますね。

三木露風作詞・山田耕筰作曲、2007年には「日本の歌百選」に撰ばれています。

作詞者の三木露風は北原白秋と並ぶ近代日本の代表的詩人・作詞者でした。

この二人が活躍した大正末から昭和初期は「白露時代」とも呼ばれています。

発表は大正十年でした。その時の題名は漢字で「赤蜻蛉」となっていて、歌詞も少し異なっていました。

赤蜻蛉

一 夕焼、小焼の、山の空、負はれて見たのは、まぼろしか。

二 山の畑の、桑の実を、小籠に摘んだは、いつの日か。

三 十五で、ねえやは嫁に行き、お里のたよりも絶えはてた。

四 夕やけ、こやけの、赤とんぼ、とまつてゐるよ、竿の先。

昭和2年に山田耕筰が作曲した詩は、大正15年に発行された露風の歌集「小鳥の友」に所収された「赤とんぼ」でした。

赤とんぼ

一 夕焼、小焼の、あかとんぼ、負はれて見たのは、いつの日か。

二 山の畑の、桑の実を、小籠に、つんだは、まぼろしか。

三 十五で、姐やは嫁にゆき、お里の、たよりも、たえはてた。

四 夕やけ、小やけの、赤とんぼ。とまつてゐるよ、竿の先。

微妙に修正が加えられていますね。

4番の「赤とんぼ。とまつてゐるよ、竿の先」は露風が作った俳句だといわれています。

歌詞については作詞家の三木露風が、自身の幼児体験を思い浮かべながら作ったと証言しています。

その頃露風は北海道のトラピスト修道院で働いていました。ちょうど郷里(兵庫県揖西郡龍野町)の小学校の校歌の作詞を頼まれていたようで、そこから連想が働いたのでしょう。

1番から3番までは過去形、4番は現在形ですので、露風は竿の先に止まっている赤とんぼを見て、幼いころ自分を面倒見てくれた姐や(子守りの少女)を思い出したのでしょう。

懐かしい姐や、私をおんぶしてくれた姐や。十五で嫁に行った後、消息はわからなくなったが、今も幸せに暮らしているだろうか・・・赤とんぼが飛ぶ夕暮れの中で露風は幼いころを思い作詞したのでしょう。

この小鳥の友、国会図書館のデジタルライブラリで見ることができます。

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1019619

序文に「童謡は童心からして作るべきものである。童心からして真の童謡を生む・・・・・」

という、露風の童謡に関しての考えが書かれています。

この歌は昭和30年の映画、『ここに泉あり』や36年の映画『夕やけ小やけの赤とんぼ』の挿入歌として使われていましたが。

世に広く知られたのは、昭和40年にNHK「みんなのうた」に取り上げられたことでした。



おっと、散歩、散歩

コサギでしょうか。






ハナビシソウ


我が家の庭の木に営巣を企てようとしてるんですよね・・・


寂しいので、庭の花








宣言が解除されそうですが・・・二週間後が気になりますね。

では・・・(@^^)/~~~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの晴れ!!

2020年05月24日 | 徒然なるままに
晴れ!!やはり散歩は青空の下ですね。


母衣打ちを待ったのですが・・・


ダイサギ


ようやく撮れました。ヨシキリ




セキレイ


ミツバチが見えますか?


ダイサギ




我が家のジューンベリー


今日の写真はここまで・・・
ここからはブログをさぼっていた時の写真をいくつか



珍しくキジのメスだけですが・・・カラスがちょっかいを出しています。


カラスが盛んに鳴いて威嚇をしていたのですが、気にする様子もありません。


アオサギ


今日は旧暦ですと閏4月2日・・・閏月は約3年(2.715年)間隔で1か月が追加されます。

新月から新月までは平均29.5日、ということは旧暦の1か月は29日と30日のいずれかになります。

1月から12月までほぼ交互に29日と30日が並び、29日を小の月、30日を大の月と呼びます。

そうすると、旧暦の1年は29.5日×12=354日となり、太陽暦(365.2422日)より、11日ほど短くなります。

3年もすると約一か月、実際の季節(24節気)とずれが出てきます。

そこで、1か月を追加することになります、それを閏月と呼びます。

24節気の内、立春(これを節気と呼んでいます)・雨水(これを中気と呼んでいます)は1月、啓蟄・春分は2月・・・小寒・大寒は12月と決め、

暦がずれてきて、中気が本来の月からずれる時、本来の月となるように閏月として追加をします。

ということで、今年は閏月を入れないと、本来旧暦5月にあるべき夏至が6月になってしまいました。

そのため、夏至が旧暦5月になるように、閏4月が追加されました。


この閏月、和歌にも詠まれていますね・・・

「さくら花春くはゝれる年だにも 人の心にあかれやはせぬ」(古今集)
『桜の花よ 春が加わった年でさえも、人の心に飽きられるほど咲くことはないのね』
平安前期を代表する女性歌人、伊勢の歌です。

この歌が詠まれた延喜四年:904年は三月が二回ありました。
今年は三月が二回あって春が長いのだから、その分長く咲いていてもいいじゃないの・・・っていう感じでしょうか。

「あまりさへありてゆくべき年だにも 春にかならずあふよしもがな」(後撰集 紀貫之)
『日数にあまりがあって過ぎてゆく今年だというのに
春に必ず会う(=官職を得る)手だてはないものでしょうか』

下級貴族の紀貫之が左大臣家に遣わした申文(もうしぶみ=任官申請書)に添えた歌です。
毎年行われる司召し(=官職任命の行事)で昇進も任命もなければ、また1年、空しく待たなければなりません。
そのうえ、閏月のある年は30日も余計に待たされることになります。

なんか・・・現代に通じる歌ですね。

最後にもう一首

「契りありておなじ文月の数そはゞ 今宵もわたせ天の川舟」(続千載集 前中納言定房)

『契りを交わしたあの七月と同じ七月が二度あるなら、今夜も渡すがよい天の川舟を』

文月(ふづき)、7月が二度あるなら、七夕も二度やってくる、閏7月の7日にも織姫に会いに行きなさいって、彦星に勧めています。


約3年に1回、一年のお給料日が13回になるわけですが・・・

明治政府が太陽暦に変えたのは、それを避けるためだったとの話もありますね。

この話題は、別の機会に・・・

では・・・(@^^)/~~~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はキジのつがい

2020年05月17日 | 徒然なるままに
昨日の低温から一転、夏日・・・体調を崩しそうですね。

早々と夏枯れでしょうか、被写体が少なくて・・・さびしいですが・・・・

モンシロチョウ


行く手にキジのつがいです。


逃げずにこちらに近づいてきます。




雄がフェンスの向こうにある広場に行こうとしています。


残念、ピントが外れています。




メスもピントが合ってませんが・・・


田植えの準備


寂しいので、我が家の庭から

ツリバナ


庭の主


成虫もいるはずなんですが・・・幼虫です。てんとう虫

4令幼虫ですから次は蛹ですね。4令幼虫は5、6日、蛹が1週間ほどで成虫になります。
早ければ来週半ばには成虫が見られます。すぐそばにいたアマガエルにつかまらなければですが・・・


ステイホームで、テレビを見る時間が増えました。

ワイドショーのコロナ関連のニュースに否が応でも触れることになりますが・・・

情緒的な内容が多くて、辟易してきました。

メディアには理系の人が少ないんでしょうかね。

先日も献血者の抗原検査のニュースで、すぐにおかしいと分かるはずなのに、得意げに解説するシーンがありました。

東京と東北6県のそれぞれ500人の抗原検査で、東京は0.6%、東北6県は0.3%の陽性者との話でしたが、

500人で0.3%って?・・・1.5人という事?・・・実際には2人で0.4%でした。

すぐにわかると思うのですが、ずいぶん後になってのお詫びでした。

それ以外にも、あまり騒がなくなりましたが、PCR検査についても、希望者全員について行えとの話が多くなされていましたね。

PCRについては、その精度についての正しい説明がなされず、

いたずらに、検査をしなかった結果、不幸な結果になったことがニュースで取り上げられていました。

厚労省の目安という名の規制も問題はあったとは思いますが・・・

PCRについては、感度(感染者の中で、陽性と判定される割合)が70%程度といわれています。

つまり、陽性者100人検査しても、30人は陰性となるということですね、2回しても91%の感度ですから、100人中9人は陰性になってしまいます。

また、特異度(非感染者の中で、陰性と判定される割合)も99%といわれています。

非感染者100人検査して、1人は陽性となることになります。

市中感染率は何とも分かりませんが仮に東京都の5%としますと、1万人で500人の感染者がいることになりますが、

そのうち、150人は1回目の検査では陰性、その人たちに再度検査しても45人は陰性となってしまいます。

また、非感染者の9500人に関しては、その1%95人が陽性と判定されます。

1回目は1万人の検査で、445人に陽性(内95人は擬陽性)、9555人が陰性(内150人は偽陰性)となります。

2回目の9555人(内陽性者が150人)の検査では、199人の陽性(内94人は擬陽性)、9356人が陰性(内45人が偽陰性)となります。

結果・・・1万人に対して、延べ19,555人に検査をして、644人の陽性(内189人は擬陽性)、9356人の陰性(内45人が偽陰性)となります。

実際の感染者数である500人よりはるかに多い644人が感染者となり、感染者45人が非感染者となってしまいます。

これを何十万人に行ったら・・・そりゃー大変なことになりますよね。

特異度が100%でない限り必ず擬陽性者が出ますので、無暗にやってはいけない検査なんですね。


アビガンについても副作用である催奇性を盛んに強調したニュースが多くみられますが・・・

処方後一週間たてば問題ないはずなんですよね。


恐怖心を煽ることでニュース性を高めているんでしょうけど・・・分かっていないのかもって思うようになりました。

往々にして、理系の人って口下手・説明下手だったりします(偏見です(笑))ので、メディア向きではないのかもしれませんね。

長くなりました、今日はPCR検査の話でした。m(__)m

では・・・(@^^)/~~~









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日も暑い日でした。

2020年05月15日 | 徒然なるままに
夏日が続きますね。

明日は、天気が崩れ涼しくなるとか・・・

では、散歩・・・

コチドリ


これは、着地シーン


ダイサギ


冠羽、飾り羽が分かります。


ダイサギが獲物を捕った??


残念・・・


ちょっと、高くて小さいですが・・・二羽が絡んでいます。


一羽はオオタカでした。もう一羽はカラスみたいです。

カラスがオオタカを追い払ったみたいですね・・・





カルガモ


耕作放棄地にカルガモ


ヒオドシチョウ

漢字で書くと緋縅蝶、戦国時代の甲冑の色にしていることからの命名です。

オルレア


我が家の庭から・・・
コバノズイナ別名ヒメリョウブ


ツリバナ




ガザニア


ニワザクラにいろいろ虫がついているので、殺虫剤を、と思ったのですが・・・


テントウムシがいたので、中止・・・アブラムシが沢山・・・テントウムシには天国でしょうね。


この木、改めて見たら、テントウムシの幼虫がたくさんいました。虫苦手な人には酷なので写真はカットです。



今日5月15日は、昭和7年(1932)5月15日、五・一五事件が起こった日ですね。

海軍の青年将校たちが、犬養毅首相を暗殺した事件として知られます。

時代背景には、当時の国家社会主義ともいうべき思想の蔓延がありました。

「貧困にあえぐ国民がいる一方で大資本家が経済搾取を行なっている。それを助長する政党政治を倒さなくてはならない」というものでした。

昭和4年(1929)、ニューヨークの株式相場が大暴落し、世界恐慌が始まります。

衝撃は日本をも襲い、翌年には「昭和恐慌」と呼ばれる大不況に陥り、飢えに苦しむ貧しい農村で娘たちの身売りが日常化していました。

その最中に、ロンドンでは海軍軍縮条約が結ばれ、海軍軍人の政府に対する不満が募ります。

事件は昭和維新を唱え、明治維新の精神の復興、天皇親政、政争を繰り返す政党政治の排除、また天皇を外界と遮断して国を誤っている(と彼らには見えた)元老・重臣ら側近達の排除を行うとして、

総理大臣官邸、内大臣官邸、立憲政友会本部の襲撃、三菱銀行への爆弾、警視庁の襲撃、日没を期して東京近辺に電力を供給する変電所数ヶ所を襲撃し、東京を暗黒化、

これによって東京を混乱させて戒厳令を施行せざるを得ない状況に陥れ、その間に軍閥内閣を樹立して国家改造を行う、というものでした。

実際には、犬養首相の暗殺以外は被害は軽微でした。

結局、夕方に青年将校たちは憲兵隊本部に駆け込み自首しました。

首謀者たちは、軍人は軍法会議、民間人は東京地方裁判所でそれぞれ裁かれました。

ただ、当時の政党政治の腐敗に対する反感から犯人の将校たちに対する助命嘆願運動が巻き起こり、将校たちへの判決は軽いものとなりました。

最長で禁固13年でしたが、ほとんどの将校が6年後の1938(昭和13)年に特赦で出所をしています。

このことが二・二六事件の陸軍将校の反乱を後押ししたと言われ、二・二六事件の反乱将校たちは投降後も量刑について非常に楽観視していたようです。

後継首相は元海軍大将の斎藤実となり、民政・政友両党の協力を要請、挙国一致内閣を組織しました。

退役海軍軍人を首班とする内閣の発足により、政党内閣は崩壊し大正末期から8年間続いた政党による内閣が終わりを迎えました。

5・15事件後、政党の国内政治に対する影響力は弱まり、結局政党内閣はついに太平洋戦争後まで復活しませんでした。

代わって軍部や新興政党、革新や現状打破を訴える勢力が力を増していき、天皇を中心とする国民統合、計画経済の導入などを訴えました。

そして統治権は神聖で侵すことのできない天皇に属し、かつ無制限であるという認識が社会へ広がっていくことになると同時に、政党政治は前提となる理論的基盤を失っていきます。

この4年後の1936年(昭和11年)に起きる二・二六事件を契機として、陸軍の政治における発言力はいっそう強くなり、政治への介入が強まり・・・・戦争への道を歩みます。

長くなりました、今日は、歴史の勉強でした。m(__)m

では・・・(@^^)/~~~


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はちょっとビターな日・・・

2020年05月13日 | 徒然なるままに
今日5月13日はメイストームデーだそうです。

日本だけのようですが、バレンタインデーから88日後(今年はうるう年なので89日ですが・・・)を、

「八十八夜の別れ霜」の言葉にちなんで、別れ話をするのに最適な日だそうです。

日本に伝わる雑節・八十八夜にちなんでいることから、日本発祥であることは確かのようですね。

メイストームも和製英語・・・(wikiから)

この言葉の語源となったのは1954年5月9日から10日にかけて北日本近海で急激に発達し、漁船の集団遭難をもたらした低気圧である。
華北から日本海に進んできたこの低気圧は、9日9時には988hPaであったが翌10日9時には北海道東方に出て952hPaまで発達した。
このため北海道周辺海域では風速15~30メートルの暴風となり、ちょうどサケ・マス漁の時期であったため多くの漁船が出漁中で、361人が犠牲になった。

=====

今日は恋人たちの記念日としては、かなりビターな日ですね。
メイストームデーのほかにも、世の中には恋人たちの記念日がいくつかあります。

2月14日のバレンタインデー:

3月14日のホワイトデー

はよく知られていますが・・・

4月14日はオレンジデー
 バレンタインデーとホワイトデーに続いて「二人の愛情を確かなものとする日」。
 愛媛県の柑橘類生産農家が1994年に制定しました。

そして、今日のメイストームデーを無事乗り越えれば・・・

6月12日は恋人の日
 ブラジルのサンパウロ地方では、縁結びの聖人アントニウスが没した前日の6月12日を「恋人の日」と呼び、恋人同士が自分の写真を入れたフォトフレームを贈り合う習慣があります。
 それにちなんだ記念日として、全国額縁組合連合会が1988年に制定しました。

これらの記念日、いずれも販売促進を狙ういろいろな業界の戦略がありますね。

ともあれ、世の恋人たちが今日を無事乗り越えて、来月の12日に迎えますようにお祈りします。

ヨシキリ


機械で植えそこなったところに苗を植えているみたいですね。。


たんぼに映るダイサギ


丁度横向きに飛び立ったので、連写です。










オルレア


今日はダイサギが居ませんでした。


柚子


今日も暑かったですね。

昼過ぎに短時間でしたが、にわか雨がありました。上がった後、車を見たら、黄砂のおかげで・・・(´;ω;`)ウッ…

どうせ降るならしっかりと降ってくれればよかったんですが・・・


では・・・(@^^)/~~~






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は看護の日

2020年05月12日 | 徒然なるままに
二日続けて、朝の散歩中に雨に会ってます。

昨日は、雨が上がるのを待ってのスタートだったんですが。途中でまた雨、早々の帰路となりました。

今日も途中から霧雨・・・・カメラが濡れるので撮影は断念・・・

朝方の雨が残っています。











にらまれてますね。


これも雨に濡れています。


小さいけれど・・・もう梨と分かりますね。


狂い咲きと


巣の材料集め


ピント合わせが難しいのですが・・・少し甘いですね。

以前の記事の再掲ですが・・・

てんとう虫です。

虫嫌いや苦手な人でも、てんとう虫は好きな人が多いですね。

てんとう虫の語源は、太陽に向かって飛んでいくことから、太陽を示す「お天道様」からですが・・・

お天道様、すなわち太陽神・・・日本の太陽神は「天照大神」・・・女神ですね。

てんとう虫と女神は、外国でも同じようで

英語では「Lady bug」「Lady bird」などと呼ばれています。

この「Lady」は「聖母マリア」のことですが、

ドイツではもっとストレートに「Marienkaefer=マリアのカブトムシ」という名前になっています。

なぜ、てんとう虫が聖母マリアと関係しているのかというと、その由来はいくつかの説があります。

てんとう虫の赤は聖母マリアのローブを象徴し、背中の斑点は聖母マリアの7つの喜びと悲しみをあらわしているからといわれていますが、

有力なのは・・・

イギリスで敬虔なカトリックの信者であった農夫が、害虫に困り果てて聖母マリアに祈りを捧げたところ、

大量のてんとう虫が現れて害虫を食べてくれたというもの、

確かに、てんとう虫はアブラムシの天敵といわれていますね。

1日に、テントウムシの幼虫はアブラムシを20匹ぐらい、成虫では100匹ぐらい食べます。

そうそう、我が家の庭を作ってくれた、庭師の方からてんとう虫は幼虫の頃からアブラムシを捕食してくれるので、

むやみに殺虫剤を使わないようにって言われましたっけ・・・


あの愛らしい姿から、幸福・幸運を運ぶ虫って思われています。

オランダ語では"lieveheersbeestje"「神様の小さな動物」

スウェーデンでは、女性の手にてんとう虫が止まるのは、結婚が近い事の知らせ。

フランスでは、体に止まったてんとう虫が飛び立つ時に一緒に病気や悩みをどこかへ持ち去ってくれる。

ベルギーではテントウムシが若い女の子の手にとまった場合は、その子は1年以内に結婚する。

等など・・・ヨーロッパには似たような伝説が数多くあります。

アメリカでは、家の中でテントウムシをみつけたら吉兆。テントウムシの斑点の数だけのお金がやってくる。

というのがあります。

てんとう虫の一生は意外と長くて、卵から成虫になるまでが約20日、成虫として約2か月は生きるそうです。


ジャーマンアイリス


今日、5月12日はナイチンゲールの誕生日です。

それにちなんで日本では「看護の日」となっています。

今は看護師と呼ばれますが、以前は看護婦と呼ばれ、女性の職業と思われていましたね。

1948年に公布された「保健婦助産婦看護婦法」で女子については「看護婦」と制度化されましたが、

それまで主に精神科で看護する男性については「看護人」として、看護婦に関する規定を準用するとされただけでした。

その後の法改正で「看護士」と呼称が変わりましたが、規定については、曖昧のまま・・・

教育も男性は精神科での勤務を想定した教育カリキュラムが組まれていました。

1989年の「保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則」の改正で、男女とも同じ教育カリキュラムとなり、

男性の精神科以外での看護の道が開かれましたが・・・実際に看護が可能となったのは、

2001年に「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師助産師看護師法」とかわり、2002年3月に施行されてからでした。

この法律の施行により、呼称も「看護師」に統一されました。

その男性看護師ですが、昔は精神科が圧倒的に多かったのですが、現在は精神科をはじめ、

手術室、ICU・HCU(準集中治療室)・NICU(新生児集中治療室)などの集中病棟、(高度)救急救命センター、消化器外科や心臓血管外科などの一般病棟が中心で、

男性患者が多い泌尿器内科(外科)での男性や小児科の乳幼児・思春期の男子の患児にとってはありがたい存在だそうです。

外来はやはり患者さんの抵抗もあるのでしょうね、かなり数が少ないようです。

そんな男性看護師ですが、改正当時は500人ほどだったようですが、

2002年のTOKIOの松岡昌宏が看護師を演じた日本テレビの「ナースマン」の人気で、

一気に増えて、2018年には9.5万人ほどの男性看護師がいます。総数が約121万人ですので、8%ほどになりますね。


通常ならば、今日は看護師の仕事について知ってもらおうと、各地でイベントが開催されるはずなんですが・・・

毎日、奮闘されている看護師さんには感謝しなければなりません。

では・・・(@^^)/~~~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は散歩コースの景色

2020年05月10日 | 徒然なるままに
朝方は雨、晴れるのを待っての散歩です。

いつもは望遠レンズなんですが、今日は広角で撮ってみました。

定番の柿の木と鉄塔も画角がちょっと違うと雰囲気が変わりますね。


タンポポ


この綿毛は非常に軽く、ほぼ無風に近い0.5mの微風があれば綿毛は飛ぶので全く無風にならない限りどこまでも宙に浮いていることが出来ます。

気流に乗り10キロ以上の飛距離の記録も伝えられており、その時の状況の理由により平均的な飛距離は言えませんが、数メートルから数百メートルの飛距離が出るといわれています。

種の上についている冠毛が飛ぶのに重要な役割をしています。

冠毛を通じて上向きに流れる空気が冠毛と接するところで、摩擦により回転し、上部の気圧が低くなります。

綿毛は、気圧の低いところに移動しようとするため、綿毛を上に吸い上げることになり、空中に安定して浮いています。

飛行機の翼と同じ原理ですね。

ダイサギ


カルガモ




ここも、もうすぐ田植えでしょうか


ジャーマンアイリス












氏名不詳


菖蒲かな


篠津子ども農園、代掻き中です。次は田植えですね。


新幹線、きっとガラ空きなんでしょうね。


今日もいましたダイサギ・・・広角で撮るとやはり雰囲気が変わりますね。


氏名不詳


今日は母の日

子ども達から赤いカーネーションが送られた来ました。

母の日のカーネーションはよく知られていますが・・・父の日はバラなんですね。

父の日の提唱者ドット夫人が、父の墓前に白いバラを供えたエピソードが由来していると言われています。

その風習が日本に伝わり、現在の日本では父の日に黄色のバラを贈るようになりました。

これは1981年に設立された日本ファーザーズデイ委員会か開催している父の日黄色いリボンキャンペーンが大きく関わっていました。

黄色いリボンキャンペーンは、家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のイメージカラーとして啓蒙しています。

これが父の日にバラを贈る風習と同化し、父の日に黄色いバラを贈る今の風習になりました。

との説明が日比谷花壇のサイトにありましたが・・・そういえば毎年娘から贈られてくるメッセージカード、黄色い花のデザインでした。

では・・・(@^^)/~~~



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は母の日

2020年05月09日 | 徒然なるままに
明日は母の日ですね・・・奥さんは下の娘から早々とお手製のエプロンが届き、ご機嫌の様子です。

近くにいる上の娘は・・・子供が内緒話のように明日届くよって、奥さんに話をしてました。

このブログ、アクセスされた記事が分かるのですが、数日前からかなり以前の記事にアクセスがあります。
(相変わらず自殺の記事へのアクセスが多いのは少し気になりますが・・・)

4年ほど前の「ママ、大好きだよ・・・」という記事ですが、たぶん検索でタイトルがヒットしてるんでしょうね。

内容は、当時小学2年の娘の子の話だったんですが、

昼間外干ししていたパジャマの中に蜂らしき虫が入っていて、着た時に刺されてしまいました。

テレビか何かで蜂に刺されると死ぬと聞いていたのでしょうね。

「ママ、僕死んじゃうの?」ってパニックになって大騒ぎ・・・

本人はすっかり死んでしまうと思い込んでいたんでしょう。

遺言のように「ママ、大好きだよ・・・」って娘に言ったそうです。


しばらく大騒ぎしたあと、本人も大丈夫だと納得して収まったようですが・・・

死ぬかも知れないと思ったときに「ママ、大好きだよ」と云った孫の気持ち・・・

聞いてちょっと感動、涙腺が弱くなっていて涙ぐんでしまいました。


それ以後、娘はパジャマは部屋干しに徹しているそうです。

おっと、散歩・・・今朝は薄曇りで写真は少なめです。

竹の子


左はもう収穫できそうもありませんね。


遠いですが、カルガモ


こちらは田んぼから飛び立つカルガモ




田植え

昭和30年代後半から40年代にかけての高度成長期、男手は出稼ぎで都会に出て、

残った家族だけで農業を営むしかありません。じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんの三人しかいないという事で、

「三ちゃん農業」と呼ばれていたのですが・・・この辺りは今はじいちゃんとばあちゃんの2人、「じじばば農業」です。

機械化が進んだとはいえ決して楽ではないでしょうね。

これからしばらくは毎朝の散歩で、田んぼの様子を見に来る農家の人に出会うようになります。

キジ

母衣打ちを終えたばかりだったので、今日は待ちませんでした。

ピント外れですが・・・カワウ


ダイサギ

薄曇りでしたんで、東の雲は日を受けて少し赤いですね。朝というより夕方の感じになってます。

菖蒲?


カルガモ


矢車草




自粛生活が今月末までになりました。

子ども達のストレス解消策でしょうか、我が家のご近所では庭にテントを張って、子供たちのミニキャンプです。

はしゃいでいる声がここまで聞こえてきます。

あと三週間・・・頑張るしかありませんね。

では、(@^^)/~~~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は庭のミツバチ

2020年05月08日 | 徒然なるままに
今日も晴れ


やはり近くに巣があるのでしょうね・・・以前と同じ場所で会いました。


空気が乾燥しているんでしょう。富士山がはっきり見えます。


振り返って東は・・・雲が残っていました。


ここも、もうすぐ田植えでしょうね。


コサギ


ネギ坊主


このご時世、こんなに密集していてはだめですね・・・

「皆がみな途方に暮れて葱坊主」 (藤田湘子)

「葱坊主みな黙り立つ朝の雨」( 西東三鬼)

このネギ坊主、花穂を包んでいる皮が開く前なら、焼いても炒めてもおいしくいただけるとか
・・・てんぷらは絶品だそうですよ。家庭菜園の方はお試しあれ。

それにしても、ネギ坊主とはよく言ったものですね。

散歩での写真が寂しかったので、庭の花を・・・

シラン




コデマリ


クレマチス(テッセン)が咲きました。



ミツバチです。







複眼が分かりますね。

ミツバチはこの大きな二つの複眼と三つの小さな単眼を持っています。

この写真では分かりずらいかもしれませんが、複眼の上、頭頂部に逆三角形の形で三つあります。

単眼は、光を感じることはできますが、イメージをつくって認識することはできません。

複眼は数千もの隣接した筒形をしたラッパ状の個眼の集合体で、そのいわば望遠鏡のような筒一つ一つの表面部分がレンズになっています。

ミツバチは微小レンズから送られてくる視覚信号を合成して、一つの大きなイメージ(モザイク画像)を生成しています。

このイメージは、計算機で処理される画像のように細かい画素からなる合成像といわれています。

この複眼は、空間的な分解能が悪いため、対象となる物体の形状の識別は苦手ですが、外界の景色のダイナミックな(時間的)変化を検知することに優れています。

この結果、ミツバチは静止している花よりもゆれている花に反応します。

ミツバチが自分の巣箱を認識するの時の行動を見ても、それが分かります。

成虫になって一週間ほどたった晴れの日の昼過ぎに、巣箱から出ると巣箱の出入り口に頭を向けてゆっくり低空飛行を続け、

次第に円を描くように高く飛びます。

そうして、巣箱とその周り(木や小石など)との位置関係を記憶しているといいます。

この巣箱の位置を覚えるための飛行を「時騒ぎ」といいますが、お昼過ぎに巣箱の出入り口のあたりが多

くの若蜂で騒がしくなるのでこのようによばれています。


ミツバチが巣に戻るのは、景色だけでなく、太陽との位置関係も覚えているといわれていますね。

巣箱から出て行ったときに左38度の角度に太陽があれば、帰りは右38度の角度に太陽

が見えるように飛んでいけば巣箱がある方向になるというわけです。

仲間に蜜源の位置を知らせる八の字ダンスが良く知られていますね。

それにしても、本能って不思議ですよね。

では、(@^^)/~~~









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はキジの母衣打ちが撮れました。

2020年05月07日 | 徒然なるままに
昨日は荒天、今日は好天・・・


霞んでいますが・・・


シロバナシラン


アオサギ


ダイサギが獲物探しです。


ゲット!!はっきりしませんがザリガニでしょうか?


コチドリ


この間、つがいで見た場所です。オスが逃げずに同じ場所をうろうろ・・・巣でもあるのでしょうか。


母衣打ちを待ちました。










カラスのヒナ、やはり二羽みたいですね。


オルレア


風が吹いていて、田んぼの水面が波立っています。


「休み田の澄みたる水に風光る」( 新井フミ)

吹き渡る風が、水辺に反射して見える・・・そんな光景を詠んでいます。

風光るが春の季語

今日の風は強いように思いますが、春の日差しの中で、柔らかい風が吹き渡る事を言います。

春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託したことばです。

見えないはずの風が光る、感覚的な表現ですが、季語としては意外と古く、

1745年の「俳諧手挑灯」に季語として載っています。

よく使われるようになったのは近代に入ってからですが・・・時代を超えた俳人の感性には敬服します。

「出迎への吾子光り風光りけり」( 小川竜雄)

花しょうぶ


バラ咲きつつじ、少し色が褪せてきました。


午後、田んぼに映る空がきれいだったので・・・

この景色が見られるのも、苗が短いこの時期だけです。

「ちぎれ雲嶺のうらゆき風光る」 (桂樟蹊子)

では、(@^^)/~~~





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は立夏

2020年05月05日 | 徒然なるままに
今日は立夏、暦の上では夏です。

暦通りの気候になりました。おまけに夕方からは雷雨でした。

どこかに巣があるようです。


代掻きです。


たんぼに生えた雑草の根切りや撹拌して土中のガス抜きと新しい空気を入れることで微生物の繁殖を助け、根切りした雑草の腐敗を早くします。

昔は人手でしたが、今は機械・・・
手植えの場合多少代掻きが不十分であっても人が加減をして苗を植え付ける深さを決められますが、

機械ではその調整ができません、そのためできるだけ田んぼの泥の高さは均等である必要があり、今では代掻きの大事な役目になってます。

ダイサギも代掻きで土中の獲物が出てくるのをしているのでしょうね、怖がらずに近くにいます。

去年の巣の再建中


カラスの子・・・巣立ちが近そうですね。盛んに羽を広げています。


!!二羽かと思っていたら、三羽でした。


オルレア・・・白岡市の名前にちなんで、白いこの花を広めようと観光協会が頑張っているんですが・・・


ムギワラトンボ・・・初見です。


ナガミヒナゲシ


ここでも、代掻き・・・ちゃんとダイサギが待機しています。


クロアゲハでしょうか。


バラ


先日のリベンジです。








電線は入っていません。






いつもと違うピクチャスタイルで編集してみました。もう少し寂れた感じにしたいんですが・・・技術が追い付いてません。


タイサンボク?





高速道路はがら空き、横を走っている新幹線も多分がら空きでしょうね。


五月晴れ


鯉のぼり

この鯉のぼり、男の子の立身出世を願って、鯉が滝を登って龍になるのとの逸話に倣って、江戸時代に武士の家で掲げたのが始まりとか・・・

最近では、川や公園でロープを張って沢山の鯉のぼりを泳がせるイベントが増えています。

発祥は熊本県杖立温泉が1979年に始めた鯉のぼり祭りだそうです。

今では全国各地で鯉のぼりまつりとかフェスティバルと銘打って、多数の鯉のぼりをおよがしてます。

ちょっと調べたら・・・

【沖縄県】国頭村
【沖縄県】嘉手納町比謝川
【徳島県】三好市の大歩危峡
【高知県】四万十川
【大阪府】高槻市芥川
【三重県】熊野市七里御浜海岸
【石川県】金沢市浅野川・鯉流し
【石川県】珠洲市奥能登 大谷川
【岐阜県】不破郡垂井町相川
【新潟県】加茂市加茂川
【山梨県】北杜市清里
【東京都】港区東京タワー
【千葉県】香取市橘ふれあい公園
【群馬県】館林市鶴生田川
【群馬県】神流町神流川
【茨城県】常陸太田市竜神峡
【北海道】札幌市定山渓温泉

がありました。
群馬県館林市の鯉のぼりはかなり以前にみたような・・・

今年はほとんどが中止みたいですね。


鯉の吹き流しで、浮かべる言葉に

「江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し、口先きばかりではらわたは無し」

がありますね。

落語の「大工調べ」などの枕で語られます。

江戸っ子は口は悪いが腹の中はさほどじゃないくサッパリしてるとの解釈が多いですが・・・

「江戸っ子は口ばかりで意気地がない」とか「口先きばかりで内容がない」という意もあるらしいです・・・

近頃のコロナ騒ぎで聞く誰かさんたちが言う言葉に当てはまりそうですね。

「おもしろくふくらむ風や鯉幟」( 政岡子規)

では、(@^^)/~~~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は憲法記念日

2020年05月03日 | 徒然なるままに
今日も暑かったですね。

連休二日目、例年ですと近所は閑散としてるんですが・・・今年は様変わりです。


コミスジ


ダイサギ




至る所で田植えです。


1日のブログで予想した通り、昨日田植えでした。


このキジは近くでした。


残念、母衣打ちを撮り損ねました。


カラスの子たち


その視線の先には


見事ですね。


庭のシラン




今日は憲法記念日

1947年(昭和22年)のこの日に「日本国憲法」が施行したことを記念しています。

前年の11月3日に公布されたため、11月3日は文化の日となっていますが・・・

11月3日は戦前は明治天皇の誕生日、明治節でした。

どうも、意図的に11月3日に公布をしたらしいです。

現在、11月3日を明治の日と改めようという動きもあるようです。

この日本国憲法、施行されてから現在まで一度も改正されていません。

そのため、日本国憲法の原本は歴史的仮名遣であり、漢字表記は当用漢字以前の旧字体が使われています。

改正されていない憲法としては世界最古の現行憲法です。

日本国憲法の原本は国立公文書館のデジタルアーカイブで見ることができます。

最初の部分だけですが・・・









前文の最後に書かれた・・・

「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

の通り

「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三つの基本理念が色褪せずに守られていると思いたいのですが・・・

では、(@^^)/~~~



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はカラスの子

2020年05月02日 | 徒然なるままに
今日は本当に暑かったですね‥‥

ステイホームが二週目に入りましたが‥‥緊急事態が延長との話もあって、いつまで続くのでしょうね。

普段から自粛に近い生活ですので、自粛といわれても大きく変わるわけではありませんが、

強制されていると思うと、ストレスになりますね。

わが市では、しばらくいなかった感染者が、新たに2名も出ました。

いずれも感染経路が分かっているようですので、市内での感染ではありませんが、気を抜けない状況だと実感します。


我が家のシャリンバイ




ダイサギ


キジ・・・遠くですね。


東電の退去勧告に従わなかったカラス・・・ヒナが二羽いました。


かなり大きくなっていました。巣立ちまで一か月です。


その容姿や鳴き声で嫌われ者のカラスですが、意外と民謡や童謡で歌われています。

最初に浮かぶのは「からす なぜ鳴くの」で始まる七つの子ですね。

からす なぜ鳴くの からすは山に 可愛い七つの 子があるからよ
可愛い 可愛いと からすは鳴くの 可愛い 可愛いと なくんだよ
山の古巣(ふるす)に 行って見て御覧 丸い眼をした いい子だよ

作詞は、『赤い靴』、『しゃぼん玉』、『こがね虫』、『証城寺の狸囃子』などで知られる野口雨情、大正10年(1921年)の発表でした。
あの鳴き声を「可愛い」と聞く、感性は詩人ならではでしょうか。

「夕焼け小焼けで」で始まる『夕焼け小焼け(夕焼小焼)』もありました。

夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘がなる
おててつないでみなかえろう からすといっしょにかえりましょ

子供がかえったあとからは まるい大きなお月さま
小鳥が夢を見るころは 空にはきらきら金の星

作詞者は中村雨紅、八王子市上恩方町(かみおんがたまち/旧・恩方村)出身の詩人・童謡作家です。
雨紅は毎日職場(小学校教員)に通うため最寄り駅の八王子駅と自宅までの16キロを徒歩で往復したそうです。
この歌は駅から恩方村までの帰路に雨紅が目にした夕焼けの情景が歌い込まれています。

この歌は、関東大震災の一か月ほど前(1923年7月末)に出版されたのですが、出版元は関東大震災で大きな被害を受け、楽譜の紙型から何から一切灰になってしまいました。

不幸中の幸いか、楽譜は既にわずか13部ほど人手に渡っており、それらは奇跡的に焼失をまぬかれていたおかげで、関東大震災を生き延びました。

長くなったので、続きは最後に・・・

鯉の産卵です。




ナガミヒナゲシにミツバチ


バラ咲きのつつじですが・・・葉を見なければ間違えそうですね。





カラスの歌ですが、他にもたくさんありました。

「カラスの赤ちゃん」
からすの赤ちゃん なぜなくの こけこっこの おばさんに
あかいお帽子 ほしいよ あかいお靴も ほしいよと
かあかあ なくのね

縄跳び歌にも・・・
一羽のカラスが かぁ~かぁ
二羽のニワトリ コケコッコー
三は 魚が泳いでる
四は 白髪のおじいさん
五は ごほうびありがとう
六は 牢屋に入れられて
七は かわいい七五三
八は 浜辺の白うさぎ
九は 救急、救急車
十は 十五夜お月様

民謡・俗謡『ズンベラ節』の一節
権兵衛が種まきゃ からすがほじくる
三度に一度は 追はずばなるまい
ずんべら すんべら ずんべら

『案山子(かかし)』
山田の中の 一本足の案山子
天氣のよいのに 蓑笠着けて
朝から晩まで ただ立ちどほし
歩けないのか 山田の案山子

山田の中の 一本足の案山子
弓矢で威して 力んで居れど
山では烏(からす)が かあかと笑ふ
耳が無いのか 山田の案山子

>『冬景色(ふゆげしき)』
さ霧消ゆる 湊江(みなとえ)の
舟に白し 朝の霜
ただ水鳥の 声はして
いまだ覚めず 岸の家

烏(からす)啼(な)きて 木に高く
人は畑(はた)に 麦を踏む
げに小春日(こはるび)の のどけしや
かへり咲(ざき)の 花も見ゆ

嵐吹きて 雲は落ち
時雨(しぐれ)降りて 日は暮れぬ
若(も)し灯火(ともしび)の 漏れ来(こ)ずば
それと分かじ 野辺(のべ)の里

『夕日 ゆうひ』の二番
ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
カラスよ お日を追っかけて
真っ赤に染まって 舞って来い
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む

『いぬのおまわりさん』の二番
まいごのまいごの こねこちゃん
このこのおうちは どこですか
からすにきいても わからない
すずめにきいても わからない
ニャンニャン ニャニャーン
ニャンニャン ニャニャーン
ないてばかりいる こねこちゃん
いぬのおまわりさん こまってしまって
ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン

探せばまだあるかもしれませんね。

では、(@^^)/~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は八十八夜

2020年05月01日 | 徒然なるままに
今日は暑かったですね・・・

ステイホーム七日目です。

五月晴れです。


水が入りだした田んぼが増えてきました。


ハクセキレイ


カルガモ


ダイサギ・・・飾り羽が目立ってきました。


明日当たり田植えでしょうか。


こちらは畦の補修でしょうか。

この畦、昔は鍬で泥をすくって塗り固める畦塗りでしたが、

今は機械で簡単にきれいに塗られている田んぼがほとんどですが・・・この田んぼは機械ではなさそうですね。

「老の腰尚も曲げてぞ畦塗れる」(西山泊雲)

毎年、ここに巣を作ります。


シロツメグサ


矢車草、ハナビシソウ


先週はつぼみが多かったんですが、だいぶ咲きました。










電線が・・・(´;ω;`)ウッ…




ビニールハウスの中には、苗が・・・


圏央道です。月初の週末・・・普段なら渋滞のトラックが並ぶんですが・・・順調に動いています。


青空が、さわやかです。






今日は立春から八十八日目の八十八夜ですね。

今はあまり行われていないかもしれませんが、

「せっせっせーのよいよいよい♪」で始まる手遊びの定番「茶摘み」で歌われてよく知られる雑節です。

立春からの日数を数える雑節には台風を警戒する厄日である二百十日や二百二十日があります。

いずれも古くから農業の要注意日として、特に暦に載せられたといいます。

「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の忘れ霜」とは、急に気温が下がって遅霜(晩霜)が降り、農作物に被害を与えることを警戒した言葉です。

農作物の多くが新芽を出したりして、育ちはじめるころなので、この時期の遅霜は農作物に大きな被害を与えます。

しかし、八十八夜が過ぎれば、遅霜が降りることは少なくなり気候も安定することから、

八十八夜は昔から農作業の目安とされ、農家ではこの頃から本格的に農作業にとりかかり、

霜よけのよしずを外したり、苗代の種まきを始めたりします。

昔のこよみ(旧暦)は、月の満ち欠けに基づいた太陰暦。そのため、実際の季節とかなりずれることがありました。

ちなみに今日は旧暦の4月9日です。夏も近づく・・・からはちょっと離れていますよね。

とくに寒い地方では、こよみだけに頼って農作業の予定を立ててしまうと、思わぬ霜の被害に泣かされる(泣き霜)ことがあったのです。

このような霜の被害に注意を促すために、「八十八夜」が利用されていたとも考えられています。

「当てにせぬ芽が出て八十八夜寒」(能村登四郎)


その「茶摘み」文部省唱歌です。音楽の教科書にも載っている日本の伝統歌ですね。

小学校では、「摘」という感じを習わないため、小学校の音楽の教科書では「茶つみ」と、ひらがな表記になっています。


夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠

日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ


2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。

京都宇治の田原村の茶摘みの様子を歌ったものが元になっていて、

二番の「摘まにゃ日本の茶にならぬ」とある、日本の部分は田原だったようです。

でも、「摘まにゃ日本の茶にならぬ」のが、頑張って日本の家庭のためにお茶を摘んでいる心意気が感じられ、ちょっと嬉しくなる一節ですね。


「摘まるべき茶畑天に至りけり」(森田峠)

では、(@^^)/~~~











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする