今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は七十二候の土脈潤起

2017年02月18日 | 徒然なるままに
久しぶりの曇り


富士山は見えませんが・・・北の方向には上越の山が・・・方向と山の姿から谷川岳じゃないかと思うんですが・・・


朝一番は、ダイサギ

獲ったのは、ドジョウ?うなぎ?

カシラダカ


アカハラ

ツグミの仲間、お腹が赤いのでアカハラ、同じ発想でお腹が白いシロハラもいます。
流石にイメージが悪いのでしょうね、クロハラはいませんでした。

モズ


ヒヨドリ


気の早い菜の花


葦がかられてしまい、止まる場所探しに苦労してました。


カルガモ





梅ですが・・・枝垂れみたいですね。


今シーズンの初収穫です。




今日は二十四節気の雨水、七十二候の土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

「早春の頃暖かな雨が降り、大地がうるおい頃」ですが・・・暦通りの雨とはなりませんでしたが、暖かい曇り空でした。


この七十二候、もともとは中国で季節を表す言葉でした。

気象の動きや動植物の変化を知らせる短文ですが、日本の気候と合わないものもあり、

江戸時代に日本に合わせ、「本朝七十二候」が作成されました。

現在は、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われています。

でっ、中国本来の七十二候は「獺祭魚(だっさいぎょ:獺(かわうそ)魚をまつる)」です。

「獺(かわうそ)が捕らえた魚を並べて食べる」の意味ですが、

カワウソは獲った魚を岸に並べなかなか食べようとしません。

それが祭りの添え物で、カワウソが先祖の祭りをしているように見えます。

冬が終わり、川の氷が融けてようやく思うさま河で漁が出来るようになり、

喜々として魚を捕らえた獺が、獲物を恭しく並べる姿を目にする頃という意味で、

七十二候に採り上げられたのでしょう。

カワウソが一心に魚を並べる様子から「獺祭」は、

詩文を作るときに座の左右に多くの参考書を並べ散らかす様を表す言葉としても使われます。

この私も、このブログを書くために、厚いのは大辞林や歳時記をはじめにいろんな本を、あたりに散らかしています。

同じような事をしていたのでしょうね、正岡子規は住まいを「獺祭書屋」と号していました。

それを真似すれば、我が家は「獺祭襤褸家(だっさいぼろや)」でしょうかね。

一心に調べものをして、気が付けばあたりは開いた参考書でいっぱい、調べ物をしている当人は喜々としていますが・・・

片付ける身になれば・・・冷たい眼差しかな???

「獺祭や枕上には常に辞書」 (松浦敬親)


そういえば、この「獺祭(だっさい)」という名の純米大吟醸酒を山口県の旭酒造が作っています。

しっかりとした旨味と、のど越しが爽やかな、とても美味しいお酒で、

ヨーロッパでもっとも権威ある食品コンクールとされるモンド・セレクションにおいて最高金賞を受賞

インターナショナルワイン&スピリッツコンペティションでも金賞受賞していますが

・・残念ながら飲んだことはありません。


明日は、暖かい日から一転冬に逆戻りですね。

こんな立春を過ぎた寒さを余寒っていますね。

寒(小寒のはじまりから立春の前日まで)の挨拶は「寒中見舞い」ですが・・・

寒を過ぎた後の挨拶は「余寒見舞い」です。


とっ、言うことで「皆様、余寒お見舞い申し上げます。」

では、今日の続きは、また明日(ですが・・・明日は外出の予定で多分お休みm(_ _)m)(´ー`)/~~








































コメント
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