佐渡の翼

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ホテルセルリアンタワー東急のイタリアン   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月14日 06時43分40秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
2月のとある週末。東京マラソンが開催された日曜日、調査員はウエスチンホテルにある中華の名門「龍天門」を訪ねました。予約なしに訪れたところ、午後3時までは満席とのお返事。諦めて、来週の予約をした後、ホテルを去りました。ジョエルロブションの脇を通り、恵比寿駅へ。ミシュランで三ツ星に輝く前は、予約なしでもキャンセルが出た時は入れてくれたのに。。。いまではかなり敷居の高いレストランになってしまいました。

澁谷に出た後、国道246号線沿いにあるホテルセルリアンタワー東急に向かいました。二階にイタリアンレストランの「オリ」というのがありました。ホテル内のレストランだからはずれはまずないだろうなあーという思いで、ガラス張りの店内を眺めたら、客層があまりおよろしくないのです。飲食店は決してみかけで判断してはいけないが、少し嫌あーな予感が。。。

思い切って店内に入り、禁煙席を希望しました。まわりには、大声でしゃべりまくる中年のおばさまの一団、デートカップルらしきパンクファッション風の二人組み、品のなさそうな格好で、店長らしき人を呼びつけて大声でわめきたてるメタボおやじと若いおねーさんのカップルなどなど。客層はお世辞にもおよろしいとは言えません。

ウエイトレスに4500円の「オリランチ」の内容を尋ねたら、「メインのお肉は地鶏の。。」と言い出したので、即座にパス。ではお魚は?と尋ねたら、「鱈の煮込んだものになります」とのお返事。鱈は絶品を佐渡の「一休」さんで頂いたので、これもパス。結局、パスタランチの「菜の花と帆立のオリーブオイル仕立てのパスタ」を注文しました。

まずコーンスープが運ばれてきました。その辺のイタリアンレストランのそれと同等のお味。可もなく不可もなし。次いで、何の説明もなく、ぬーといった感じで無言でウエイターがパスタの皿をテーブルの上に置いて足早に去りました。ミッシェルトロワグロやモナリザのように、くどいくらいのお料理の説明も辟易するが、何も言わないというのもどうかと思う。このお店、接客に問題あり!

肝心のパスタのお味はというと、これが調査員の舌にはやや物足りないのです。平均的なイタリアンレストランのパスタの味なのだが、ピアット鈴木やアロマフレスカなどの一流イタリアンレストランのパスタを食べ慣れた調査員にはやや不満足な味です。これならそこら辺の街の洋食屋さんでも充分味わえるレベルです。もしこのお店が佐渡にあったとして、佐渡の人達が食べたらきっと美味しいと言うだろうなあーという感じの味です。

デザートにマンゴーのパンナコッタが出てきましたが一口食べただけで残しました。ウエイトレスは何も言わずに下げました。「甘い物はお嫌いですか?」くらい聞いてもいいのではないでしょうか?お代は1,560円。非常に安かったが、満足度は低い。

このホテルの二階には、新橋の老舗料亭「金田中 草」や料理の鉄人、陳建一氏の中国料理店などが入居しています。そちらの方は高級そうでしたが、中華や日本食は食べ飽きていたので次回に訪ねることにしました。このホテルの最上階にあるフレンチレストランは★です。




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