午後1時20分頃になったら急に雨が降りだして来た。大慌てでレインコートのフードを被り、大事なカメラが濡れないようにと、両手でそれをしっかりと把持しながら駆け足でホテルへ戻った。部屋に戻った後40分ほどテレビを見ながら休憩した。その間、グローバルデータコムから借りた通信端末でネットに接続しようとしたが、「接続先の通信会社が見つかりません」と言うエラーメッセージが出るばかりで一向に繋がらない。「ロンドンでは繋がったので、繋がらないはずはない」そう思いながら、そうした際のトラブルシューテイングを記載したマニュアルを読みながら、何度か設定を変えたりして試してみたがやはり繋がらない。諦めて日本語対応の出来る現地のサポート会社へ電話してみた。電話は何度かけてもお話し中で繋がらなかったが、何度目かにようやく繋がった。そして「ホテルのロビーで日本人観光客がスマホで通話していたから携帯電話の基地局はあるはずなのでUSB端末でも繋がるはずだ」と主張したら、サポート会社の担当者は「ネット接続用の電波は携帯の電波とは違う周波数の電波を使用しています。従いまして、山間部などのネット接続用電波が繋がりにくい場所では不接続現象は起こりえます」と答えた。バイブリーはそのような地理的な場所にあるので、不接続状態は多分解消すまいと思った。そして明日のロンドンへ帰る列車の中で接続を試みようと思い、バイブリーでのネット使用は諦める事にした。
教会へ向かう道路の途中にあった民家
ツタが絡まっている
ホテルの自室から見た屋上部分
部屋の北側はご覧のように、芝生が生えた崖のような感じになっている
南側の窓